株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 佐谷宣昭、東証1部パイプドHDグループ<証券コード3919>、以下「パイプドビッツ」)が運営する、政治・選挙情報サイト「政治山(せいじやま)」は、2015年8月28日から9月1日にかけて、全国の15歳以上の男女を対象に、デモと政治参加に関する意識調査を実施し2,120名から回答を得ました。本日9月9日に「政治山」で調査結果のサマリー版を公開しました。
 また、議員、候補予定者を対象に、最新の政治山調査結果を関連ニュースとともに解説する「第5回政治山調査レビュー会」を2015年9月18日に開催しますので、併せてお知らせいたします。

▼第31回政治山調査「『デモと政治参加』に関する意識調査-参加者の意識と行動の評価」
 http://seijiyama.jp/research/investigation/inv_31.html


■1.調査ハイライト:デモ参加、男女ともに20代が最多

 安保法制に反対するデモに参加したり、デモを見かけたことがあるかを問うと、「参加したことがある」と回答したのは全体の1.8%となり、年代別では、男性20代4.3%、女性20代3.3%が最多で、最も少ないのは40代以上の男性1.6%、50代女性0.0%となりました。男性平均は2.4%、女性平均は1.2%と男性の半数になりました。
 同様の設問に「街で見かけたことがある」と答えたのは全体の12.1%で、男性では30代19.0%、女性では19歳以下20.6%が最多で、男性平均は14.9%、女性平均は9.9%でした。


■2.調査ハイライト:「デモを支持する」26.2%、「支持しない」35.0%

 安保法制に反対するデモへの支持を問うと、「支持する」13.8%、「どちらかといえば支持する」12.4%、「支持しない」28.7%、「どちらかといえば支持しない」6.3%となりました。
 性別・年代別にみると、「支持する」と回答したのは男性では60歳以上が31.0%と最も高く、50代21.2%と続きました。女性でも60歳以上が21.2%と最も高く、40代と50代が10.4%で並ぶ結果となりました。
 一方で、「支持しない」と答えたのは、男性では40代37.5%と30代37.0%がひときわ高く、「どちらかといえば支持しない」と合わせると4割を超えています。女性では19歳以下31.0%が最も高く、20代29.3%が続きました。


■3.調査ハイライト:4割超が「世の中が変わるとは思わない」

 デモへのイメージを問う設問で「デモをしても世の中が変わるとは思わない」と回答した人をみると、 全体では「そう思う」17.9%、「どちらかといえばそう思う」25.4%を合わせてデモの効果に懐疑的な人が43.3%で多数を占めました。一方で、「そうは思わない」16.7%、「どちらかといえばそうは思わない」12.4%を合わせた肯定的な回答は29.1%にとどまりました。なお、「どちらとも言えない」は19.0%、「答えたくない」は8.5%でした。
 性別・年代別にみると、「そう思う」と回答したのは男性20代26.2%が最も多く、40代25.5%が続きました。女性では40代の20.8%が最も多く、30代20.2%と続きました。最もデモ参加者の多かった20代男性が、最もデモの効果に懐疑的であることがうかがえる結果となりました。


■4.会員限定詳細レポート

 政治山会員(会員タイプ:政治家)限定で、本調査の詳細版を提供しています。レポートは、性別や年代、地域や支持政党ごとに、各設問をクロス集計した分析と考察をしており、国民がどのような意識を持っているのか知りたい方におすすめです。議員や候補者の方で政治山会員未登録の方は、ぜひこの機会にご登録ください。

▼ご参考:直近のレポート
・「ふるさと納税」に関する意識調査~利用者の属性と納税意識の変化~
・緊急経済対策「プレミアム商品券」に関する意識調査~購入者の属性と利用状況
・若者の政治参加に関する意識調査~未成年から見た「18歳選挙権」

▼議員向け会員登録のススメ
http://seijiyama.jp/member/lp201503/


■5.第5回政治山調査レビュー会 開催概要
https://www.facebook.com/events/159513084387739/

 政治山では、2011年3月の開設以来、300回超、累計100万人超の規模で有権者の意識調査を実施し、有権者の動向を集計・分析してまいりました。
 今回は「第5回政治山調査レビュー会」と題して、シニアマネジャーの市ノ澤充が最新の政治山調査結果を関連ニュースも交えて解説したうえで、調査結果から読み取ったものをどのように政治活動に生かすことができるのか、今後の政局や有権者の動向などについて参加者とともにディスカッションします。
 少人数制での開催ですので、お早めにお申し込みください。

[名称]
第5回政治山調査レビュー会「デモと政治参加に関する意識調査を読み解く」

[日時]
2015年9月18日(金)18:15~19:50(受付開始18:00)

[会場]
株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー
東京都港区赤坂 2-11-15 第2堀内ビル 2階
【アクセス】東京メトロ南北線・銀座線 溜池山王駅徒歩1分

[プログラム]
18:00 受付開始
18:15 調査発表
19:00 意見交換
19:45 総括と次回案内
19:50 閉会
20:00 懇親会(参加任意、実費負担)※当日受付にて、別途お申込ください

[対象]
政治山政治家会員 ※現職議員または候補予定者の当日入会も可能です

[参加方法]
Facebookのイベントページから参加表明していただくか、政治山へのお問い合わせWebフォームから、内容詳細欄に「9月18日レビュー会への参加希望」とご記入のうえ送信してください。
▼FacebookイベントページURL
https://www.facebook.com/events/159513084387739/
▼お問い合わせフォームURL
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ldsi-qikak-4071a3016c0281ebaf84a9e743e170ee

[定員]
5名~10名(先着順)

[参加費]
500円(資料代)

[主催]
株式会社パイプドビッツ 政治山カンパニー


■6.調査概要

[対象者]
全国の15歳以上の男女

[回答者数]
n=2,120

[調査期間]
2015年8月28日~9月1日

[設問内容]
【全体集計結果】
・基本属性(性別・年代・地域・職業・未既婚・子供の有無)
・あなたが支持する政党について、お聞かせください。
・原発や安保法制に関するデモが話題となっていますが、あなたは以下のデモに参加したり、
 デモを見かけたりしたことがありますか。
 安保法制への反対デモ/安保法制への賛成デモ/原発反対デモ/原発賛成デモ/反韓デモ/反韓デモへの
 カウンターデモ/反米デモ/反米デモへのカウンターデモ
・あなたは以下のデモについて、どのように思いますか。
 安保法制への反対デモ/安保法制への賛成デモ/原発反対デモ/原発賛成デモ/反韓デモ/反韓デモへの
 カウンターデモ/反米デモ/反米デモへのカウンターデモ
・あなたはデモについて、どのようなイメージを持っていますか。
・あなたは次のようなことを、どのくらいの頻度で行いますか。
 学校や職場で直接話をする/家族や友人と直接話をする/LINEのグループで発言する/LINEのグループで他人の
 意見を読む/Facebookで発言する/Facebookで他人の意見を読む/Twitterで発言する/twitterで他人の意見を
 読む/2ちゃんねるで発言する/2ちゃんねるで他人の意見を読む

▼以下、デモに否定的ではない人を対象とした設問
 ・わが国の最低賃金は全国平均で798円とされていますが、あなたがデモに参加する際、
  1時間あたりいくらの賃金を貰えれば参加してもよいと思いますか。
 ・あなたは高校生のデモ活動への参加について、どのように考えていますか。
 ・学生がデモに参加することで学業や就職に影響を及ぼすのではという声も聞かれますが、
  実際にはどのような懸念があると思いますか?

【クロス分析結果】
・「性別/年代」、「職業」、「支持政党」と各設問との関連性

[調査手法]
インターネット調査(政治山リサーチ)

[実施機関]
株式会社パイプドビッツ


■7.政治・選挙情報サイト「政治山」とは

 政治山は、政治行政の情報を収集し、市民が判断できる状態に整理して公開することで政治参加の格差を縮めることを目指して、2011年3月に誕生した政治・選挙情報サイトです。また、来たるべきネット投票の実現にむけて、政治活動と選挙活動におけるネット活用の普及に努めています。

▼政治山
http://seijiyama.jp/



■ 「政治山」に関するお問合せ先
株式会社パイプドビッツ 
政治山カンパニー 担当:市ノ澤、緑川
受付時間:平日10:00~18:00(12/28~1/3を除く)
TEL:03-5549-1740
E-mail :seijiyama@pi-pe.co.jp



■ 報道関係者様お問合せ先
株式会社パイプドビッツ http://www.pi-pe.co.jp/
経営企画室 広報担当:立花
TEL:03-5575-6601 FAX:03-5575-6677
E-mail :pr@pi-pe.co.jp
※記載された社名や製品名は各社の登録商標または標章です。




情報提供元: Dream News