概要

◆当資料では炭酸飲料として、コーラ炭酸、透明炭酸、果汁炭酸(果汁入炭酸・果汁着色炭酸)、食系栄養炭酸、機能系炭酸、乳性炭酸、その他炭酸をまとめている。


◆炭酸飲料の総市場は、2014年度で前年比3.9%減の6,350億円となり、2012年度から続くプラス成長に歯止めがかかった。主な要因としては、消費税の引き上げや夏場の天候不順による需要の低迷、主要メーカーの変則決算による影響などが挙げられる。


◆2015年度は前年比6.2%増の6,746億円となり、前年を上回る見込み。主要カテゴリーにおいて大型新製品の投入が活発で、市場は活性化すると見られる。具体的には、コーラ炭酸の「コカ・コーラ ゼロ」(日本コカ・コーラ)、「ペプシストロング(ゼロ)」(サントリー食品インターナショナル、果汁炭酸の「メッツ」(キリンビバレッジ)、「レモンジーナ」(サントリー食品インターナショナル)が、発売当初から好調に推移しており、炭酸飲料市場を牽引すると見られる。


◆これら新製品の共通点としては、炭酸の刺激に訴求ポイントを見出している点が挙げられる。すなわち、“強炭酸”や“微炭酸”、“強カフェイン”、“アルギニン配合”といったように、炭酸の独自価値ともいえる刺激に着目。とくに、“強炭酸”を訴求した新製品の投入が顕著となっている。そこで、当資料では、“強炭酸”、“強カフェイン”、“アルギニン”といった刺激を強めた商品を「ストロングタイプ」、“微炭酸”で刺激を和らげた商品を「ソフトタイプ」、それ以外を「スタンダードタイプ」に分類。これら3つの市場を分析したところ、2015年度はストロングタイプにおいて前年比57.2%増の伸長が見込まれる。


◆このほか、当資料では炭酸飲料の種類別販売規模やポジショニング、種類別の商品傾向などを調査・分析。加えて、主要8社の新製品展開状況や商品政策などをまとめて、今後の炭酸飲料市場の動向を分析している。

TPC市場調査レポート

「2015年 炭酸飲料市場マーケティングデータ」

―刺激を強めたストロング訴求が活発化!―

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資料体裁:A4判128頁

発 刊 日:2015年8月12日

頒   価:87,000円(税抜)


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情報提供元: Dream News