株式会社アイティフォー(東京都千代田区、代表取締役社長:東川 清)はクラウド上のシステムを複数の企業で共同利用することにより従来の6~8割という低価格な利用料を実現する小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)クラウド」の本格販売を本日より開始します。中小規模の企業様にRITSを手軽にご利用いただくため、2店舗までの百貨店および200店舗までの専門店チェーンを対象(注1)とした新製品です。本格販売に先立ち、すでに群馬県のスズラン百貨店様など2つの百貨店および専門店チェーンの3社から本製品を受注済みです(注2)。本製品は従来のRITSと同様に商品管理、販売管理、顧客管理をはじめとする小売業に必要なすべての機能を網羅しており、低コストで本格的な基幹システムを導入できることが特長です。利用料は税抜きで月々110万円から(注3)。本日より今後3年間で合計12社から受注することを目標とします。


◆監視サービス付きで従来の6~8割という低価格な利用料

 従来型の小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)」はリアルタイム処理など、小売業が必要とする本格的な機能をリーズナブルな価格で導入できるパッケージソフトとして、オンプレミスやプライベートクラウドにより地方百貨店で10社、専門店チェーンで6社に導入されるなど高い支持をいただいています。今回の新製品はBCP対応のデータセンターで共同利用のシステムを運用し、当社が24時間365日の監視サービスおよびメンテナンスを行うものです(注4)。共同利用の形態を取ることによりオンプレミスやプライベートクラウドに比べ6~8割という低価格を実現しました。


◆パッケージソフトの特長を生かし、ローコストで法改正対応などを実現

 クラウドの特長を生かし、常に最新の機能をご利用いただけます。また、パッケージソフトの特長を生かし、消費税率改定などの法改正にもローコストかつタイムリーな対応が可能です。共同利用のメリットにより1ユーザー企業あたりの開発費負担をさらに低く抑えます。法改正に伴うシステム改変や新機能の追加については、当社が定期的に開催するユーザー会の総意で決定します。


◆小売業に必要な機能を網羅、本格的な基幹システムを

 売場ごとの収益や商品の動き、顧客購買動向のリアルタイム処理を実現、商品管理・販売管理・顧客管理など必要な機能を網羅したシステムです。電子マネーの決済機能やポイント管理機能、自社クレジット、まとめ販売や組み合わせ販売といった多様な販売促進機能や売場分析機能を手軽に導入していただくことができます。インバウンド消費(訪日外国人による消費活動。通称爆買い)の消費税免税にも対応しています。


(注1)ご利用いただけるのは2店舗かつ売上高300億円までの中小規模百貨店、200店舗かつ売上高200億円までの中小規模専門店チェーンを対象としています。いずれもPOSレジおよび接続PC台数はそれぞれ200台以下とさせていただいております。大型百貨店、大型チェーン店へはスペックを担保するためにオンプレミスまたはプライベートクラウドでのご提供となります。

(注2)スズラン百貨店様では9月からの稼働を予定しており、残り2社も順次稼働予定です。

(注3)5年間契約です。POSレジなどのハードウエア代金および回線使用料は別途となります。

(注4)共同利用でありながらもメンテナンス時のシステム停止時に、他のユーザー企業に影響を与えないようにするため、およびセキュリティ強化のためハードディスクはユーザー単位としています。


【プレスリリースURL】http://www.itfor.co.jp/ne/news/index.asp?nr=150814a 


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株式会社アイティフォー(東証第一部 4743)
東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
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情報提供元: Dream News