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オーバム社はビッグデータソフトウェア市場成長率を50%と予測
2015年7月8日 メルボルン発-

情報マネジメントソフトウェア*の市場規模と成長予測に関するオーバムの最新レポートでは、ビッグデータソフトウェア市場は2019年までにほぼ6倍に成長すると見ています。

プラクティス・リーダーでレポートの共同執筆者であるトム・プリングルは、「ビッグデータの実験的な時期は終わりに近づき、企業や組織ではビッグデータテクノロジーを正式に利用して、期待されているビジネス価値を実現しようとしています。」と述べています。

2015年にはビッグデータソフトウェアは情報マネジメント市場全体の小さな部分に過ぎませんが、2019年まで年間平均成長率50%で伸びますます重要な役割を果たすことになり、2019年までには多くの企業にとってビッグデータアナリティックスはコアケイパビリティとして位置づけられるだろうとレポートでは強調しています。

プリングルによると、「オープンソーステクノロジーとしてのビッグデータはこれまでもアクセス可能でしたが、市場における大きな経済的インパクトを創造することはありませんでした。この状況は変わってきているとオーバムは考えています。企業向けHadoop ディストリビューションや、テクノロジーを可能にし拡大させる急成長中のエコシステムが、ビッグデータの輝かしい将来を示しています。」

レポートでは、情報マネジメントソフトウェア市場全体では年間平均11%という高い成長率で成長するとしています。ビッグデータ成長の大きなインパクトの他にも、ビジネスインテリジェンス(BI)とアナリティックスが成長に大きく寄与して、2015年の市場規模158.5億USドルは2019年までにはほぼ2倍になるでしょう。プリングルは「セルフサービスBI はユーザーに全く新しい世界を提供し、市場の拡大を押し進めています。」また「より使いやすいセルフサービスツールがメインとなり、クラウドやモバイルへの移行がアクセシビリティをもたらし、この市場の成長の障害となるものは除かれてきています。」と述べています。

日々のデータマネジメントは引き続きこの市場の最大部門であり、レポートによれば2015年にこれに使われた総額241億USドルの40%以上にのぼっています。「情報マネジメントのうち最大の支出額を占めるデータマネジメントは今後も強く伸び続け、2019年まで年間平均成長率は9%となるでしょう。この成長はデータボリュームの拡大だけでなく、より一層異質化したデータタイプを管理したり、こういったデータが生み出されるスピードに対応したりという新たなチャレンジをも物語っています。」とプリングルは結論しています。

-以上-

* オーバムソフトウェア市場予測:2015年情報マネジメント
オーバムのソフトウェア市場予測は、オーバムのソフトウェアリサーチ分野について市場規模と成長予測を提供しています。情報マネジメント市場予測は、ビッグデータ、ビジネスインテリジェンス・アナリティックス、データマネジメント、企業コンテンツマネジメント、企業パフォーマンスマネジメントについて、2014年のデータから2019年の予測までを提供いたします。


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情報提供元: Dream News