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概要
◆主に貼付剤と塗布剤を対象とする皮膚外用薬市場は、日・米・欧の3極で前年度比0.2%減の1兆3,162億円(2014年度)とほぼ横ばい推移となった。また、同市場を局所作用型あるいは全身作用型に分類すると、局所作用型が同1.6%減の7,963億円、全身作用型が同2.0%増の5,199億円となり、全身作用型の市場規模が僅かに拡大する結果となっている。
◆局所作用型では、ざ瘡・酒さ治療薬、角化症治療薬および抗真菌剤・抗ウイルス薬市場が引き続き拡大傾向。ざ瘡・酒さ治療薬では米国・欧州で酒さ治療薬の上市が活発化しており、市場規模の拡大に貢献している。また、抗真菌剤・抗ウイルス薬では、日本・米国で外用爪真菌治療薬の「Jublia」/「クレナフィン」が上市され、同市場の底上げに寄与している。一方、開発面では、乾癬やアトピー性皮膚炎等、皮膚疾患のアンメットメディカルニーズを充足する新薬が多くなっている。
◆全身作用型では、CNS領域および疼痛・麻酔領域の市場規模が拡大している。特にCNS領域では、経口剤、注射剤に比べ、利便性に優れ、副作用も軽減されることから、介護現場を中心に処方が大きく拡大している。開発面では、日本を中心にCNS領域の新薬が多くなっているが、海外では骨粗鬆症やII型糖尿病等、これまで経皮吸収製剤として製品化されていない領域の開発が進んでいる。今後は、こうした新領域の皮膚外用薬を製品化することが期待され、これにより同市場の規模拡大に繋がるとみられる。
◆当資料では、皮膚外用薬の市場および開発動向を日・米・欧3極で調査・分析。さらに、企業別データとして国内企業、海外企業の計30社の製品展開、開発状況及び販売高をレポートしている。
【調査対象】
◆局所作用型
(抗菌剤、抗真菌剤、NSAID、副腎皮質ホルモン剤、
ざ瘡・酒さ治療薬、角化症治療薬(乾癬)、
疼痛治療薬・麻酔薬、その他)
◆全身作用型
(CNS、循環器、内分泌・婦人、疼痛・麻酔、その他)
TPC市場調査レポート
「2015年 世界の皮膚外用薬市場」
―経皮吸収技術の発達で可能性が広がる皮膚外用薬市場―
詳細はこちら>>http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr310150234
資料体裁:A4判141頁
発 刊 日:2015年6月25日
頒 価:87,000円(税抜)
【会社概要】
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