EIM(エンタープライズ情報管理)ソリューションのリーダーであるOpenTextグループ(本社:加オンタリオ州ウォータールー)のGXS株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:早川典之、以下OpenText GXS)は本日、世界的な電機メーカーのシュナイダーエレクトリック(本社:フランス・リュエイユ=マルメゾン)が、グローバルなサプライチェーン・プラットフォームの実現に向け、OpenText Cloudを採用したことを発表しました。シュナイダーエレクトリックの現在の年間売上高は240億ユーロ以上で、全世界での従業員数は15万人を上回ります。

初期段階の実装が成功したことから、シュナイダーエレクトリックは、OpenTextとの関係を拡大し、同社のグローバルなサプライチェーン・プラットフォームの基盤として、OpenText Managed Services(*)を使用することになりました。

シュナイダーエレクトリックのITサプライチェーン担当ディレクター、Philippe Azoulay氏は、次のように述べています。「シュナイダーエレクトリックが探し求めていたのは、企業間(B2B)ワークフローの管理プラットフォームをクラウド上で提供してくれるだけでなく、当社のグローバル・オペレーション全体を通じて協業が可能な、信頼できるパートナーでした。その点、OpenTextとはパートナーとして良好な関係を築けており、同社のB2B統合に関する専門知識とサービスの質の高さが、ソリューション導入規模の拡大において大きな決め手となりました」

シュナイダーエレクトリックのグループ全体で共通のサプライチェーン・プラットフォームを使用することで、世界各国のB2B物流業者の間で重要な情報交換を行いつつ、銀行間送金など、これまでにない様々な処理を実行することもできます。

OpenText Managed Servicesは、すでに導入されているOpenText Process Suiteの補完的な役割を持ちます。これにより、シュナイダーエレクトリックは、物流業者やビジネスアプリケーションの全体を網羅する形で、ビジネスプロセスの基準を策定することができます。

シュナイダーエレクトリックがOpenTextのクラウドサービスを採用した理由については、数多くの具体的なメリットを決め手として挙げています。「デジタルファースト」の世界の実現に向け、グローバルなサプライチェーン・プラットフォームの変革に取り組む同社にとって、以下の要素が欠かせない要件となっています。
・ サプライチェーン全体を通じ、サービス品質と顧客満足度を向上
・ 顧客、取引パートナー、シュナイダーエレクトリック間で効率的なネットワークとコミュニケーションを実現し、企業間取引におけるリアルタイム監視の可視性を向上
・ 既存プロセスの移行と並行して、銀行間送金などの新規プロジェクトを実行
・ シュナイダーエレクトリックの全世界の全オペレーションを対象に、サプライチェーンのパフォーマンスとグローバル会社という強みを拡大

Philippe Azoulay氏は、次のようにも述べています。「課題となり得るのは、100台以上の情報システム間で情報交換を行えるようソリューションを拡張しながら、時間の制約にも対応することです。OpenTextのクラウドサービスを通じ、統合サービスの実装・導入作業を簡素化、変革、迅速化することで、物流に携わるお客様は、情報フローをグローバルで共有しつつ、総所有コストを抑えることができます」

OpenText Managed Servicesは、クラウドベースの強力なB2B統合ソリューションのOpenTextTM Trading GridTMを活用しており、エンタープライズ向けの統合技術によって、ビジネスパートナーと迅速、安全、効率的なつながりを実現しています。OpenText Trading Gridは拡張性にも優れており、多国籍のB2Bエコシステム全体を対象としたデジタルなビジネスネットワークの管理にも、特定のプロジェクト、地域、取引パートナーの小規模なサブセットの処理にも対応します。OpenText Cloudの構成要素であるOpenText Trading Gridを使用することで、企業はEDI、XML、FAX、電子メールを使用したドキュメントの交換が可能となり、調達から支払いまでのビジネスプロセスを自動化できます。OpenText Cloudは、世界60万社以上の企業を対象に、年間160億件以上のトランザクションを処理しています。


OpenText GXSについて
OpenText Corporation(NASDAQ:OTEX、TSX:OTC)の100%子会社であるOpenText GXSは、世界最大の統合クラウド、OpenText Trading Gridを運用する、B2Bデータ連携・統合サービスのリーディングプロバイダーです。新たにOpenTextグループの一員となり、OpenText Information Exchange Suiteの一翼として、取引をスピードアップする製品の包括的な統合スイートを提供します。このスイートは、セキュアなメール、大規模なファイル転送、ファックス、EDI、通知などのメッセージングおよびB2Bデータ連携・統合サービスのすべてを1つのプラットフォームに統合し、多対多の取引を実現します。クラウド、オンプレミスのいずれにおいても、Information Exchange Suiteを使用することで、企業は情報のデリバリを迅速化・制御し、機密性や複雑性の高いコミュニケーションのセキュリティと信頼性を強化できます。詳しくは、http://www.opentext.comをご覧ください。Twitter(http://twitter.com/opentext)、LinkedIn(http://www.linkedin.com/company/opentext)でもさまざまな情報(英語のみ)を提供しています。
また、日本国内においては、OpenTextグループでECMおよびBPM製品を中心に、EIMソリューションの販売やサービスを提供しているオープンテキスト株式会社、EIMの重要な要素の1つであるクラウドサービスの分野において、クラウド型メッセージングサービスを提供するEasyLink社(日本法人:エクスパダイト株式会社)、B2Bデータ連携(EDI)サービスを提供しているGXS株式会社が、各事業間の相乗効果を高めながら、日本のお客様に価値あるソリューションを提供しています。

*日本においては、GXS株式会社がOpenText Managed Servicesを提供しています。
【ご参考】 エクスパダイト株式会社 http://easylink-marketing.jp
【ご参考】 オープンテキスト株式会社  http://www.opentext.co.jp


本件に関する報道関係のお問合せ先
GXS株式会社 マーケティング部 石黒 佐知子
TEL: 03-4560-7806  Email: otj-pr@opentext.com
http://www.gxs.co.jp/

オープンテキスト株式会社広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 タレイ・高科・田中
TEL: 03-5159-5750  
Email:OpenTextJP@hoffman.com

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情報提供元: Dream News