ケンビューがマイクロソフトとの5年間の提携を発表、デジタル業務の変革へ
ニュージャージー州、サミット--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --Tylenol®（タイレノール）、Neutrogena®（ニュートロジーナ）、Listerine®（リステリン）などのコンシューマー・ヘルス製品を手掛けるケンビュー（NYSE：KVUE）は、マイクロソフトとの5年間にわたる提携を発表しました。この提携は、先進的な人工知能（AI）技術を活用し、デジタル業務の変革に向けた強固な基盤を構築していくことを目的としています。これらの技術には、機械によるコラボレーション、予測分析、スマート・エージェント、デジタル・ツイン、生成AIなどが含まれます。ケンビューは、予測機能やAI支援機能を進化させることで、商業、業務、技術の各分野においてイノベーションの新たな基準を打ち立て、最終的には消費者体験を向上させ、生産性を改善し、持続的な成長を実現することを目指しています。
今後5年間で、ケンビューはMicrosoft Azureの適用範囲を拡大し、データ分析やAIを含む幅広いサービスに活用していく予定です。Azureサービスの統合により、予測機能と人と機械における提携が強化されます。さらにケンビューは、イノベーションの推進、市場戦略の洗練、顧客体験の向上、営業活動の最適化を通じて、世界中の消費者に日常のケアの力を届けることを目指しています。
リアルタイムのアルゴリズム機能やAI/生成AIを活用したソリューションを取り入れ、Azureへ移行することで、ケンビューは以下を可能にします。
製品開発の加速、処方の改良、臨床研究データの最適化によって、消費者が最先端のヘルスケア・ソリューションを利用できるようにします。
データ駆動型の市場投入戦略を進化させ、消費者体験のパーソナライズ、製品提案の最適化、オムニチャネルでのエンゲージメント強化を実現します。
高度な予測技術とインテリジェントな自動化によるアルゴリズム販売を通じて、顧客との連携を深め、小売分野での卓越性と可視性を向上させることで、在庫管理の改善と廃棄の削減を図ります。
事業プロセスをさらに最適化し、効率性を高めることで新たな成長機会の創出を目指し、新たなプラットフォームや新興技術の導入を進めます。
「今回のエキサイティングな提携は、ケンビューがコンシューマー・ヘルス分野で揺るぎないリーダーとなるための歩みに大きく貢献するでしょう」と、ケンビューの最高技術・データ責任者（CTDO）であるベルナルド・タバレスは述べています。「ケンビューのデータとAIの力を活用することで、当社チームによる製品開発の加速、意思決定の最適化、そしてシームレスでパーソナライズされた消費者体験の創出を可能にしており、同時に、消費者のプライバシーと信頼を常時最優先に配慮しています。私たちは、デジタル業務の変革を通じて予測型のビジネス・ソリューションを生み出し、日々、より多くの消費者の支持を獲得することを目指しています。」
マイクロソフトのグローバル・インダストリー・ソリューション担当コーポレート・バイスプレジデントであるシェリー・ブランステン氏は、次のように付け加えました。「この提携はAIがもたらす変革の可能性を示すものです。私たちは協力して、予測機能と人と機械による提携が強力かつ信頼できるツールとして機能し、消費者の健康を向上させ、画期的なイノベーションを実現する未来の構築に取り組んでいます。」
ケンビューはすでに、サプライチェーンや業務、コンテンツ制作、さらには生産性向上のさまざまなユースケースにおいて、Microsoft Azure AI、Microsoft 365 Copilot、Copilot Studioを統合したシステムやツールの導入を試験的に進めています。ケンビューは、同社のデジタル・パートナー・エコシステムとともに、予測機能やAI支援機能を進化させることで、コンシューマー・ヘルス分野におけるイノベーションの新たな基準の確立を目指しています。
ケンビューについて
ケンビューは、売上高ベースで世界最大のコンシューマー・ヘルス専業企業です。当社を代表するAveeno®、BAND-AID®ブランド、Johnson’s®、Listerine®、Neutrogena®、Tylenol®などのブランドは、100年を超える伝統を基盤に、科学的に裏付けられ、世界中の医療専門家から推奨されています。私たちは、日常的なケアの素晴らしい力を信じており、当社チームはその力を消費者のもとに届け、心と家庭に寄り添うために、日々尽力しています。詳細はwww.kenvue.comをご覧ください。
将来の見通しに関する記述についての注意事項
本プレスリリースには、ケンビューのデジタル業務を変革するためのマイクロソフトとの5年間の提携に関して、1995年私募証券訴訟改革法に定義される「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述は、「計画している」「期待している」「予定である」「予測している」「見積もる」、およびその他同様の意味を持つ表現を用いることで識別される場合があります。これらの将来の見通しに関する記述に過度に依存しないようご注意ください。これらの記述は、将来の出来事に関する現時点での予測に基づいています。前提となる仮定が不正確であった場合や、既知または未知のリスクや不確実性が現実のものとなった場合、実際の結果はケンビューおよびその関連会社の予想や見通しと大きく異なる可能性があります。
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