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シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --利用性が高くスケーラブルなシングルセル・シーケンス・ソリューションを提供する大手企業のパース・バイオサイエンシズは、米国特許商標庁(USPTO)の特許審判部(PTAB)が、テンエックス・ゲノミクスの特許第10,697,013号および第10,240,197号の全請求項を無効とする最終決定書を発行したことを発表しました。昨年のテンエックス・ゲノミクスの特許第10,155,981号の無効化と合わせて、パース・バイオサイエンシズは、テンエックス・ゲノミクスがパース・バイオサイエンシズの製品に対して主張するすべての請求項を無効とし、シングルセル領域における継続的革新を推進するパース・バイオサイエンシズの機能をさらに強化することになりました。
テンエックス・ゲノミクスは、自らの特許の擁護のため、査読付き文献の公開日について異議を唱えるなど、無益な主張を数々と展開しました。PTABは、パース・バイオサイエンシズによる証拠が、テンエックス・ゲノミクスの主張を却下する「決定打」となったと述べています。さらに、最終決定書では、特許明細書はシングルセル解析に着目しておらず、むしろ関連性のない方法が記載されていると述べています。
パース・バイオサイエンシズの最高経営責任者であるアレックス・ローゼンバーグ博士は、「我々は、特許審判部による今回の決定をうれしく思っており、シングルセル・ゲノミクス領域における当社の独自の地位をさらに証明することができました」と述べて、「当社では、費用のかかるマイクロ流体技術を必要とすることなく、シングルセル・シーケンシングをよりスケーラブルなものにする、他社とは根本的に異なるソリューションを提供しています。今回の決定は革新に報いるものであり、最先端の新規ツールへのアクセスを促進するものです。これは研究コミュニティーにとって勝利であると言えます」と述べています。
パース・バイオサイエンシズについて
パース・バイオサイエンシズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速させることを使命として世界的に活動するライフサイエンス企業です。研究者が、今までにない規模と容易さでシングルセル・シーケンシングを行えるよう支援しています。その先駆的なアプローチが、がん治療、組織の修復、幹細胞治療、腎臓および肝臓疾患、脳の発達、免疫システムといった分野での画期的な発見を可能にしています。
パース・バイオサイエンシズは、共同設立者であるアレックス・ローゼンバーグとチャールズ・ロコがワシントン大学で開発した技術を活用し、1億ドルを超える資金を調達し、現在では世界中で2,500社を超える顧客を抱えています。拡大を続ける同社の製品ポートフォリオには、「Evercode Whole Transcriptome」、「Evercode TCR」、「Evercode BCR」、「CRISPR Detect」、「Gene Select」、インタラクティブなデータ解析ソリューションである「Trailmaker」などが含まれます。
パース・バイオサイエンシズは最近、シアトルの活気あるサウスレイクユニオン地区で拡張を行い、新本社と最先端の研究所を構えました。詳細情報については、 https://www.parsebiosciences.com/ をご覧ください。
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Kaitie Kramer
kkramer@parsebiosciences.com