- 週間ランキング
パシフィコ・メキシノールが操業を開始すれば、単一超低炭素化学施設としては世界最大となる予定で、天然ガスと炭素回収技術によって、年間約35万メトリックトンのグリーンメタノールと180万メトリックトンのブルーメタノールを生産することが見込まれています。
トランジション・インダストリーズの最高経営責任者(CEO)であるロメル・ガロは、次のようにコメントしています。「世界有数の化学品メーカーおよび販売業者である三菱ガス化学株式会社との長期メタノール販売契約へ向けた意向表明書を発表でき、嬉しく思います。気候変動への取り組みと、太平洋地域への超低炭素メタノールの供給という共通の目標に向けてMGCと協力できることは、当社にとって光栄なことです。」
MGCのC1ケミカル事業部長である内藤昌彦氏は、次のように述べました。「三菱ガス化学は、メタノールの世界的な主要生産者および供給者として、メタノール供給の低炭素化の推進を最優先しており、持続可能な世界へ貢献することを目指しています。この目標に向けてトランジション・インダストリーズと協力し、社会へ価値を生み出していくことを非常に楽しみにしています。」
パシフィコ・メキシノールは2025年初頭に着工し、2028年に商業運転が開始される予定です。
三菱ガス化学株式会社について
三菱ガス化学株式会社(MGC)は、製品の90%以上を独自技術によって製造する、ユニークな技術志向型メーカーです。MGCは、新たな技術と価値の創造に取り組んでおり、メタノール、キシレン、過酸化水素といった基礎化学品から、エンジニアリング・プラスチック、プリント配線板材料、脱酸素剤といった高機能製品まで、幅広い製品を取り扱っています。MGCは、化学を通じて多様な価値を創造し、社会の成長と調和に貢献していきます。
Transition Industries(トランジション・インダストリーズ)について
テキサス州ヒューストンに拠点を置くトランジション・インダストリーズは、テキサス州ヒューストンに本社を置き、気候変動に取り組み、環境と社会の持続可能性を促進するため、北米で世界規模の炭素排出量ネットゼロのメタノールと水素プロジェクトを開発しています。パシフィコ・メキシノールまたは当社に関する詳細については、Eメール(inquiries@transitionind.com)にてお問い合わせください。
国際金融公社(IFC)について
国際金融公社(IFC)は、世界銀行グループの一員であり、新興市場の民間部門に特化した最大の世界的開発機関です。当機関は100カ国以上で活動し、資本、専門知識、影響力を生かして、開発途上国で市場と機会を創出しています。2024会計年度、IFCは開発途上国の民間企業および金融機関に対する過去最高の560億ドルを達成しており、住みやすい地球上で貧困のない世界を実現するべく、民間部門のソリューションを活用し、民間資本を流通させています。詳細については、www.ifc.orgをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。