この認証により、ベリシリコンの車載機能安全ADASカメラISPソリューションにおける優位性をさらに強化



上海--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ベリシリコン(688521.SH)は、同社のデワープ処理IP「DW200-FS」がISO 26262 ASIL Bの自動車機能安全認証を取得したと発表しました。この認証は、国際的な検査および認証機関であるテュフ・ノルド(TÜV NORD)が発行したものです。


ベリシリコンのDW200-FS IPは、高度なピクセル・マッピング・アルゴリズムとキャッシュ・ベースのデータ・プリフェッチ・アーキテクチャを活用し、画像歪み処理において高効率と超低帯域幅消費を実現しています。DW200-FS IPは、1x1、4x4、16x16を含む複数のグリッド・サンプリング仕様をサポートし、様々なアプリケーション・シナリオにおいて処理精度と帯域幅の最適なバランスを達成します。その高性能なピクセル・マッピング機能は、魚眼レンズや広角レンズによる歪みの補正、鳥瞰図(BEV)のマルチ画像スティッチングのサポート、投影や拡張現実(AR)ディスプレイの事前歪み調整などに幅広く使用できます。さらに、DW200-FS IPは、6チャンネルの高性能YUV画像スケーリング・エンジンを内蔵しており、画像信号プロセッサや歪み処理エンジンとの直接接続が可能です。そのマルチ解像度出力は、AI分析と認識のパフォーマンスをさらに向上させます。


ベリシリコンのDW200-FS IPと画像信号処理(ISP)ISP8200-FSシリーズIPがISO26262認証を取得しました。これにより、同社の車載グレードのビデオ・インターフェイスIPおよびRAWデータ圧縮IPと組み合わせることで、ベリシリコンはカメラ向けの包括的な車載機能安全ISPソリューションを提供します。


ベリシリコンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼知的財産部門ゼネラル・マネジャーであるウェイジン・ダイは、次のように述べています。「効率的で強力なデワーピングは、先進運転支援システム(ADAS)カメラ・システムの開発に不可欠です。これにより、様々な種類の複数のセンサーを扱うことができるようになり、人間の視覚体験とマシン・ビジョンのISPパイプラインの両方が向上します。デワーピング技術における当社のイノベーションは、世界中の主要なADAS SoCベンダーに採用されています。自動車用SoCの急速な成長とますます短縮される市場投入までのサイクルをサポートするため、ベリシリコンはインテリジェント・ピクセル処理IPポートフォリオ全体にわたり、包括的な自動車用機能安全計画を実施しました」


ベリシリコンについて


ベリシリコンは、プラットフォームベースの包括的な自己完結型カスタム・シリコン・サービスと、自社の半導体IPを活用した半導体IPライセンス供与サービスをお客様に提供することに尽力しています。詳細情報は、 www.verisilicon.com


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記事名:「 ベリシリコンのデワープ処理IP 「DW200-FS」がISO 26262 ASIL B認証を取得