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本合意の一環として、みずほ銀行はGolub Capital社の無議決権の少数持分を取得しました。また、〈みずほ〉は、日本のリテール・富裕層向けの独占的販売権の取得を含め、Golub Capital社の運用商品について、日本における同社の販売パートナーとして協業していきます。さらに、〈みずほ〉とGolub Capital社は各々のステークホルダーにより良いサービスを提供するために、Win-Winとなる協業の可能性を今後探索していきます。
Golub Capital社は、〈みずほ〉の出資金を活用して、プライベートエクイティスポンサーに対する独自で魅力的かつ信頼性の高い資金調達ソリューションの提供力をさらに強化する予定です。〈みずほ〉の出資金は全額Golub Capital社に留保されます。
本発表は、〈みずほ〉が米国プライベートクレジット資産運用会社へ出資する初の事例となります。みずほ銀行の出資持分は5%未満で、Golub Capital社の戦略、経営陣、およびオぺレーションに変更はありません。
みずほFGの関連会社であるGreenhill &Co.,がみずほ銀行の本件取引の財務アドバイザー、Fried Frank, Harris, Shriver &Jacobson LPおよびDavis Polk &Wardwell LLPが法務アドバイザーを務めました。EvercoreがGolub Capital社の本件取引の財務アドバイザー、Kirkland &Ellis LLPが法務アドバイザーを務めました。
【両社のコメント】
「有力なオルタナティブ資産運用会社であるGolub Capital社との提携により、投資家の多様化するニーズに応えられることを嬉しく思います。〈みずほ〉は運用力・商品提供力強化の取り組み等を通じて、日本における個人の資産形成に貢献するとともに、資産運用ビジネスを拡大・成長させていきます。」
「この業務提携は、日本に本社を置くグローバルな金融機関から我々のグループに対する強力な支持を表しています。今後も日本の投資家へのコミットメントを深め、我々の実績のあるプライベートクレジット戦略へアクセスしたいと考える投資家に、より多くの投資機会を提供することに注力していきます。」
【両社の概要】
〈みずほ〉について
みずほFGは、S&Pグローバル2024によると総資産約2兆ドルで世界第17位の銀行です。〈みずほ〉は、全世界で約65,000人の従業員がおり、アメリカ大陸、EMEA、アジアの36か国、約850拠点で総合金融サービスを提供しています。
みずほ銀行は、日本で最大級の顧客基盤を有し、世界中の金融およびビジネスセンターを網羅する広範な国際ネットワークを持つリーディングバンクです。みずほ銀行は、「お客さま第一」の原則を中心に据え、個人および法人のお客さまにサービスを提供し、最も信頼される銀行になることを目指しています。
〈みずほ〉は中期経営計画(2023-2025年度)の重点分野の一つとして「『資産所得倍増』に向けた挑戦」を位置付けています。〈みずほ〉は運用力を強化、プロダクトラインナップを拡充し、投資家の多様化するニーズに応える高品質な運用商品の提供を通じて、日本における個人の資産形成に貢献していきます。
詳細については、https://www.mizuho-fg.co.jp をご覧ください。
Golub Capital社について
Golub Capital社は、北米におけるダイレクトレンディング戦略(中堅企業に対する有担保貸付)の最有力運用会社の一つで、その秀逸な運用実績から数々の賞を受賞しています。特に、プライベートエクティ・スポンサー付き企業に対して、信頼性が高く、創造的かつ魅力的な資金調達のソリューションを提供することを専門としています。Golub Capital社のスポンサーファイナンスの専門知識は、広範なシンジケートローンやクレジットオポチュニティ投資の基盤にもなっています。Golub Capital社は、プライベートエクイティスポンサーや投資家と長期的でWin-Winのパートナーシップを構築し、リピートビジネスを促進しています。
2024年7月1日現在、Golub Capital社は950人以上の従業員がおり、運用資産(Capital Under Management)は700億ドルを超えています。Golub Capital社は北米、ヨーロッパ、アジアにて、オフィスを運営しています。
詳細については、golubcapital.comをご覧ください。
以 上
【本ニュースリリースに関する問い合わせ先】
みずほフィナンシャルグループ:03-5224-2026(広報室)
Golub Capital社:press@golubcapital.com