イートンとSIAECが合弁事業の主要マイルストーンを発表

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --インテリジェントな電力管理企業であるイートンとSIAエンジニアリング・カンパニー（SIAEC）は、アジア太平洋地域のMROにおいて、両社の合弁事業であるイートン・エアロスペース・コンポーネント・サービス・アジア（EAS）のロゴを発表しました。この節目の記念イベントには、SIAECの最高経営責任者（CEO）であるチン・ヤウ・セン氏、イートン・エアロスペース・グループのアジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターであるデスモンド・ゴー氏、マレーシア投資開発庁（MIDA）の代表者、ならびに業界パートナーおよびステークホルダーが出席しました。

新しいロゴは、この合弁事業を「イートン・エアロ・サービス」としてブランディングすることを表しており、アジア太平洋地域において信頼性が高く、顧客重視のソリューションを提供することに専念する2つの業界リーダーのパートナーシップを象徴しています。

このロゴの発表は、2024年9月23日にマレーシアのセランゴール州シャー・アラムでEASの新施設が起工されたことに続いて行われました。

EASは、機体およびエンジン燃料システム、油圧システムに搭載されたイートン製造の航空機部品の検査、試験、修理、メンテナンス、修正、オーバーホールを専門に行います。

EASは今後18か月以内に完全稼働する予定で、整備・修理・オーバーホール（MRO）サービスの拠点として産業の成長を促進し、地域の地位を強化することにより、地域経済に大きく貢献することが期待されています。

マレーシア投資開発庁（MIDA）のダトゥク・シク・シャムスル最高責任者はこの提携について、マレーシアの航空宇宙産業にとって重要な歴史的イベントであると称賛しました。

「イートン・エアロ・サービスのロゴの発表とシャー・アラムにおける新施設の起工はわが国の航空宇宙開発における主要なマイルストーンを示すものです」とシャムスル氏は述べています。そして、「イートンとSIAEC間のこの合弁事業は、マレーシアの航空宇宙エコシステム、熟練の労働力、そしてビジネス・フレンドリーな環境を支えていくものです。これはマレーシア航空宇宙産業計画2030の戦略的目標の証であり、外国投資を誘致するわが国の能力に対する信頼ともいえるでしょう」と続けました。

イートン・エアロスペース・グループのアジア太平洋地区マネージング・ディレクターであるデズモンド・ゴー氏は、「SIAECとの合弁事業は、アジア太平洋地区の顧客に対して、最高水準の品質と効率、そして現地サポートを備えた最高クラスのMROサービスを提供することになるでしょう」と述べ、「この合弁は両社にとって新たな旅の始まりであり、共に手を取り合ってアジア太平洋地域の顧客にMROサービスを拡大するきっかけとなります」と付け加えました。

SIAECの部品サービス担当、上席副社長であるベルント・リガー博士は、「この合弁事業におけるこれまでの迅速な進展は、最高品質のサービスと効率性で顧客の期待を上回るという私たちの相互コミットメントの証です。今回の提携は、航空部品修理の専門性を拡大し、サービス・ポートフォリオを充実させ、地域の成長を促進する上で、極めて重要な前進となります」と述べました。

上記のイベントは、2025年3月31日に終了する会計年度のSIAECグループの1株当たり純資産または1株当たり利益に重要な影響を与えることはないと予想されます。SIAECの取締役および支配株主はいずれも、SIAECの株式保有（ある場合）を通じての利害関係を除き、上記のイベントについて直接的または間接的な利害関係を有しません。

イートンについて

航空宇宙産業において、イートンは油圧、燃料、酸素、流体・空気輸送、電気、モーション・コントロールおよびエンジン・ソリューション、ならびにアフターマーケット・サービスとサポートの大手プロバイダーであり、世界中の民間航空機に動力を与えています。信頼性の高い当社の製品は、空の旅を可能にする数多の重要なタスクを実現します。先進的な航空宇宙技術から、高品質で費用対効果の高いメンテナンス、修理、オーバーホール・サービスまで、ライフサイクルとメンテナンスコストを削減しながら、性能、効率、安全性、コンプライアンス面での顧客のニーズを満たすお手伝いをします。

イートンは、環境の保護とあらゆる人々の生活の質の向上に専念しているインテリジェントな電力管理企業で、データセンター、ユーティリティ、産業、商業、機械製造、住宅、航空宇宙、モビリティ市場用の製品を製造しています。当社は、正しいビジネスを行い、持続可能な運営を行い、現在から未来にわたって顧客が電力を管理できるようにするというコミットメントに導かれています。そして、電化とデジタル化という世界的な成長トレンドを活用することで、再生可能エネルギー源への地球規模の移行を加速させ、世界で最も緊急な電力管理の課題を解決する手助けをし、今を生きる人々と来るべき世代のために、より持続可能な社会を構築しています。

イートンは1911年に設立され、1世紀以上にわたりニューヨーク証券取引所に上場しています。2023年の売上高は232億ドルで、160か国以上の顧客にサービスを提供しています。詳細はwww.eaton.com以下をご覧ください。フォローはこちら：LinkedIn。

SIAエンジニアリング・カンパニーについて

SIAエンジニアリング・カンパニー（SIAEC）は、アジア太平洋地域における航空機の整備、修理、オーバーホール（MRO）サービスの大手プロバイダーで、80以上の国際航空会社および航空宇宙機器メーカーを顧客基盤としています。そして、8か国の30以上の空港でライン・メンテナンス・サービスを行っているほか、世界で最も先進的で広く使用されている民間航空機の機体、エンジン、部品サービスを提供しています。

シンガポール、香港、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、米国、ベトナムにある24の子会社および委託者ブランド製造業者や戦略的パートナーとの合弁事業は、当社のサービス提供の奥行と幅を広げています。SIAECは、米国、欧州、中国などで登録された航空機のMROサービスを提供するため、28か国の航空規制当局から認可を受けています。

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