カバンガはグローバル・インフラ投資パートナーシップによる支援を受けており、鉱物安全保障パートナーシップ内のプロジェクトとして認知されている

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ライフゾーン・メタルズ・リミテッド(NYSE:LZM)の最高経営責任者であるクリス・ショーウォルターは、ライフゾーンが、アフリカにおける重要鉱物プロジェクトへの投資をさらに推進するため、米国およびタンザニア政府関係者と概要討議会を行ったことを発表しました。






北西タンザニアに位置するカバンガ・ニッケル・プロジェクトは、ライフゾーン、タンザニア政府、そしてBHPグループとの戦略的パートナーシップを通じて進められています。カバンガは、世界最大級で最高品質の未開発ニッケル硫化物鉱床の一つと考えられています。このプロジェクトは、タンザニアで初となるニッケル、銅、コバルトの加工を確立し、付加価値を提供するとともに、タンザニアの市民に利益をもたらす持続可能な開発を促進することが見込まれています。


2024年8月26日にダルエスサラームを訪問した際、ショーウォルターは、世界インフラ投資パートナーシップ(PGI)特別調整官代理ヘライナ・マッツァ氏や、米国駐タンザニア大使マイケル・バトル氏などの主要な米国代表者とともに、タンザニア政府関係者と会談しました。これらの会談では、鉱物資源大臣であるアンソニー・マヴンデ閣下との議論も行われ、カバンガ・ニッケル・プロジェクトの進捗状況と将来の可能性に焦点が当てられました。


米国政府は、エネルギー転換を進展させ、米国とタンザニア間の戦略的経済協力のモデルとなる、カバンガ・ニッケル・プロジェクトの重要性を強調しました。この協力関係は、以前に2022年の米・アフリカサミットで紹介されており、2023年にハリス副大統領がタンザニアを訪問した際には、その関係性が強化されました。


ライフゾーンの子会社であるカバンガ・ニッケル・リミテッドは、カバンガの地下ニッケル・銅・コバルト鉱区およびカハマのハイドロメット製錬所敷地への将来の投資に対する政治的リスク保険の評価プロセスを開始するため、米国国際開発金融公社(DFC)と顧問契約書を締結しました。


ライフゾーンは、カバンガ・ニッケル・プロジェクトの将来を確実なものにするための包括的な投資計画を提案しています。これらの協力的な取り組みや議論を通じて、ライフゾーンはパートナーシップを強化し、アフリカにおける重要鉱物資源の持続可能な開発に貢献する投資の確保を目指しています。


ショーウォルターは、次のように述べています。「私たちの米国・タンザニアとのパートナーシップはさらに深まっており、私たちは、重要鉱物の強靭なサプライチェーンを構築し、同時に、持続可能な経済発展を促進するという共通の目標を追求しています。さらに、グローバル・インフラおよび投資のためのパートナーシップを通じ、米国政府がカバンガを鉱物安全保障パートナーシップ内のプロジェクトとして認識したことは、本プロジェクトが、同じ志を持つパートナー、そして米国にとっても、重要であることを表しています。私たちは、本プロジェクトでDFCと密接に協力していくことを楽しみにしています。このことは、タンザニアにおけるパートナーの継続的で明確な支援がなければ実現しなかったでしょう。」


マッツァ氏は、次のように述べています。「PGIは、持続可能なインフラ開発を支援するための米国政府の包括的なアプローチとしてカバンガ・ニッケル・プロジェクトをサポートしており、このプロジェクトは、米国およびそのパートナーにとって、バッテリー・サプライチェーンの安全性に良好な影響を与えると考えています。カバンガプロジェクトは、ハリス副大統領が2023年の訪問時に述べた『タンザニア人による、タンザニア人のための』持続可能な開発の目標を体現しています。」


カバンガ・ニッケル・プロジェクトは、精製されたLMEグレードのニッケル、銅、コバルト金属の生産を通じて、完全に監査可能なサプライチェーンを実現する、鉱山から金属までの統合された運営が期待されています。ライフゾーンは、従来の高温製錬に代わる手段として、二酸化炭素および二酸化硫黄の排出を(製錬と比較して)大幅に削減し、同時に運用コストや資本コストも低く抑えることが可能な、ハイドロメット技術を適用しています。カバンガの最終実現可能性調査は、9月の完了に向けて進行中です。


PGIについて


米国のグローバル・インフラ投資パートナーシップ(PGI)調整官室は、戦略的で価値に基づく高水準のインフラおよび投資を低・中所得国で推進するため、米国大統領の主要なG7+イニシアチブを主導し、調整しています。PGIを通じて、米国政府とG7のパートナーは、今後5年間で6,000億ドルのグローバルインフラ投資を動員し、世界中の人々の生活に変化をもたらすこと、サプライチェーンを強化・多様化させること、そして、共通の国家安全保障の利益を推進することを目指しています。


世界インフラ投資パートナーシップ - 米国国務省


MSPについて


鉱物安全保障パートナーシップ(MSP)は、主催国政府や産業界と協力し、バリューチェーン全体で戦略的なプロジェクトを支援するための的確な財政的および外交的支援を促進することで、多様で持続可能な重要エネルギー鉱物におけるサプライチェーン開発の加速を目指しています。MSPのパートナーには、オーストラリア、カナダ、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、ノルウェー、大韓民国、スウェーデン、英国、米国、そして欧州連合(欧州委員会が代表)が参加しています。MSPは、鉱業、採掘、二次回収から加工・精製、そして最終的にはリサイクルに至るまで、クリーンエネルギーのバリューチェーン全体にわたるプロジェクトを検討します。MSPのパートナーは、鉱物分野において環境、社会、ガバナンス(ESG)の原則を高め、地域の付加価値創出やコミュニティの向上を促進するプロジェクトの支援を目標としています。


鉱物安全保障パートナーシップ(MSP) - 米国国務省


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ライフゾーン・メタルズについて


ライフゾーン・メタルズ(NYSE:LZM)は、金属の生産とリサイクルをよりクリーンに、より責任のある方法で行うことを使命としています。当社のハイドロメット技術を土台としたスケーラブルなプラットフォームを使用することで、従来の製錬に比べ、低エネルギー、低排出ガス、低コストの金属生産の実現を可能にしています。


当社がタンザニアで展開するカバンガ・ニッケル・プロジェクトは、世界最大規模かつ最高品位の未開発ニッケル硫化鉱床の1つと考えられています。当社のハイドロメット技術との組み合わせにより、世界のバッテリー金属市場向けにロンドン金属取引所(LME)の基準に見合うニッケル、銅、コバルトの新たな供給源の確保をすることで、タンザニアが国内で最大限の価値創造を達成し、クラス1に分類されるニッケルの次なる主要供給元となるよう支援を行っています。当プロジェクトのフィージビリティ・スタディーは、2024年第3・四半期に完了する予定です。


米国を拠点とするプラチナ、パラジウム、ロジウムのリサイクル・パートナーシップを通じて、当社のハイドロメット技術が、責任を持って調達された使用済み自動車触媒コンバーターから、従来の製錬・精製方法よりもクリーンで効率的な方法でPGMを処理・回収できることを実証する取り組みを進めています。


https://lifezonemetals.com


将来の見通しに関する記述


本文書内の一部記述は過去の事実ではなく、1933年証券法および改正法、1934年証券取引法および改正法、ならびに1995年米国私募証券訴訟改革法の「セーフハーバー(免責)」条項の意義の範囲内で、ライフゾーン・メタルズとその子会社および/または関連会社の計画、戦略、見込み、事業と財務状況の両方、その他事項についての「将来の見通しに関する記述」と見なされる場合があります。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ライフゾーン・メタルズ、タンザニアのカバンガ・ニッケル・プロジェクトに向けて、米国国際開発金融公社とのリスク保険手続きを開始