ヒストソニックス、非侵襲的なヒストトリプシー・プラットフォームの立ち上げ拡大に向けた1億200万ドルのシリーズD資金調達を発表

調達資金は新たなヒストトリプシー応用の推進と革新的なBOOMBOXマスタースタディ開始に適用

ミネアポリス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --ヒストソニックスは、Edison^®ヒストトリプシーシステムのメーカーであり、画期的なヒストトリプシー療法のプラットフォームです。このたびヒストソニックスは、1億200万ドルのシリーズD資金調達を完了したことを発表しました。本ラウンドは、成長段階の投資で世界をリードするアルファ・ウェーブ・ベンチャーズによって主導されており、新規投資家であるAmzak Healthやヘルスクエスト・キャピタルのほか、既存の投資家であるジョンソン・エンド・ジョンソン・イノベーション - JJDC, Inc. (JJDC)、ベンチャー インベスターズ、Lumira Ventures、Yonjin Venture、ウィスコンシン州投資委員会、およびその他の投資家が参加しました。

ヒストトリプシーは、高振幅で非常に短いパルスを使用して「バブルクラウド」を作り出し、標的とする肝臓腫瘍を機械的に破壊し液化するための、新しい形態の集束超音波技術です。これらのバブルクラウドはマイクロ秒単位で形成・崩壊し、非侵襲的かつ非熱的な方法で細胞および亜細胞レベルの組織を破壊するのに十分な強さの機械的力を生み出します。そのためヒストトリプシーは、手術、放射線治療、化学療法などの副作用が多い治療法に代わる有望な選択肢を提供することが可能です。

シリーズD資金調達は、非侵襲的ヒストトリプシー・プラットフォームのカテゴリを定義させるような発展を加速させ、米国および計画中のグローバル市場での商業的成長を支援する、革新的な前向きBOOMBOXマスタースタディを開始するために使用されます。BOOMBOXマスタースタディは、多分野の医療従事者による肝腫瘍の治療に向けたヒストソニックスのEdisonシステムを評価するものです。Edisonヒストトリプシーシステムは、2023年10月にFDAのDe Novo承認を取得しました。ヒストソニックスは現在、米国内外の主要な機関と提携し、学際的ヒストトリプシー肝臓プログラムを開発しています。

ヒストソニックスの社長兼最高経営責任者（CEO）であるマイク・ブルーは、次のように述べています。「ヒストトリプシーは、針や切開を必要とせずに腫瘍を標的にして破壊する非侵襲的なアプローチを希望する患者にとって、これまでの固定概念を大きく変える治療オプションです。私たちは、アルファ・ウェーブが主導するこの一流の投資家シンジケートを発表でき、とても嬉しく思います。今回の資金調達により、現在のヒストソニックスの肝臓への適用と、腎臓、膵臓、前立腺、脳、および他の腫瘍タイプへの拡大使用で患者の命につなげることに対する私たちの使命への信頼性がさらに高まることになります。この資金で、現在および将来のプラットフォームに影響を与える主要な技術能力を強化する重要なプロジェクトを加速させ、ヒストトリプシーの独自の作用機序を使用し患者の治療結果を改善する革新的な方法を研究している、医師や研究者との協力を支援します。ヒストトリプシーによって新しい医療カテゴリを開拓することで、ヒストソニックスは肝臓腫瘍の治療を再定義し、新しい治療オプションを切に必要としている世界中の何百万もの人々に希望を与えています。」

アルファ・ウェーブ・グローバルの医療投資部門マネージング・ディレクターであるクリス・ディミトロポロス氏は、次のように述べています。「ヒストトリプシーの利用において先駆者であるヒストソニックスへの投資を主導でき、誇りに思います。ヒストトリプシーの独自の非侵襲的アプローチは、周囲の健康な組織に損傷を与えることなく、集束超音波を使用して病変組織を正確に標的にし、破壊します。この画期的な技術は、様々な難治性の臨床状態に対する治療の現場を変革し、患者の治療結果の向上と回復時間を短縮することが期待されています。全国および海外の主要な病院による導入の高まりは、多大なアンメット・メディカル・ニーズを表しています。私たちは、ヒストソニックスがこの革新的な治療法の開発と提供の促進を支援できることを、喜ばしく感じています。」この資金調達に関連して、ディミトロポロス氏はヒストソニックスの取締役会に参加する予定です。

ヒストソニックスのEdisonシステムは、独自の技術と高度なイメージングを使用し、精度とコントロールを持つ個別化された非侵襲的なヒストトリプシー治療を提供します。この独自技術の新しい作用機序は、治療部位が迅速に回復し吸収される可能性を含む、患者にとって大きな利点を提供する可能性があります。また、ヒストソニックスのプラットフォームは他のどのモダリティとも異なっており、医師は組織破壊を連続的なリアルタイムで可視化し、制御しつつ監視することができます。

ヒストソニックスについて

ヒストソニックスは非公開の医療機器企業であり、非侵襲的なプラットフォームと独自の音波ビーム療法を開発しています。ヒストトリプシーという科学を活用し、集束超音波を使用して望ましくない組織や腫瘍を機械的に破壊し、液化する革新的な治療法です。現在、同社はEdisonシステムの米国および一部のグローバル市場で肝臓治療向けの商業化に取り組んでおり、腎臓、膵臓、前立腺、脳など他の臓器へのヒストトリプシーの応用範囲を拡大しています。ヒストソニックスは、米ミシガン州アナーバーとミネアポリスにオフィスを構えています。Edison®システムは、肝臓腫瘍の非侵襲的な機械的破壊、特に切除不能な肝臓腫瘍の部分的または完全な破壊のために使用されますが、現段階では、FDAによる特定の疾患や状態の治療のための評価を受けていません。ヒストトリプシーに関する情報や適応可能性についての詳細は、www.myhistotripsy.comをご覧ください。

Edisonシステムの腎臓における使用は、連邦法により調査的使用に限定されています。#HOPE4KIDNEY試験は、腎臓組織や腫瘍の破壊を含む適応拡大の支援を目的として設計されています。

アルファ・ウェーブについて

アルファ・ウェーブは、プライベート・エクイティ、プライベート・クレジット、およびパブリック・マーケットの3つの主要分野を持つ世界的な投資会社です。当社は、リック・ガーソン、ナブローズ・ウドワディア、ライアン・クーリーが主導しており、主力グローバル・プライベート・エクイティ・ファンドであるアルファ・ウェーブ・ベンチャーズは、成長段階にあるトップレベルの企業に投資し、創業者や経営チームにとって有益な長期的パートナーとなることを目指しています。

アルファ・ウェーブは、マイアミ、ニューヨーク、ロンドン、モナコ、マドリード、アブダビ、テルアビブ、バンガロール、シドニーにオフィスを構えています。詳細については、www.alphawaveglobal.comをご覧ください。

ヒストソニックスについての詳細は、www.histosonics.com/をご覧ください。

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