ケンビューが初のHealthy Lives Missionレポートを発表
Neutrogena ®、Listerine®、Aveeno®、Tylenol®などの象徴的なブランドを打ち出してきたケンビューが、独立企業としての初年度における環境、社会、ガバナンス目標の進捗を公開。
ニュージャージー州、スキルマン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --ケンビュー・インコーポレーテッド（NYSE：KVUE）（以下「ケンビュー」または「当社」）は、世界最大のコンシューマー・ヘルス専業企業として初のHealthy Lives Missionレポートを発表し、2023年における人々と地球の健康推進に対する当社の取り組みについて公開しました。
「ケンビューは、人間の健康が環境の健康と切り離せない関係にあることを認識しており、日々のケアへの当社のコミットメントは、私たちの居住地である地球にまで及んでいます」と、最高経営責任者（CEO）のティボー・モンゴンは述べました。「ケンビューを独立企業として設立した際、私たちはHealthy Lives Missionおよび環境・社会・ガバナンス戦略に再度コミットし、世界中の象徴的なブランドと当社の従業員と共に、持続的でポジティブな変化を築くための基盤を整えました。」
2023年、当社は科学、業務、チームメンバーおよびブランドを活用して、ヘルシーライブス・ミッションを推進しました。このミッションは、健康な人々の育成、健康な地球の豊かさ、そして健全な実践の維持に焦点を当てています。
「過去一年間で、私たちはヘルシーライブス・ミッションにおいて意義ある進展を遂げ、温室効果ガス（GHG）排出量およびバージン・プラスチックの使用量を削減し、持続可能な紙の調達を推進しています。また、個人やコミュニティにポジティブな影響を与えるための価値主導の方針やプログラムを開発しました」と、ESGおよびサステナビリティのグローバル責任者であるパメラ・ギル・アラバスターは述べています。「消費者向けヘルスケアのグローバルリーダーとして、私たちは今後もブランド、リソース、およびプラットフォームを活用し、人々と地球のための健康的な未来を形作るために尽力します。」
初のレポートのハイライトは以下の通りです。
健康な人々：ケンビューは、革新的な製品と実用的な情報を提供することで、事業を展開するコミュニティがより健康的な選択をできるように支援しました。
すべての人が帰属意識を持てるような包括的で公平かつ多様な職場文化を育むために、私たちはチームから始め、毎日行動を起こしています。また、すべての管理レベルにおいて代表を強化することにコミットしています。12023年末時点で、当社のグローバルな従業員構成は約50%が男性、50%が女性であり、米国の従業員の36%が人種的または民族的少数派に該当しました。2
多様な背景と視点を通じて、私たちはグローバルな消費者のニーズを反映したイノベーションや製品体験に取り組んできました。これには、米国でさまざまな肌の色に対応する4つのフレキシブルな色調を持つNeutrogena®Purescreen+™ Mineral UV Tint Face Liquid Sunscreenシリーズや、ブラジルで巻き毛の子ども向けに開発されたJohnson’s ®Blackinho Poderosoラインが含まれます。
健康な地球：ケンビューは、自社が生み出す影響を管理しながら、地球の健康と資源の保護を支援しました。
エネルギー効率向上と脱炭素化プロジェクトへの投資により、2020年以降、スコープ1およびスコープ2のGHG3・4・5が26%削減されました。
私たちは、18のオンサイト太陽光発電システムおよびオフサイトでの再生可能電力6調達契約を通じて、再生可能電力6の使用率を65%に増加させました。
サーキュラーエコノミー設計原則を用いて、リサイクル可能7またはリフィル可能8な包装9の使用を当社ポートフォリオの71%に増加させ、バージン・プラスチック10（包装9における）使用量を21%削減しました。
当社の総紙および木材繊維包装11 のうち、94%の使用量が認証済み12または検証済みのリサイクル13紙および木材繊維から調達されました。
健全なプラクティス：ケンビューはまた、信頼を築き、意義のある長期的な価値を創造するために、誠実さ、倫理、透明性の文化を促進し続けました。
私たちは、製品の環境パフォーマンス14を最適化することにコミットしており、科学的なライフサイクル設計原則15とSustainable Innovation Profiler（SIP）などのツールを使用しています。これにより、持続可能な成分や包装材料の採用を促進し、製品を将来にわたって保護することを目指しています。
私たちは、消費者が自分自身や大切な人のために最良の選択をできるように支援することを目的として、Neutrogena®の成分用語集やJohnson’s®Babyのデジタル透明性ツールなどのデジタルプラットフォームやテクノロジーを通じて製品情報へのアクセスを拡大しています。
ケンビューのヘルシーライブス・ミッション2023レポートについては、こちら（www.kenvue.com/hlm-report-2023）をご覧ください。
ケンビューについて
ケンビューは売上高ベースで世界最大のコンシューマー・ヘルス専業企業です。Aveeno®、BAND-AID®ブランド、Johnson’s®、Listerine®、Neutrogena®、Tylenol ®をはじめとした当社を代表するブランドは、100年を超える伝統を基盤に、科学的に裏付けられ、世界中の医療専門家から推奨されています。ケンビューのチームは、日常的なケアの驚くべき力を信じ、この力を消費者に届け、同社の製品が自宅に不可欠な愛用品となるよう日々取り組んでいます。詳細はwww.kenvue.comをご覧ください。
将来の見通しに関する記述についての注意事項
本プレスリリースには、1995年の民事証券訴訟改革法に定義される、将来の運営と財務業績に関する「将来の見通しに関する記述」が含まれています。将来の見通しに関する記述は、「計画する」「予想する」「～だろう」「予測する」「見積もる」および類似の意味を持つ他の用語の使用によって識別可能な場合があります。読者はこれらの将来の見通しに関する記述に依拠しないようご注意ください。これらの記述は、将来の事象に関する現時点での予想に基づくものです。前提となる想定が不正確と判明した場合、または、既知もしくは未知のリスクや不確実な要因が実現した場合、実際の結果はケンビューとその関連会社の予想および予測とは大きく異なる可能性があります。
リスクや不確実性などの要因のリストと説明については、米証券取引委員会（SEC）に提出された当社の提出書類、2023年12月31日に終了した会計年度の年次報告書Form10-Kおよびその後の四半期報告書Form10-Qおよびその他の提出書類に記載されており、www.kenvue.com、または当社にリクエストすることも可能です。ケンビューとその関連会社は、新しい情報、将来の事象や進展の結果として、将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
1すべての管理レベルには、マネージャー、ディレクター、バイスプレジデントおよびそれ以上の職位が含まれます。
2アジア系、黒人/アフリカ系アメリカ人、ヒスパニック/ラテン系、その他の民族的・人種的多様性、2つ以上の人種、NH/PI（ネイティブハワイアンまたは太平洋諸島系）、AI/AN（アメリカインディアンまたはアラスカ先住民）。労働力構成の指標は、EEO-1報告に関連して収集されたデータに基づいています。
3建物の種類に関係なく、ケンビューが運営管理しているすべてのケンビュー所有の施設、製造および/または研究開発に使用されるすべての賃貸施設、および50,000平方フィート以上で当社が運営管理している賃貸の非製造および/または非研究開発施設に適用されます。2020年の基準年およびその後のすべての報告年度には、2023年にJohnson &Johnsonから分離した際のケンビューの構造に一致するすべての施設が含まれ、運営または組織上の除外はありません。スコープ1は、当社が直接生成する、化石燃料を使用するボイラーや車両の運転などによる温室効果ガス（GHG）排出量を指します。フリートの排出量はCO2として報告され、その他の温室効果ガス排出量は含まれません。スコープ2は、ケンビューが間接的に生成する、建物の暖房や冷房のために購入された電力やエネルギーによるGHG排出量を指します。
4このインベントリは、WRI/WBCSDの温室効果ガス（GHG）プロトコルである企業会計および報告基準（2013年改訂版）、およびその改正であるGHGプロトコル・スコープ2ガイダンス（2015年）に従って作成されました。
5目標の範囲には、バイオエネルギー原料からの土地関連の排出と除去が含まれます。
6再生可能エネルギー源とは、生態系のサイクルや農業プロセスを通じて短期間で補充可能なエネルギー源（例：バイオマス、地熱、水力、太陽光、風力）を指します。再生可能電力の目標は、オンサイトの太陽光発電、仮想電力購入契約（VPPA）、直接電力購入契約（PPA）、再生可能電力証明書（RECs）としても知られるエネルギー属性証明書（EAC）、およびグリーンリテール契約を含むさまざまな行動の組み合わせによって達成されます。
7リサイクル可能、またはリサイクル準備完了とは、パッケージが収集、分別、リサイクルのために設計されていることを意味しますが、実際にリサイクルするための収集、分別、およびリサイクルインフラがまだ整備されていない場合もあります。プラスチックベースのパッケージの「リサイクル性を考慮した設計」に関するガイダンスのベストプラクティスには、米国のプラスチックリサイクル協会が含まれます。注：「リサイクルのために設計された」、「リサイクル性を考慮して設計された」、および「リサイクル準備完了」は同義で使われ、同じ意味を反映します。
8ケンビューでは、リフィル可能または再利用可能な包装を、企業または消費者が購入した同じ種類の製品を元の包装に戻せるように設計されている包装、返却可能および/またはリフィル可能として設計されている包装、および再利用を可能にするシステムの一部として最低限の再利用回数を達成する包装と定義しています。
9直接購入可能な包装には、すべての外部製造製品が含まれない場合があります。プラスチック包装の総重量は、2024年ビジネスプランのボリュームを利用して計算され、実際の販売量には調整されていません。プラスチックを含まないと想定される材料を除外するために、専門家の判断に基づいて2024年ビジネスプランのボリュームに対して10%未満の手動調整が行われました。
10バージン・プラスチックとは、プラスチック製品の製造の原材料として使用される石油化学原料から新たに製造された樹脂で、一度も使用または加工されたことがないものを指します。
11ボリュームには、一次および二次包装およびリーフレットの直接購入が含まれます。一部の外部製造製品で調達される包装材料は含まれていません。
12ケンビューが受容する認証スキームには、FSC®またはPEFC管理の連鎖標準が含まれます。ただし、FSC®が利用できない場合に限り、PEFCが受け入れられます。
13リサイクルには、消費後および産業後のリサイクル素材の両方が含まれます。リサイクル素材の検証は、Preferred by Natureなどの外部第三者によって行われます。ここに提供されている情報には、サプライヤーからのデータが含まれています。私たちはこのデータの正確性と完全性を確保するよう努めていますが、その正確性や包括性には限界があることを認識しています。
14環境パフォーマンスの向上とは、ケンビューのSustainable Innovation Profiler（SIP）を使用して測定された、ベースライン製品と比較して後退がないことを条件に、4つの柱のうちの1つ以上において改善が見られることを指します。
15科学的原則は、次の4つの柱にわたって定義されています：カーボンフットプリント、グリーンケミストリー、サステナブルパッケージング、および製品環境フットプリント。
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