ヌビス・コミュニケーションズとアルファウェーブ・セミ、光PCI Express 6.0テクノロジーの最初のデモンストレーションを披露
リンク長の延長により、人工知能と機械学習（AI/ML）クラスターのスケーラビリティを向上させる
ニュージャージー州ニュープロビデンス、オンタリオ州トロント--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --低レイテンシ、高密度の光インターコネクト（HDI/O）プロバイダーであるヌビス・コミュニケーションズと、世界のテクノロジーインフラストラクチャ用の高速接続とコンピューティングシリコンにおけるグローバルリーダーであるアルファウェーブ・セミ（LN: AWE）両社は、レーンごとに64GT/sの光リンクを動作させる、PCI Express 6.0テクノロジーのデモンストレーションを近日開催することをお知らせします。データセンタープロバイダーは、PCIe over Opticsを用いてメモリ、CPU、GPU、カスタムシリコンアクセラレーターの相互接続範囲と柔軟性を大幅に向上させることで、人工知能と機械学習（ML/AI）アーキテクチャ用途に、さらにスケーラブルでエネルギー効率に優れたクラスターを実現することを模索しています。
ヌビス・コミュニケーションズとアルファウェーブ・セミは、高度なチップ、ボード、システム設計技術の代表的カンファレンスであるDesignConのテクトロニクスブースにて、ライブデモンストレーションを実施します。PiCORE Controller IPとPipeCORE PHYを搭載したアルファウェーブ・セミのPCIe Subsystemは、ヌビスのXT1600リニアオプティカルエンジンを通じてPCIe 6.0トラフィックを直接駆動および受信し、ファイバーあたり64GT/sでのPCIe 6.0光リンクを実証します（高速光プローブによる、テクトロニクスのサンプリングスコープで測定された光出力波形）。
光伝送テクノロジーを利用すると、同じ帯域幅において、リンク距離を銅線ケーブルよりも大幅に延長できるため、複数ノードに分散された、さらに大規模なAI/MLサーバーのサポートに必要な大きなクラスターサイズをサポートし、新しい分散ネットワークアーキテクチャにおける革新が可能になります。ヌビスのXT1600光エンジンは、リタイマーを組み込むことなく、最大16レーンの高密度PCIe Gen 6.0または、100 Gbps/レーンのイーサネット光接続をサポートしています。
ヌビス・コミュニケーションズのマーケティング担当バイスプレジデントであるスコット・シューベは、次のように述べています。「単一の低電力、低レイテンシの光エンジンでの、16レーンの全二重通信との高レベルな統合は、次世代のコンピューティングおよびストレージ展開に向けたPCIe x16の最大帯域と大いに一致するものです。ヌビスのXT1600リニアオプティカルエンジンと、アルファウェーブ・セミのPCIe 6.0コントローラー、PHYのIPのデモンストレーションにより、光ファイバーを介したPCIe® 6.0 x8リンクが64GT/sで実現できることを実証します。」
アルファウェーブ・セミのCTOである、トニー・チャン・カルソーンは次のように述べています。「AIアプリケーションズによってデータセンターネットワークは再構築され、ハイパースケーラーは、より長距離に分散した細分化されたサーバーの大規模なクラスターを、さらに大規模に展開しています。この変化により、複数のお客様がPCIe over Opticsに対してより強い関心を持つようになりました。ヌビスとの協業を通じて、アルファウェーブ・セミのコネクティビティIPとシリコンにおけるリーダーシップを活用し、PCIeの光接続ソリューションを実現することで、高パフォーマンスのAIコンピューティングとデータインフラストラクチャを実現できることを嬉しく思います。」
入手性
ヌビスのXT1600™ リニアオプティカルエンジンは現在、サンプルとしてご利用いただけます。nubis-inc.comよりご連絡をお待ちしております。
アルファウェーブ・セミのPCIeポートフォリオに関する追加資料：Alphawave SemiのPCI Expressソリューション
ヌビス・コミュニケーションズについて
ヌビスはフォトニクス、エレクトロニクス、梱包、製造などの分野における革新によって、スケーラビリティ、密度、パワー効率を既存のものよりも大幅に向上した光学製品を作成し、データセンターにおけるI/Oの壁を打破し、さらに高度なコンピューティング、AI、機械学習を実現します。詳しくは、https://www.nubis-inc.comをご覧ください。
XT-1600、HDI/O、および Nubis Cloudロゴは、Nubis Communicationsの商標です。
アルファウェーブ・セミについて
アルファウェーブ・セミは、世界のテクノロジー・インフラを支える高速接続および、コンピューティング用シリコンのグローバルリーダーです。データの急激な増加に直面する中で、アルファウェーブ・セミの技術が、より速く、より確実に、より高性能で、より低い消費電力でのデータ転送を可能にするというお客様の重要なニーズに対応します。同社は垂直統合型の半導体企業であり、IP、カスタムシリコン、コネクティビティ製品は、データセンター、コンピュート、ネットワーキング、AI、5G、自律走行車、ストレージなどの分野で、世界のティアワン顧客によって導入されています。半導体IPのライセンスで実績のある専門技術チームによって2017年に設立された同社のミッションは、デジタル世界の中心にある重要なデータインフラを加速させることです。アルファウェーブ・セミに関する詳細情報は、awavesemi.comをご覧ください。
アルファウェーブ・セミおよびアルファウェーブ・セミのロゴは、アルファウェーブIPグループ株式公開会社の商標です。無断転載を禁じます。
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