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Pacifico Mexinolは、運用が開始されれば世界最大の超低炭素化学物質施設となり、採集された炭素とグリーン水素から約300,000メトリックトンのグリーン・メタノール、および炭素採集によって天然ガスから年間約1,800,000メトリックトンのブルー・メタノールを生産する見込みです。
MSMA締結の下、マッコーリーはPacifico Mexinolからの全生産物に関するグローバル顧客へのマーケティングを担当し、プロジェクトで必要に応じてメタノールのオフテイク契約に基づく生産物のフィナンシャル・ヘッジング・サービスを提供し、必要な原料のための商品計画と契約のサポートを行います。MSMAの期間はプロジェクトの商業運用日から15年間です。
トランジション・インダストリーズの最高経営責任者であるロメル・ガロは、このように述べています。「マッコーリーとのMSMAを発表できることを嬉しく思っています。これにより、複数の業界の世界中の顧客へアクセスできるようになります。マッコーリーが主導するコモディティーズ・プラットフォームにより、当社製品の低炭素という特性を活かすことができる適切な顧客に当社のブルーおよびグリーン・メタノールを最適に提供するための大きな柔軟性を得ることもできました。マッコーリーの金融サービス、物流、およびリスク管理にわたる広範な能力により、バリュー・チェーン全体でプロジェクトのパフォーマンスを最適化できるようになります。」
マッコーリーのCGMビジネスのシニア・マネージング・ディレクターであるアーノード・ヴァン・ウェルデレン氏は、このように述べています。「マッコーリーのCGMビジネスは、グローバル・クライアントに対して資本、融資、リスク管理、市場アクセス、そして物理的実行と物流能力を提供しています。私たちはトランジション・インダストリーズと契約を締結し、提案のPacifico Mexinol施設に包括的なソリューションを提供するために協力できることを嬉しく思います。マッコーリーは、多くが低炭素原料に焦点を当てている化学、製造、および海運業界の世界中のお客様に、低炭素メタノールを特定し、購入し、提供します。」
マッコーリー・グループのコモディティーズ・アンド・グローバル・マーケッツ・ビジネスの代表であるラミーロ・カストロ氏は、「マッコーリーは、ラテンアメリカのコミュニティに価値と機会をもたらし、脱炭素化に貢献するプロジェクトの重要な役割を果たしていることを誇りに思います。私たちはトランジション・インダストリーズと協力して、メタノールへのアクセスをグローバルに拡大するための取り組みをとても楽しみにしています。このプロジェクトは、マッコーリーがラテンアメリカでのサービス・プラットフォームを成長させ、拡大させ続けていることを象徴しています」とコメントしました。
世界銀行グループのメンバーである国際金融公社(IFC)は、このグローバルスケールの低炭素メタノール・プラントの共同開発に参加しています。IFCは世界銀行グループのメンバーとともにプロジェクトの共同開発者として、そしてKreditanstalt fur Wiederaufbau(KfW IPEX)とともに共同リード・マンデート・アレンジャーとしての役割を果たします。MSMAおよびPacifico Mexinolのための融資については、共同プロジェクト開発契約の正式署名式典で発表が行われました。この式典はアラブ首長国連邦ドバイにて、COP28カンファレンスと同時に行われたものです。
Pacifico Mexinolは2024年に最終的な投資決定に達し、2027年終盤に商業運用を開始する予定です。
Transition Industries(トランジション・インダストリーズ)について
トランジション・インダストリーズは、テキサス州ヒューストンに本社を置き、気候変動に取り組み、環境と社会の持続可能性を促進するため、北米で世界規模の炭素排出量ネットゼロのメタノールと水素プロジェクトを開発しています。
パシフィコ・メキシノールまたはトランジション・インダストリーズに関する詳細については、Eメール inquiries@transitionind.comにてお問い合わせください。
About Macquarie Group
1969年に創立されたマッコーリーは、34の市場で21,000人以上の従業員を擁しています。マッコーリーのオペレーティング・グループであるコモディティーズ・アンド・グローバル・マーケッツ(CGM)は、40年以上にわたりクライアントと提携し、商品、金融市場、およびアセット・ファイナンス・セクター全体で資本、融資、リスク管理、市場アクセス、物理的実行と物流のソリューションを提供しています。
詳細については、弊社のウェブサイトをご覧ください。
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