クエクテル、ISO 26262 ASIL B自動車向け機能安全性認証とISO/SAE 21434自動車サイバーセキュリティ管理システム認証を取得
セルビア、ベオグラード--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --世界的なIoTソリューションプロバイダーのクエクテル・ワイヤレス・ソリューションズは、業界で認められた第三者認証機関であるビューロー・ヴェリタスから、ISO 26262:2018機能安全性プロセスに関する認証を受けたことを発表しました。この重要なマイルストーンにより、クエクテルがISO 26262に基づく堅固な機能安全管理プロセス体制を確立しており、国際的な安全基準に沿った製品設計と製造に継続的なサポートを提供していることが確認されました。
さらに、クエクテルのLG69T（AB）は、ISO 26262 ASIL Bの厳しい要件においても認証を取得しました。これにより、LG69T（AB）は機能安全要件を満たすことが確認され、世界の自動車メーカーや一次サプライヤーにとって信頼のおけるソリューションとして評価されたことになります。
クエクテル・ワイヤレス・ソリューションズのプレジデント兼CSOのノルベルト・ムーラーは、「ISO 26262の認証を取得することは、クエクテルがグローバルな自動車市場において一流の製品とサービスを提供するなかで、重要なマイルストーンとなります。これらの認証により、LG69T（AB）モジュールをはじめとする今後の製品は、車両の安全性向上と自動運転の進化において重要な役割を果たします。今後も、安全基準を満たす自動車向けグレードの製品を積極的に開発し、インテリジェントドライビング産業の発展への貢献を継続していきたいと思います」とコメントしました。
自動運転技術がより高度なレベルに進化するにつれて、車両内の電子および電気システムの数は増加し続けています。ソフトウェアとハードウェアのシステムの複雑さは、機能安全技術において新たな課題を提起しています。機能安全基準に準拠したコンポーネントの選択は、自動車メーカーや一次サプライヤーが製品開発プロセスを改善し、最終的には車両の安全性を確保するのに役立ちます。
クエクテルのLG69T（AB）は、STマイクロエレクトロニクスのTeseo APPプラットフォームを基にした自動車グレードの高精度GNSS位置情報モジュールです。リアルタイムキネマティック（RTK）やデッドレコニング（DR）などの複数の位置情報技術を組み合わせることで、このデュアル周波数モジュールはセンチメートルレベルの位置精度を実現し、ナノ秒単位のリアルタイム応答や車両間での時間と位置情報の共有が可能となります。
さらに、LG69T（AB）は温度検知、トラッキングチャネルのチェック、信号品質の監視、電圧監視、アンテナの監視など、40以上の安全機構を備えています。これにより、モジュールの健康状態を継続的に監視することができます。また、高い柔軟性と設定可能性により、幅広いアプリケーションシナリオに対応するために、顧客のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
ISO 26262の機能安全プロセス認証を取得するだけでなく、クエクテルはISO/SAE 21434自動車サイバーセキュリティ管理システム認証、ISO 27001製品情報セキュリティ管理システム認証、ASPICE CL2、CMMIレベル3、IATF 16949:2016自動車品質管理システム認証など、他の重要な認証も獲得しています。これらの認証は、クエクテルが国際基準に準拠したサイバーセキュリティの組織的および技術的プロセスを持ち、高品質で安全かつ規制に適合した自動車製品やソリューションをグローバルな自動車産業のパートナーに提供することへの取り組みを強調しています。
クエクテルについて
よりスマートな世界を目指すクエクテルの情熱は、IoTイノベーションの加速を後押しします。高度に顧客重視の組織である同社は、卓越したサポートとサービスを提供するグローバルなIoTソリューション プロバイダーで、セルラー、GNSS、Wi-Fi、Bluetoothモジュール、アンテナ、およびサービスの分野で、5900人を超える専門家からなるグローバルチームがイノベーションのペースをリードしています。
世界各地に地域オフィスとサポートを展開し、国際的なリーダーシップはIoTの推進と、よりスマートな世界の構築をサポートすることに全力を注いでいます。
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