カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界的なIoTソリューション プロバイダーであるクエクテル・ワイヤレス・ソリューションは、東京を本拠とするルネサス・エレクトロニクスに対し、停止通告書を送付しました。クエクテルは、同社および同社のIoTモジュールへの虚偽の告発を直ちに撤回し、ルネサスが2023年9月にクエクテルの顧客宛に送付した「クエクテル製ソケットの攻撃(Attacking Quectel Sockets)」というタイトルのプレゼンテーション資料を破棄するよう求めています。




ルネサスは文書のなかで、クエクテルのモジュールが米国政府の禁止リストに記載されており、連邦通信委員会(FCC)がクエクテル製IoTモジュールの禁止を求める米国下院の要請を承認したと主張しており、一方でクエクテルは、この主張は事実ではなく、名誉を棄損するものであるとしています。クエクテルはルネサスに対し、当該主張の撤回と訂正を求めています。


クエクテルの社長兼最高販売責任者(CSO)のノルベルト・ムーラーは「最近、多くの競合企業が虚偽で中傷的な噂を広め、そうした内容を含む資料をクエクテルのお客様や見込み客に配布していることを問題視しています。当社は虚偽の主張に対し、積極的に対処します。クエクテルやお客様を標的とした、虚偽に基づく誹謗中傷行為を許しません。はっきりと申し上げますが、クエクテルのIoTモジュールはFCCの対象リストに載っていませんし、クエクテルや当社製品が規制対象となるような米国政府機関のリストにも載っていません」と述べています。


クエクテルは、同社のIoTモジュール技術に関する重大な誤解を是正すべく、米国政府高官に働きかけています。クエクテルのモジュールが国家安全保障やプライバシーを脅かすリスクはありません。事実、クエクテルはお客様のデバイスのいかなるデータにもアクセスすることはできませんし、ましてやデータのコントロールや管理をすることなどできません。むしろ、クエクテル製モジュールが組み込まれたデバイスメーカーのほうが、こうしたデータを完全にコントロールする立場にあります。クエクテルがこの問題に関してFCCに提出した書類は、こちらからご覧ください。


クエクテルは、独立系セキュリティ企業として定評のあるフィニット・ステートに、クエクテルのモジュールのセキュリティに関する監査とペネトレーションテストを委託しています。現在委託している業務には、厳格なセキュリティ テスト、ソフトウェア サプライチェーンの可視性の向上、ソフトウェア全体のリスク管理等があります。クエクテルはフィニット・ステートから、サイバーセキュリティーについて高い評価を受けています。こちらから、フィニット・ステートの報告書に関するプレスリリースをご覧ください。


クエクテルは業界最高水準のセキュリティとデータプライバシーを維持しています。また、クエクテルは業界のベストプラクティスに基づき業務を行っており、セキュリティー プロトコルの継続的見直し、独立した監査、セキュリティ認証の取得を行っているほか、製品のセキュリティに関する機能や取り組みについて分かりやすく伝えています。


クエクテルは、モジュールの安全性について、政府関係者に説明するのを待ち望んでいます。また、ルネサスのような競合企業がクエクテル製品に関する誤った情報の拡散に対処しています。


クエクテルについて


よりスマートな世界を目指すクエクテルの情熱は、IoTイノベーションの加速を後押しします。高度に顧客重視の組織である同社は、卓越したサポートとサービスを提供するグローバルなIoTソリューション プロバイダーです。5900人もの専門人員を擁し、成長を続けるグローバル チームは、セルラーGNSSWiFiおよびBluetoothモジュール、そしてアンテナとサービスにおけるイノベーションで市場をリードしています。


同社は世界各国に事業所を構えてサポート体制を展開しており、その国際的リーダーシップは、IoTの推進と、よりスマートな世界の構築支援のために発揮されています。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 クエクテル、競合企業に停止通告書を送付し、不当で誤解を招くビジネス慣行を直ちに改善するよう強く要請