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ショートスタックに関する予備テストでは、セルピッチが1ミリメートル未満の当社独自のスタック構造と設計のおかげで、大気圧で2.3kW/L以上の出力を実現しています。
「当社のセル構造がプラットフォーム技術としてふさわしいことを検証することができ、非常に満足しています。これにより、HTPEMFCの新たな開発領域や、応用できる可能性が広がることとなります」と、EHグループ創業者のマーディット・マティアンは述べています。
高温PEM燃料電池は、バッテリーやLTPEM燃料電池の電力範囲をはるかに上回る電力が必要とされる航空機産業に、脱炭素化をもたらす可能性があります。さらに、海運セクターや定置型電源等、重要な市場機会が開かれることとなります。
「相応の開発作業が必要なのは明白ですが、この技術は海運・航空セクターといった、水素の純度や熱管理における課題がより顕著なセクターにうってつけの存在となる可能性があります」と、EHグループ共同創業者のクリストファー・ブランドンは述べています。
EHグループについて
2017年にスイスで設立されて以降、EHグループは、革新的な燃料電池技術製品の設計と生産に焦点を合わせています。同社は他に類をみない出力密度、より高いシステム効率、徹底的にコストを削減する独自の組み立て工程を提供しています。その技術は、船舶、オフハイウェイ車両、トラック、航空機等の大型モビリティや大規模な定置型電源の脱炭素化を目的としています。
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