• Palliser Capitalは13D Monitorが主催する「The 2023 Active-Passive Investor Summit」で「京成電鉄 – 真の価値を解き放ち、成長に向け歩みだす機会」とするプレゼンテーションで企業価値向上策を提案





  • Palliser Capitalは京成の発行済み株式1.6%を保有し、2021年8月以降、同社の取締役会と広範な議論を通じたエンゲージメントを実施





  • Palliser Capitalが提案する「3ステップ・プラン」は、京成の45億ドル(約6,700億円)に及ぶ潜在的価値を具現化することを示しており、これは同社時価総額76%のアップサイドに相当





  • 京成が保有するオリエンタルランド株式の持分比率を適正化することで、会計上の歪みを解消し、継続的な価値の最大化を企図

TOKYO--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --京成電鉄株式会社(9009 JT)(以下「京成」)の第8位株主であるPalliser Capital(以下「パリサー」、本社:英ロンドン)は、現地時間10月17日に米ニューヨークで開催された 13D Monitor主催の「The 2023 Active-Passive Investor Summit(2023年アクティブ・パッシブ投資家サミット)」で京成に関するプレゼンテーションを発表しました。当該プレゼンテーションの中で、パリサーは、京成に45億ドル(約6,700億円)にも及ぶ潜在的な価値があると指摘。パリサーは、資本配分、ガバナンス、IRに係る一連の包括提案を提示し、これにより市場から適切な評価を獲得できると説明しました。






パリサーの"3ステップ・プラン"には、以下のような提案が含まれています:



  1. 株式会社オリエンタルランドの株式保有持分を15%未満まで減らし、同社の株式が、京成の貸借対照表上で「その他投資有価証券」に再分類されることで、帳簿価格と時価の間に生じている会計上の歪みを解消する





  2. 重点的な投資戦略と株主還元施策を含む資本政策を採用し、東京証券取引所が要請する「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」に沿って、京成の現在および将来にわたる資本配分を最適化する





  3. 取締役会の多様性確保、経営陣と株主の間で企業価値向上に向けた目標の共有、相談役制度の廃止及び取締役の他社との兼任の廃止など最高水準のコーポレート・ガバナンスの導入に加えて、投資家とのコミュニケーション方針を改善する


パリサーの創業者兼最高投資責任者(CIO)のJames Smithは以下のように述べています:


「私たちのチームは、このような長期間にわたり、京成電鉄の取締役会および経営陣と幅広く関わることができ、大変嬉しく思っています。同社との協議をさらに進展させ、京成電鉄がすべてのステークホルダーにとって実りのある結果を達成することを願っています」


本プレゼンテーションの詳細については、添付資料をご参照ください。


Palliser Capitalについて


パリサー・キャピタルはロンドンを拠点とするグローバル・マルチ・ストラテジー・ファンドです。当社はバリュー志向の投資哲学を有し、幅広い資本構成の投資を手掛けています。当社は特に、企業及びその様々なステークホルダーとの建設的かつ相手を尊重する長期的なエンゲージメントによって、企業のポジティブな変化および企業価値向上を実現可能な投資機会に注力しています。パリサー・キャピタルは京成電鉄株式会社の第8位株主であり、同社の発行済み株式1.6%を保有しています。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 Palliser Capital、京成電鉄株式会社への投資に関して