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シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界大手のバイオ医薬品開発製造受託機関(CDMO)であるAGCバイオロジクスは、ドイツのハイデルベルクにある拠点において、新しいプラスミドDNA(pDNA)およびメッセンジャーRNA(mRNA)製造ラインの増設が完了したことを発表しました。
この設備増強と製造ラインの追加により、品質の高いGMPグレードのプラスミド素材の生産量を増やし、mRNA供給のサービスを拡張できるようになりました。ハイデルベルク施設に追加された設備は最先端のシングルユース機器を利用しており、様々なプロジェクトを短い納期とターンオーバーで並行処理する柔軟性を生み出します。これによりAGCバイオロジクスは、pDNAやmRNAの素材を必要とする、より多くの開発者にサービスを提供できるようになります。
新しい製造ラインには、最適な人員・物資フロー、発酵用の新しいクリーンルーム、クロマトグラフィー、層流とAPI充填、シングルユースバイオリアクター技術や納入素材を管理する倉庫スペースが含まれます。増設作業には、上流および下流のpDNA処理を行う独立した生産設備の追加、線形化、mRNA製造、そして各プロジェクトのコンプライアンス、品質、柔軟性の維持に役立つ充填設備も含まれました。
「ハイデルベルク施設への新たな追加は、この製造現場の顕著な功績です。最先端のシングルユース機器を統合して、独自のプラスミドDNAとメッセンジャーRNAの提供を支援しています」と、AGCバイオロジクスのハイデルベルク施設のゼネラルマネージャーを務めるディーター・クレイマーは述べています。「この設備増強により、当社の包括的製造能力を補完し、製造の拡張性を実現し、世界中でこれらの素材を必要とするより多くの開発者にサービスを提供できるようになります。」
AGCバイオロジクスは2016年にハイデルベルクキャンパスを買収しました。同施設はその後、40年に及ぶ微生物発酵の専門知識を生かしてプラスミドDNAの中核的研究拠点となり、各種プロジェクトを前臨床から商業段階までサポートしてきました。AGCバイオロジクスはこのような知識を活用して、同施設のグローバルなpDNAとmRNAサービスを確立し、拡大しました。AGCバイオロジクスのハイデルベルク施設は現在、微生物原薬、プラスミド素材、in vitro転写mRNAワクチンの出発物質、アデノ随伴ベクターやレンチウイルスベクターの原料を全面的に支援しています。
AGCバイオロジクスのハイデルベルク施設の詳細は、www.agcbio.com/facilities/heidelbergをご覧ください。
AGCバイオロジクスについて
AGCバイオロジクスは、世界をリードするバイオ医薬品開発製造受託機関(CDMO)として、あらゆる段階でお客様並びにパートナーと連携しながら、最高水準のサービスを提供することに全力を尽くしています。当社が手掛ける世界トップクラスの開発・製造には、哺乳類および微生物ベースの治療用タンパク質、プラスミドDNA(pDNA)、メッセンジャーRNA(mRNA)、ウイルスベクター、遺伝子操作細胞などがあります。米国、欧州、アジアにグローバル・ネットワークを展開するほか、cGMP適合施設を米ワシントン州シアトル、コロラド州ボールダーとロングモント、デンマーク・コペンハーゲン、ドイツ・ハイデルベルク、イタリア・ミラノ、千葉に構え、従業員数は全世界で2,500人を超えています。イノベーションに継続的に取り組むことで、お客様が抱える最も複雑な課題を専門的に解決する創造力が育成されており、優先審査の対象となるプロジェクトや希少疾患分野における専門知識はその最たる例と言えます。パートナーから信頼を寄せられているAGCバイオロジクスの詳細は、 www.agcbio.comをご覧ください。
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Nick McDonald
AGC Biologics
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