-PICは100G、400G、800GのZRアプリケーションをサポートし、コヒーレント・アプリケーション用の最小チューナブル・レーザー・アセンブリーの基礎となる。



オランダ、アイントホーフェン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --高集積光ソリューションの大手開発企業であるエフェクト・フォトニクスは、完全集積のチューナブル・レーザー、InPベースのフォトニック集積回路(PIC)の検証を発表しました。これは同社のデジタルピコ・チューナブル・レーザー・アセンブリー(pITLA)を駆動するコアとなるイネーブラーです。チューナブル・レーザーは、高密度波長分割多重(DWDM)を可能にするコヒーレント光システムの中核コンポーネントであり、これによりネットワーク事業者は既存のファイバー・インフラを拡張することなくネットワーク容量を拡大できるようになります。このマイルストーンにより、チューナブル・レーザーInPベースのフォトニック集積回路(PIC)は、IEEE規格802.3-2022(100GBASE-ZR)で規定された要求項目を示すための一連のテストに合格しました。


現在入手可能なチューナブル・レーザー・アセンブリーとは異なり、エフェクト・フォトニクスのデジタルpITLAのコアは、モノリシック集積InP PICとして完全に実装されたチューナブル・レーザーです。これにより、フットプリントの小型化や組立歩留まりの向上、フォーム・ファクター・プラガブルへの統合の容易さといった利点が得られます。InP PICは、増幅部、レーザー共振器、光増幅器、波長ロッカーを1つのチップに集積した唯一のソリューションです。これらの機能を1つのチップに組み込み、制御機能をアセンブリーに含めることで、ユーザーはデジタル・コマンドを与えるだけで通信やレーザー制御を容易に行えます。


「過去10年間で、業界は重要なコヒーレント光機能の小型化において目覚ましい進歩を遂げ、デジタル・コヒーレント・モジュールへの道を切り開きました。エフェクト・フォトニクスのpITLAは、チューナブル・レーザーの制御に外部マイクロオプティクスを必要としないことで、フォトニック・インテグレーションにおける新たな先例となります」とエフェクト・フォトニクス最高経営責任者のロベルト・マルコッチャは述べています。「当社のモノリシックアプローチは、主要機能をすべて維持しながら、デバイス全体のサイズを大幅に縮小し、以前は実現不可能だった小型化を実現しました。」


スモール・フォーム・ファクター・プラガブル(SFP)の設計簡易化を目的として設計された集積InP PICは、エフェクト・フォトニクスの新型pITLAの基盤となり、パワー、コスト効率、コンパクトさが一体となった製品を提供します。これはコヒーレント・プラガブルの設計を簡単かつコスト効率よく行うための道を切り拓き、業界に新たな可能性をもたらすものです。


エフェクト・フォトニクスのpITLAの詳細は、ECOC23のスタンド547にお越しいただくか、10月2日(月)午後0時から開催されたエフェクト・フォトニクスのマーケット・フォーカス・セッション「パワーと統合:ネットワーク・エッジのコヒーレント・トランシーバ用InP」の資料をご覧ください。


エフェクト・フォトニクスについて


光とデジタルの融合 – エフェクト・フォトニクスは、高度に垂直統合された独立系光システム企業として、帯域幅とより高速な伝送能力への需要が増え続ける中、高性能で廉価な光ソリューションのニーズに応えています。


当社独自のデジタル信号処理、前方誤り訂正技術、超高純度光源を利用して、シームレスに統合できる小型のフォームファクター、コスト効率、低消費電力、供給の安定性を提供しています。確立されたマイクロエレクトロニクスのエコシステムを活用することで、当社製品を廉価かつ大量に利用可能にし、5Gとさらにその先、即アクセス可能なコヒーレントソリューション、クラウドおよびクラウドエッジのサービスにおける課題に対応することを目指しています。


詳細は、www.effectphotonics.comをご覧ください。LinkedInTwitterでフォローをお願いいたします。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 エフェクト・フォトニクス、コヒーレント・アプリケーション向け世界最小デジタルITLA用完全集積InP PICを検証