- 週間ランキング
カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界各地で気候変動の影響が拡大、激化する中、この問題には地理的な性質の側面があることが明らかになってきています。このような広範囲に及ぶ地理的課題へ取り組むには、ロケーション・インテリジェンスが提供するようなコンテキストを与えるテクノロジーの存在が必要です。この目標に向けて取り組む人々を支援するために、地理情報システム(GIS)技術で世界をけん引するエスリは、新たな大規模公開オンラインコース(MOOC)を提供し、気候変動の影響へ対処するための同社のソフトウエアの応用について探究することを発表しました。この無料コースは、今秋から6週間にわたりEsri Academyのウェブサイトで公開され、ArcGIS Pro、ArcGIS Network Analyst、ArcGIS Online、ならびに科学ベースのツールと信頼性の高いデータを活用するその他のArcGISソフトウエアへのフルアクセスが含まれます。
「GIS for Climate Action」は10月25日に始まり、GISソフトウエアを使った大量データの取り込み、マッピング、視覚化、分析、共有を行う方法についての包括的な紹介が行われます。
科学者や研究者、ビジネスリーダー、政策立案者は、健全な意思決定をサポートする洞察を得るためにGISを活用しています。MOOCの参加者は、実世界のシナリオを通して気候ハザードを視覚化したり、人々や自然・建造環境に対する気候関連のリスクを分析したり、効果的な解決策を展開すべき場所を決定したりしながら、一連のArcGISソフトウエアを使用する経験を積んでいきます。
今回のコースの司会は、エスリのチーフサイエンティストであるドーン・ライトが務めます。ライトは、地理学および海洋学の専門家として評価の高い人物で、太平洋のチャレンジャー海淵を探検し地図を作成した最初の黒人です。
ライトは次のように述べています。「このMOOCでは、科学的原則に切り込み、気候変動に関する指標やリスク、温室効果ガス排出の緩和や脆弱な人々の保護のための選択肢を探るなど、さまざまなことを行います。気候変動に対するポジティブなアクションとは、まず、それが自分の愛する人や場所にどのような影響を与えるかについて話すという、シンプルなことから始めることができます」
コースのビデオでは、気候変動の第一人者や、教育や地域社会に持続可能性を浸透させるために行動を起こしている個人とライトとの率直な対話を取り上げています。また、気候変動リスクの理解や対処に取り組む最前線で活躍するエスリの専門技術者の対談を収録したビデオも用意されています。
コースは、セクションごとに特定のトピックと用途に焦点を当てます。太陽光パネルを設置する最適な場所の決定から、高温を緩和する適応策の計画、移動経路の最適化まで、参加者は実際のデータと強力なArcGISツールを使って幅広いシナリオに触れます。
「気候変動について懸念を抱き、変化を起こしたいと考えている人であれば誰でも、このコースに参加していただきたいです。コース自体もとても楽しいものになると思います!」とライトは話しています。
前向きな行動を起こすには、効果的なコミュニケーションが必要となります。コースの参加者はArcGIS Dashboards、ArcGIS Instant Apps、ArcGIS StoryMapsの使い方を学び、意思決定者や一般の人々の共感を得られるような視覚的に惹きつける情報製品を使用して、データや自身の分析結果を共有できるようになります。
「GIS for Climate Action」は世界のどこからでも学習できるように公開されています。参加に必要となるものはArcGISのアカウントのみで、ArcGISアカウントはaccounts.arcgis.comから無料で簡単に作成できます。コース修了後、参加者全員に修了証が授与されます。登録期限は11月8日です。
コースの詳細と登録については、go.esri.com/gis-for-climate-action-courseをご覧ください。
エスリについて
地理情報システム(GIS)ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピングの世界的市場リーダーのエスリは、顧客がデータの潜在力すべてを活用して運用上、事業上の成果を改善するサポートをしています。1969年に米国カリフォルニア州レッドランズに設立された当社のソフトウエアは、世界全体でフォーチュン500企業、政府機関、非営利団体、大学など多くの組織に導入されています。当社は6大陸100か国超に地域事務所、国際販売店、現地サポートを提供するパートナーを有しています。当社は地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、世界で最も複雑な問題の一部を重要な位置関係性に落とし込んで解決を図る地理的アプローチを活用し、最も革新的なソリューションを作り出しています。当社についてはesri.comをご覧ください。
Copyright © 2023 Esri. All rights reserved. Esri、Esriの地球ロゴ、ArcGIS、StoryMaps、Network Analyst、The Science of Where、esri.com、@esri.comは、米国、欧州共同体、その他の一定の司法管轄におけるEsriの商標、サービスマーク、登録商標です。本リリースで言及した他の企業・製品・サービスは、各所有者の商標、サービスマーク、登録商標である場合があります。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
Jo Ann Pruchniewski
Public Relations, Esri
Mobile: 301-693-2643
Email: jpruchniewski@esri.com