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緊急資金が必要なときにいつでも利用可能
DREFは最もシンプルかつ迅速で、透明性が高く、そしてIFRCの各国協会組織それぞれに適した方法で、信頼性の高い国際的な短期緊急資金を提供します。これは国家レベルを超える規模のリソースが必要な災害が発生した際、地域の活動を援助することを目的としています。この新たな保険支援はDREFの救命活動において重要な安全弁であり、DREFが明日の危機に備えつつ、確実に今日のニーズに応え続けられるようにするものです。
IFRCは、毎年基金を増やし、2025年に1億スイスフランの規模にすることを目標としています1。現在、中小規模の緊急事態が急増している一方、必ずしも充分な資金援助が受けられるわけではありません。新たな保険ツールにより、DREFは最大2,000万スイスフランの緊急資金調達が可能となります。基本的に、 DREFの自然災害のための資金調達が3,300万スイスフランに達すると、 DREFの準備金を補充するために再保険が発動されます。
財政が逼迫した公共セクターから民間セクターにリスクを移転することで、DREFはこれまで以上に柔軟かつ効果的な対応を取ることが可能となり、今まで支援が届かなかった年間600万人に、新たに手を差し伸べることができる可能性があります。DREFにとって再保険がセーフティネットの役割を果たすことで、追加の資金を調達できるようになり、援助要請が増加する時期であっても、リスクにさらされているコミュニティを支援することができます。
先駆的パートナーシップ
エーオンとLloyd’s Disaster Risk Facilityは、世界各国のIFRC協会組織支援に対するDREFの40年にわたる経験を活用して保険の仕組みを共同開発し、独自の構造を設計しました。DREFの現在の業務プロセスを変更することなく実現できたことは重要です。
DREF保険は世界中からの寄付に支えられています。提供元は外務・英連邦・開発省 (UK FCDO)、英国赤十字社、デンマーク赤十字社や民間セクター等です。また、DREF保険は保険料にかかる資金調達や商品開発を支援するために、InsuResilience Solutions Fund (ISF)が共同出資しています。世界的な法律事務所であるリード・スミスは、スイスの法律事務所であるLenz &Staehelinとオフショア専門の法律事務所オジエによる支援のもと、IFRCに法的な助言を行っています。
パートナーシップにより、全く新しい、再現性のある、規模拡大可能な再保険商品が生まれました。
再保険契約は、ロンドンを拠点とするLloyd’s Disaster Risk Facilityの3つの創設メンバーにより提供されています。ヒスコックスがチョーサーとルネッサンス・リとともに主導し、 Fidelis MGUがバミューダ市場唯一の代理店として引き受けを完了しました。
詳細情報およびプレスリリース全文については、https://www.ifrc.org/press-release/ifrc-launches-groundbreaking-financial-mechanism-transform-disaster-responseをご覧ください。
編集者への注記
エーオンUKは英国で規制されている製品・サービスの提供に関して、金融行動監視機構(FCA)による認可・規制を受けており、イングランドとウェールズで登録されています。登録番号:00210725 登録住所:The Aon Centre, The Leadenhall Building, 122 Leadenhall Street, London EC3V 4AN 電話番号: 020 7623 5500 FP#13103は2025年9月5日以降、その内容の使用および配布は認められません。
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