レナード・A・ローダーはエスティ ・ローダー ・カンパニーズの名誉会長に残留

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --エスティ ローダー・カンパニーズは、レナード・A・ローダー名誉会長が同社に対し、11月の年次総会にて、同社取締役会(以下、「取締役会」)の再選に立候補しない決定を通知したことを発表しました。レナード・A・ローダーは同社の名誉会長にとどまります。ローダー一族と同社が交わした株主契約に従い、レナード・ローダーは同社の取締役2名を指名する権利を持ちます。レナード・ローダーは、エグゼクティブチェアマンを務める息子のウィリアム・P・ローダーに加え、息子のゲイリー・M・ローダーを取締役会メンバーに指名しました。取締役会は11月の年次株主総会で実施される選挙の候補者にゲイリー・ローダーを指名し、候補者名簿に追加します。ゲイリー・ローダーはシリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタルのローダー・パートナーズLLCでマネージングディレクターを務めており、1985年以来、ベンチャーキャピタリストとして150以上の民間企業に投資しています。またアルツハイマー創薬財団理事会の一員であり、ペンシルバニア大学の国際関係学学士号、ウォートン・スクールの経済学理学士号、スタンフォード大学経営大学院のMBAを取得しています。ゲイリーは長年にわたって定期的に同社取締役会に招待オブザーバーとして出席しているため、同社に対する長期的な視点を持っています。




レナード・ローダーは、1958年にエスティ ローダー・カンパニーズに正式入社し、1972年から1995年まで社長を務め、1982年から1999年まで最高経営責任者を務めました。1995年には取締役会長に就任し、2009年6月に名誉会長に任命されるまでその職を務めました。同氏は名誉会長としてブランド構築、マーケティング、世界の高級消費者に関する知見など、さまざまな事業トピックについて助言や協議を行っており、「最高指導責任者」として引き続き積極的な役割を果たし、ブランドのシンポジウムや世界中の従業員に向けた講演活動を通じて、全社のリーダーを教育します。


「父は、当社を偶像的な単一ブランドから現在のように世界的なブランドを生み出す大企業に成長・拡大させることを構想し、その推進を支えてきました。価値観に基づく独自の企業文化を維持しつつ、高品質な一流の美容製品や、心のこもったサービスと体験を提供することで一致団結し、最高のブランド、最高の人材の本拠地でありたいという父のビジョンを放棄することは決してありません」と、エグゼクティブチェアマンのウィリアム・P・ローダーは述べています。「長年にわたり父とともに働き、学ぶことができたのは非常に光栄であり、特別なことです。これからも父から学ぶことを楽しみにしています。この業界、当社、従業員、そしてお客様に対する父の強い情熱は、今後も変わりません。」


「両親が75年以上も前に創立した会社の取締役を務めることを光栄に思います」と、レナード・ローダーは述べています。「当社の取締役会はビジネス界で1、2を争うほど優秀です。当社のリーダーシップと取締役会は、長期的な成長を達成する戦略を導き続けてくれると確信しています。また、ウィリアム、ファブリツィオを始めとするリーダーシップ・チーム全員による熟練した思慮深い管理体制が当社の成功につながることを、深く信じ続けています。ゲイリーを取締役に指名したことは、私の家族が持つ長期的な管理責任と、会社を将来の成功に向けて動かすビジョン、価値観、人材に対する支援をさらに強く表すものです。当社の名誉会長として、私が世界最高と信じる企業に貢献し、顧問および最高指導責任者として職務を継続することを楽しみにしています。」


「取締役会を代表して、レナードが役員および取締役会メンバーとして当社に行ってきたこの上ない貢献に対し、深い賞賛と感謝の意を表明します。彼には先見の明があり、その創造的思考は業界でも類を見ません。レナードの革新的な洞察は今後も私たちを鼓舞してくれるでしょう」とプレジディング・ディレクターのシャーリーン・バーシェフスキーは述べています。


レナード・ローダーはエスティ ローダー・カンパニーズの活動だけでなく、教育、芸術、政治、慈善活動の世界にも深く携わっています。ペンシルベニア大学の憲章理事であり、ジョセフ・H・ローダー経営国際学研究所の理事会を創立した1人でもあります。1977年にはニューヨーク市のホイットニー美術館理事に就任し、現在は名誉会長を務めています。他にも次の役職についています。アルツハイマー創薬財団共同設立者・共同会長、乳がん研究財団名誉会長、外交問題評議会メンバー、アスペン研究所理事、スローン・ケタリング記念病院プレジデント・カウンシルのメンバー。また、ロナルド・レーガン大統領の下で貿易交渉諮問委員会の委員を務めました。名誉なことには、フランスのレジオン・ドヌール勲章オフィシエに叙され、アメリカ海軍補給部隊財団からディスティンギッシュ・アルムニ賞で評価されたほか、2013年にはパラッツォ・ストロッツィ・ルネサンス・マン・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2014年にはニューヨーク・ランドマーク保護団体の生きるランドマークに選出されました。


エスティ ローダー・カンパニーズは、高品質なスキンケア、メイクアップ、フレグランス、ヘアケア製品の製造、マーケティング、販売を行う世界有数の企業であり、世界で高級ブランドや名門ブランドを管理しています。当社の製品は約150の国と地域で販売されており、次のブランド名を含みます。エスティ ローダー、アラミス、クリニーク、ラボ シリーズ、Origins、M·A·C、ラ・メール、ボビイ ブラウン・コスメティクス、アヴェダ、ジョー マローン ロンドン、Bumble and bumble、Darphin Paris、トム フォード、Smashbox、AERIN Beauty、ル ラボ、エディション ドゥ パルファム フレデリック・マル、GLAMGLOW、キリアン パリ、トゥーフェイスド、Dr.Jart+、DECIEMファミリー(The Ordinary、NIODなど)。


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記事名:「 レナード・A・ローダー、エスティ ローダー・カンパニーズ取締役会の再選に立候補せず