リーダーシップ体制の拡張により、多様な創薬、開発にわたる迅速な技術開発を維持

英オックスフォード--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --英国のエクセンシア(Nasdaq:EXAI)は、革新的な治療法を必要とする患者に向けた創薬、設計、開発における同社の革新的技術の適用を加速し、手法における変革を促進するため、技術管理体制を拡張することを発表しました。




過去10年間、エクセンシアのAIに基づく医薬品設計プラットフォームは、現在臨床試験中の5つの医薬品の開発を成功させ、従来の方法では解決できなかった医薬品化学の問題を数十件解決してきました。また、同社は個別化医療、標的同定、研究室の自動化など、医薬品化学の枠を大きく越えたテクノロジーを活用しています。その結果、エクセンシアはバイオ医薬品業界の最大手チームの1つとして、人工知能、データサイエンス、エンジニアリングの幅広い活用に関する専門性を備えています。


迅速な製品開発を維持するために、エクセンシアは多岐にわたる学際的チームによって運営されています。今回発表された管理体制の変化により、経営陣の意思決定と技術における機能性の優先順位をさらに調和させます。この改革の一環として、3名の熟練したリーダーがエクセンシアの執行委員に昇進しました。それぞれが新設された技術部門の責任者となり、CEOの直属となります。



  • シャーロット・ディーン教授(大英帝国勲章)(最高AI責任者)


  • アイリーン・ジェニングス=ブラウン(最高情報責任者)


  • ジョン・P・オーベリントン博士(最高データ責任者)


エクセンシアの最高技術責任者(CTO)ガリー・ペロドー博士は退任し、2023年12月31日まで同社の顧問を務めます。


エクセンシアの創立者で最高経営責任者のアンドリュー・ホプキンス教授(王立協会フェロー、医科学アカデミーフェロー)は、「エクセンシアはガリーのリーダーシップにより、拡張性に富んだ技術スタックを構築し、自動化研究所を設立し、技術チームは200人の従業員を擁するほどに成長しました。当社が医療の可能性を拡大し、個別化医療を拡張するために、シャーロット、アイリーン、ジョンが真のイノベーターとして、私たちの事業全体に技術を活用する助けとなります。技術を活用し、バイオ医薬品業界を再構築して確かな成果を示す道をリードし続けることができる非常に恵まれた立場にあります」と述べています。


シャーロット・ディーン教授(大英帝国勲章)は2022年1月に生物製剤AI部門のチーフ・サイエンティストとしてエクセンシアに入社しました。今回の発表により、彼女の役割は低分子および生物製剤全般にわたる新薬候補の創薬と開発に向けたAI、機械学習、物理学に基づく手法の活用に重点を置くよう拡大されます。シャーロットは英国で最も熟達した生命情報学者の一人で、現在は構造生命情報学の教授およびタンパク質情報学チームのリーダーを務めるオックスフォード大学にて数々の要職を歴任しています。以前は、英国研究・イノベーション機構(UKRI)で工学・物理科学研究評議会の副議長を務めていました。新型コロナウイルスのパンデミックに際しては、UKRIのコロナ対策部門長として積極的な役割を果たし、英国緊急時科学諮問グループ(SAGE)のメンバーを務めました。オックスフォードで化学の学士号、ケンブリッジ大学で生物化学の博士号を取得しています。


アイリーン・ジェニングス=ブラウンは25年以上にわたり、幅広いITキャリアを持つ熟練した技術リーダーです。彼女は2022年5月に最高情報責任者としてエクセンシアに入社しました。前職のウェルカム・トラストでは上級管理職の一翼を担い、技術部門の責任者としてデジタル変革を指揮しました。アイリーンはITエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、その後20年にわたり企業やコンサルティングで経験を積みました。さまざまな上級管理職を歴任し、新しいIT事業を立ち上げ、技術によるビジネス変革を主導し、英国コンピュータ協会(Chartered Institute for IT)のコンサルタントとして広範囲にわたるクライアントや産業にコンサルティングを行いました。アイリーンはSTEM教育におけるダイバーシティとインクルージョンを強く支持しており、IT業界の賞で常連審査員を務めています。2020年にはComputer Weekly誌の「英国のテクノロジーにおいて最も影響力のある女性トップ50」に選ばれ、2022年にはShe2 Leadershipが編纂した、人々を鼓舞する女性リーダーのストーリーを描く書籍『Wonder Women』に登場しました。


ジョン・P・オーベリントン博士は、2021年7月に副社長および創薬部門のイニシアチブとしてエクセンシアに入社しました。今回の役割拡大において、ジョンはデータ生成と解析のあらゆる側面をカバーする統合データ部門を指揮します。生命情報学と創薬に関して、大手製薬会社、バイオテクノロジー企業、学術機関で30年以上のキャリアを持っています。ジョンは、創薬を改善するために計算データと機械学習の使用を早くから採用し、このテーマで15以上の論文を発表し、被引用数は2万5000件を超えています。欧州バイオインフォマティクス研究所(EBI)、BenevolentAI、ファイザー、インファーマティカでの職務を歴任し、最近では、多種の業界にわたって研究開発に新技術を導入する英国政府主導の機関Medicines Discovery Catapultの最高情報責任者を務めました。また、化学、生物活性、ゲノムに関する200万を超える化合物データをまとめた、世界で最も広く利用されている最大の創薬データベースの一つであるEBIのChEMBLの創設者でもあります。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとマンチェスター大学で客員教授を務め、医薬品研究学会(Society of Medicines Research)の委員でもあります。


エクセンシアについて


エクセンシアはAI主導の精密医療企業で、可能な限り最良の医薬品を最速かつ最も効果的な方法で創薬、設計、開発することに取り組んでいます。エクセンシアは世界初の機能的な精密腫瘍学プラットフォームを開発し、前向き介入臨床試験において治療方法の選択をガイドして患者の転帰を改善することに成功しました。また、AIが設計した低分子を臨床の場に導入しています。社内パイプラインでは腫瘍学における当社の精密医療プラットフォームの活用を重視しており、提携パイプラインでは他の医療領域へアプローチの幅を広げています。医薬品の創製に新たなアプローチを開拓することで、最良の科学的アイデアがいち早く患者さんに最良の医療となると確信しています。公式サイトhttps://www.exscientia.aiをご覧になるか、Twitter@exscientiaAIをフォローしてください。


エクスシェンティアの将来予想に関する記述


本プレスリリースには、1995年の私的証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)で定義されている、将来の見通しに関する記述が含まれており、エクセンシアの研究開発や製品候補に関する記述が該当します。エクセンシアの目標、計画、信念を記述した声明はいずれも将来予想に関する声明であり、リスクのある声明とみなす必要があります。会社の技術リーダーシップ体制の拡張、特定の役員の昇進、新しい技術的機能の創出などに関する記述は、多くのリスク、不確実性、仮定の影響を受ける可能性があります。これらのリスクと不確実性に加え、2022年3月23日に証券取引委員会(SEC)に提出されたフォーム20-Fに記載したエクセンシアの年次報告書(ファイル番号001-40850)のリスク要因セクションおよびその他のセクション、ならびにエクセンシアがSECに随時提出するその他の提出物(https://www.sec.gov/で閲覧可能)に照らして、上記の将来の見通しに関する事象や状況は発生しない可能性があり、実際の結果は予想や示唆したものよりも大幅に好ましくないものとなる可能性があります。エクセンシアの将来の見通しに関する記述は経営陣の誠実な判断を反映していますが、これらの記述は本プレスリリースの時点でエクセンシアが把握している事実および要因のみに基づいています。このため、これらの将来の見通しを過度に信頼しないよう注意が必要です。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 英エクセンシア、技術リーダーシップチームの拡張を発表