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一連の試験により、AOPヘルスのテリトリーであるEU、スイス、リヒテンシュタイン、イスラエルとともに、多くの国々で医薬品販売許可の取得が可能となり、台湾、韓国、米国、日本等にいる患者がベスレミにアクセスできるようになります。ベスレミの長期的な安全性と有効性を実証すべく、さらなる試験が続けられています。承認後の安全性試験(BESREMI-PASS)については約3年間の募集期間を経て、被験者募集が完了しました。
「ヨーロッパで実施されたAOPヘルスの臨床開発プログラムにより世界中でベスレミの医薬品販売許可が下りたことは、AOPヘルスの統合化された医薬品開発と商業化に関する専門知識の賜物です。当社の成功とノウハウにより希少疾病治療の選択肢を世界中の患者に届けるという当社の目標をさらに追求していくことが可能となります」と、AOPヘルスグループの創設者で取締役のルドルフ・ウィドマン博士は述べています。
ベスレミ(BESREMi®)について
ベスレミは、骨髄増殖性新生物(MPN)である真性多血症に対して承認されたインターフェロンとして史上初かつ現時点で唯一のものであり、欧州連合では成人の単剤療法として、症候性脾腫のない真性多血症の治療を適応としています。複数の臨床試験において、総合的な安全性と有効性が実証されています。
ベスレミ (ロペグインターフェロンアルファ-2b)は、長時間作用型のモノペグ化プロリン・インターフェロンです(ATC L03AB15)。投与は、ペン(250ugおよび500ug)を用いた自己注射で、当初2週間に1回、血中濃度安定化後は4週間に1回を上限とします。ベスレミは、プレフィルドペンを用いて皮下自己注射するように設計されています。
EMAの製品特性概要はこちらをご覧ください:ベスレミ
BESREMi®製品特性概要のリンク::https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/besremi-epar-product-information_en.pdf
医薬品の活性成分であるロペグインターフェロンアルファ-2bは、AOPヘルスの長きにわたるパートナーのファーマエッセンシアにより発見されました。2009年、AOPヘルスは真性多血症その他慢性骨髄性白血病(CML)等の骨髄増殖性新生物(MPN)を対象としたロペグインターフェロンアルファ-2bのヨーロッパ、独立国家共同体(CIS)、中東マーケット向け商業利用および臨床開発の独占権を取得しました。
AOPヘルスについて
AOPヘルスグループはオーストリアのウィーンに本社を置くAOP Orphan Pharmaceuticals GmbH(「AOPヘルス」)を含む複数の会社で構成されています。AOPヘルスグループは、希少疾患と救命救急診療の統合治療におけるヨーロッパの草分けです。過去25年間で、AOPヘルスグループは、ウィーン本社、ヨーロッパおよび中東の子会社および駐在員事務所、そして世界中のパートナーを通じて、統合治療ソリューションのプロバイダーとして確立しました。「ニーズ、科学、信頼」の主張に、当グループの成功の基盤が集約されています。当グループは研究開発への継続的な高水準の投資、そしてあらゆるステークホルダー(特に患者やその家族、患者を治療する医療従事者)のニーズに、絶えず実際に向き合うことで信頼を築いています。
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