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東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 3D OPPORTUNITY MASTER FUNDの資産運用会社である3D Investment Partners Pte. Ltd.(以下、3D Investment Partners Pte. Ltd.及び3D OPPORTUNITY MASTER FUNDのいずれか又は両社を総称して「当社」)は サッポロホールディングス株式会社(2501.T、以下「サッポロ」)の大株主の一社であり、本日、サッポロの長年の経営課題等について説明したプレゼンテーション資料(以下「本プレゼン資料」)を公開しました。
本プレゼン資料は下記リンク先にてご確認ください:
https://www.3dipartners.com/engagement/sapporo-presentation-jp-202304.pdf
サッポロは、酒類事業において素晴らしいグローバルブランドを有する、日本を代表する企業です。しかし、その素晴らしいブランドとは裏腹に、サッポロは深刻なアンダーマネジメント状態にあり、苦境に喘いでおります。15年以上前から、サッポロの酒類・食品飲料事業(以下「コア事業」)の低収益性は客観的に見て明らかでしたが、経営陣は、不動産事業が生み出す利益を隠れ蓑にコア事業の低収益性という重要課題を放置し、ただ問題が悪化することを傍観してきました。その結果、サッポロ株主はコア事業の業績不振、それによりもたらされる期待外れのリターンに苦しみ続けております。当社は、本プレゼン資料において、このような経営上の問題点も含めたサッポロが抱える問題点について、詳細に指摘しておりますので、是非ともご一読いただきたく存じます。
当社はこれまで、サッポロの企業価値向上を願い、客観的な視点に依拠した経営課題の再検証や、それらの経営課題を払しょくするための方向性等に関して、様々な提案を行って参りました。しかしながら、それらの問題に対し、十分な検討や対処がなされていないと当社は考えております。そこで、当社は、当社の考えるサッポロの経営課題等を株主の皆様に共有させていただいた上で、株主の皆様のご意見をお伺いし、率直なご意見を広く参考にしながら、今後のサッポロの企業価値の向上に向けた建設的な対話を行っていくべきであると考えるに至りました。
是非、サッポロ株主の皆様におかれましては、本プレゼン資料をご一読いただいたうえで、サッポロの戦略、資本配分、事業構成、ガバナンス、成長機会等に関して率直なご意見を当社にお聞かせいただけますと幸いです。ご意見をお寄せいただけます場合は、3DIPartners@3dipartners.com までメールにてご連絡ください。株主の皆様のご意見をサッポロ取締役会にお伝えし、経営課題の改善に役立てていただくためにも、多くの株主の皆様から意見聴取をさせていただきたいと考えております。ご協力を賜れますよう、何卒よろしくお願いいたします。
なお、当社といたしましては、当社のような投資家が事業戦略等に関する意見を提示し、その内容を機関投資家をはじめとする株主の皆様に分析・評価等していただくことが、日本の上場企業におけるエージェンシー問題(所有と経営の分離に起因して、経営陣が株主共同の利益のために行動しないことにより、潜在的な企業価値・株式価値が毀損されるという問題)を解消し、株主共同の利益を実現するために重要であり、今回の取組みもこれに資するものと考えております。経済産業省が公表している「事業再編実務指針~事業ポートフォリオと組織の変革に向けて~(事業再編ガイドライン)」においても、「様々な投資家の間での役割分担により資本市場全体として適切なモニタリングを図るという観点からは、エンゲージメント活動を積極的に行うアクティブ運用の機関投資家が会社に対して株主提案・株主意見を提出し、それについて、パッシブ運用等の機関投資家が、中長期的な企業価値の向上の観点からその是非を判断する、という相互補完関係も合理的であると考えられる。」(4.1.2)と指摘されているとおりですので、株主の皆様にはかかる点もご理解いただきご協力を賜れますよう、よろしくお願いいたします。
サッポロの中長期的・複利的な企業価値向上に向けて、当社は引き続き、サッポロとの建設的な対話を継続して参ります。
3D Investment Partners Pte.Ltd.について
当社は、2015年に設立された、シンガポールを拠点に日本特化型のバリュー投資を行う独立系資産運用会社です。複利的な資本成長を通じた中長期的な価値創造を投資哲学とし、長期的なリターンの達成という共通の目的を共有する経営者とのパートナーシップを重視しております。
免責事項
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3D Investment Partners Pte. Ltd.及びその関連会社並びにそれらの関係者(以下、「3DIP」)は、昨今のサッポロの株価はその本源的価値を反映していないと考えています。3DIPは、購入時点において、サッポロの有価証券は過小評価されており、魅力的な投資機会を提供しているという独自の考えの下、これらの実質的所有権及び/又は経済的利益を購入しており、また、将来においても実質的所有権を有し、又は経済的利益を有する可能性があります。3DIPは、サッポロに対する投資について、継続的に再検討を加える予定であり、様々な要因– 例えば、サッポロの財政状態及び戦略的方向性、サッポロとの協議の結果、全体的な市場環境、3DIPが利用可能なその他の投資機会、サッポロの有価証券の購入又は売却を3DIPの希望する価格で実行しえる可能性等 - に応じて、いつでも(公開市場又は非公開の取引を通じて)、関係法令で許容される方法を限度として、自由に、売却し、購入し、カバーし、ヘッジし、又は投資(サッポロの有価証券への投資を含みます)の形態や実態にかかるその他の変更を実施する可能性があります。また、3DIPは、そのような変更等を他者に通知する義務の存在を明示的に否定します。
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