つなげることで、コンピューターの使用が楽しく、協調的、分散型かつ開放的で簡単なものになります。BeaglePlay®は、幅広いセンサーとプロトタイプ作成システムに接続でき、そのサポートをするソフトウエアや高性能機能も備えて開発の仕事を遊びに変えます。



米ミシガン州ロチェスター--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- BeagleBoard.org®ファウンデーションは本日、現時点で最も適応性の高いオープンソースの高性能プラットフォームであるBeaglePlay®を世界的に提供すると発表しました。当社の実績あるオープンソースのLinuxアプローチに基づいて構築されたBeaglePlay®は、有線・無線の接続能力を内蔵し、数千という選択肢から選べる幅広いセンサーとプロトタイプ作成システムへの接続能力を備え、さらにそれらをサポートするインターフェースと処理性能を含む機能一式を実装しています。


詳細はwww.beagleplay.orgをご覧ください。


テキサス・インスツルメンツ製AM625プロセッサー(64ビットArm® Cortex®-A53クアッドコア)、低遅延マイクロコントローラー・サブシステム、テキサス・インスツルメンツ製SimpleLink™ CC1352P7サブ1GHzおよび2.4GHz無線MCU、テキサス・インスツルメンツ製WiLink™ WL1807MOD Wi-Fi®モジュールを活用することで、新規または経験豊富なユーザーは、Linux、Zephyr、MicroPythonその他多数のオープンソース・フレームワークからの多様なアプリケーション・ライブラリーやサンプルを利用して、無数のセンサー、アクチュエーター、インジケーター、新たな接続オプションを追加できます。


BeaglePlay®ソフトウエアは、デスクトップを事前装備したカスタマイズ済みBeagleBoard.org® Debian Linuxイメージに加え、Wi-Fi®アクセスポイントやBeagleConnect®ゲートウェイ機能などを備え、迅速かつ柔軟な開発オプションをサポートします。


次のような最高に幅広い種類の高性能アプリケーションを構築できます。



  • 産業用ヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)


  • 小売およびPOS自動化


  • 3D点群システム


  • ビジョン・アナリティクス


  • 車両およびドローン用インフラストラクチャー


  • 3D再構成可能ディスプレー・システム


  • 医療機器


  • スマートビルとエッジAI


  • web3分散型インフラストラクチャー


次のようなBeaglePlay®の機能一式により、最も多様なセンサーやプロトタイプ作成システムへの接続に加え、メモリーや処理性能を備えたインターフェースへの接続が低コストで可能になります。


拡張性



  • 数百種に及ぶ既存のClickセンサーやアクチュエーターへのアクセスを可能にするMikroBusヘッダー


  • 豊富で標準化されたプロトタイプ作成エコシステムを構成するSEEED Studio製Groveコネクター


  • SparkFun製QWIIC接続インターフェースにより、センサー、LCD、リレーなどへアクセス可能


メモリー



  • 2GB(1Gbx16)1600MHz 3200Mbps DDR4


  • 高速インターフェース搭載16GB eMMCフラッシュ


  • マイクロSDカードスロット


インターフェース



  • TI WiLink™ 8 WL1807モジュールによるWi-Fi®/2.4G、MIMO/5G、SISO


  • BeagleConnect®ファームウエアのTI CC1352P7 M4+M0によるBluetooth® Low-Energy(BLE)/サブG


  • 電源入力およびデータ通信用HS-USB Type-Cインターフェース


  • HS-USB Type-Aインターフェース


  • ギガビット・イーサネット(RJ45型)


  • 10Mbitシングル・ペア・イーサネット(SPE)と5V/250mAパワー・オーバー・データ・ライン(PoDL)(RJ11型)


ディスプレーとカメラ用コネクター



  • フルHD/1080P最大24ビットRGB対応のHDMI Type-A


  • FPC 22ピン4レーンMIPI CSIカメラ用コネクター


  • FPC 40ピンOLDI(LVDS)ディスプレー・インターフェース


ユーザーインターフェース



  • ユーザー・プログラマブル・ボタン1つ、リセット・ボタン1つ、電源ボタン1つ


  • 電源表示LED 1つ、ユーザーLED 5つ


  • U.FLアンテナ用コネクター4つ


  • デバッグ接続用JTAG 10ピンTAG-CONNECT製パッド2つ


  • コイン電池バックアップ可能なリアルタイム・クロック(RTC)回路


次の特徴を備えたAM6254クアッドコア64ビットArm® Cortex®-A53、1.4GHzプロセッサー・サブシステムを搭載しています。



  • クアッドコアCortex-A53®クラスター


    • 512KB L2共有キャッシュ


    • 各コアに32KB L1 Dキャッシュと32KB L1 Iキャッシュを搭載




  • 最大400MHzのシングルコアArm® Cortex®-M4F


  • シングルコアArm® Cortex®-R5F


  • 3D GPU:60fpsで最大2048x1080、OpenGL ES 3.1、バルカン1.2


  • プログラマブル・リアルタイム・ユニット(PRU)サブシステム


    • 333MHzで動作するデュアルコアPRUSS


    • 強固に統合され、IOピンの低遅延制御が可能


    • BeagleBoard.orgなどのコミュニティーのソフトウエア・ライブラリーを利用可能




BeagleBoard.org®ファウンデーションの最高経営責任者(CEO)のクリスティン・ロングは、次のように述べています。「BeaglePlay®はBeagleBoard.org®のファミリーに加わったすばらしい製品で、何千ものアプリケーションのプロトタイプ作成をこれまで以上に迅速に行うことができます。この非常に競争力のある販売価格と使いやすさで、より多くの開発者の仕事が遊びのようになるでしょう。」


詳細情報と販売店向け購入用リンクは、https://beagleplay.orgをご覧ください。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 BeagleBoard.org®のBeaglePlay®がコンピューターによる構築の楽しさを届ける