変更不可能なリアルタイムのサプライチェーン・データにより、リコール・サイクルをなくし、食品の無駄を最小限に抑える

米ジョージア州アルファレッタ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、ファーム・トゥ・プレートは、食品サプライチェーンの先駆的ブロックチェーン・ベースの来歴・追跡製品である「ファーム・トゥ・プレート(F2P)」を即時に提供することを発表しました。これは、生産者から消費者まで、エンドツーエンドにデータの透明性の範囲を食品業界の根本まで拡大するものです。ファーム・トゥ・プレート・プラットフォームはGS1およびFDA食品安全強化法(FSMA)規則 #204に準拠して、デジタル化と透明性に対する規制要求の高まりに対応し、持続可能性、責任ある農業、消費者の透明性、リコールのリスクと規模の大幅削減に集中できるようにすることで、ブランドに対する信頼、財政的安定、評判を高めます。仕組みはこちらをご覧ください。




ファーム・トゥ・プレートの主な特徴と利点



  • マイクロチッピング:最終消費者から生産者へブロックチェーン上で安全かつ瞬時に直接チップを提供し、中間業者や不正の可能性を排除するとともに、生産者の慎ましい収入を大きく増やします。


  • 変更不可能なエンドツーエンドの探査・追跡:変更不可能な分散型情報により、特定のステークホルダーが不相応な情報所有権を持つことがなく、データ捏造リスクがなくなります。


  • ブロックチェーン上の情報への安全なアクセス制御:強力なアクセス制御により、誰がどのデータにアクセスできるかを細かく制御し、さまざまな当事者が関連する必要な情報のみにアクセスできます。


  • GS1基準に基づいて構築され、FDA FSMA規則#204に準拠しています。


エンドツーエンドの透明性を求める消費者ニーズに対応


食品を調達し、大陸を越えて輸送するグローバル化した食品サプライチェーンにおいて、消費者が今求めているのは、調達、輸送、保管や他の詳細にわたる透明性のレベルであり、これはかつてない水準に達しています。また、調査から、消費者の73%が、生産物がどこでどのように飼育または栽培されたかについて持続可能で、誠実で、透明性のあるブランドを好むことが分かっています。また、持続可能な生産は消費者の希望事項の上位にあり、消費者は持続可能な方法で生産された商品に対して平均して30%から40%という高い割増金を支払ってもよいと考えています。ファーム・トゥ・プレートの戦略アドバイザーのミカ・リスは、次のように述べています。「ファーム・トゥ・プレートは、持続可能性を重視する現代の消費者と強い一体感を築きたいと願う食品ブランドにとって、革命的なものになるでしょう。透明性を高め、供給者と直接つながることができるようになることで、ブランドは、現代的で意識の高い企業という強力なイメージを顧客に打ち出すことができます。これは、消費者と食品ブランドとの信頼関係を築く長い取り組みの始まりです。」


ファーム・トゥ・プレートはサプライチェーンの間隙を埋める


食品ブランドは、規制要件の重圧と消費者の透明性に対する要求に奮闘しています。複雑なグローバル・サプライチェーンにおいてこのような詳細かつ信頼性の高い情報を提供するのは難しい課題です。手作業に大きく依存しているため、データは不正に弱く、すべてのステークホルダーに適時に情報を伝えることができません。ファーム・トゥ・プレートは、許可制ブロックチェーン、AI駆動型ツール、IoTデバイスによる自動化を用いて、アクセス制御された変更不可能なリアルタイムのデータを適切なステークホルダーに提供します。ファーム・トゥ・プレートの製品担当バイスプレジデントのサプタリシ・チョウドリーは、次のように述べています。「当社は、お客さまの既存のシステムとシームレスに統合するオープンな業界標準の技術でF2Pを構築しました。そして、その最も優れた点は、これがモジュール式であることです。これにより、将来のリリースで機能を構築する際に、ほぼ無限にその機能を拡張することができます。」


消費者と農家をつなぎ、持続可能なエコシステムへ


ファーム・トゥ・プレートは、WhatsAppなどの人気のメッセージング・プラットフォーム、音声転写、現地語翻訳、オフライン機能を革新的に使用することで、漁師や農家が真に利用しやすい初の探査・追跡ソリューションとなっています。ファーム・トゥ・プレートは、マイクロチッピングによって消費者と農家のつながりを生かし、生産者コミュニティーに経済的安定をもたらし、過剰生産のリスクを抑制します。


ファーム・トゥ・プレートおよびパラマウント・ソフトウエア・ソリューションズのプラモド・サジャー社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ファーム・トゥ・プレートは、すべてのステークホルダーを互いに結び付け、システムの一部とする初の食品サプライチェーン・ソリューションです。独自な点は、消費者と農家を直接つなぐことです。これにより、透明性を通して消費者の食の信頼を確保し、単一のQRコードによって生産者の財務的な持続可能性を実現します。当社の価値提案は「5つのT」に集約されています。すなわち、追跡(Trace)、探査(Track)、取引(Trade)、チップ(Tip)、信頼(Trust)です。チップは特に当社のお気に入り機能です。それは、農家に感謝の意を示せるからです。」


ファーム・トゥ・プレートについて


ファーム・トゥ・プレートのブロックチェーン・チームのビジョンは、食品・飲料業界の運営方法を変革する製品を開発することでした。Hyperledger Fabricの成功事例があり、これが採用されたことで、オープンソースのエコシステムをこの技術の最前線に送り込むことができました。ファーム・トゥ・プレートは、変化をもたらすものでありながらシンプルに適応でき、既存の食品サプライチェーン・システムの隙間を埋めるものを作りたいと考えました。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ファーム・トゥ・プレートが、食品の安全性を高め、リコールを最小限に抑え、持続可能なエコシステムを推進する革新的なサプライチェーンSaaSプラットフォームの提供を発表