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イスラエルとシンガポールへの効率的な資本配置により、重要市場での規模拡大をサポート
イスラエル・レホボト--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 非遺伝子組み換えウシ細胞から直接的に培養ステーキ肉を育てる初の企業であるアレフ・ファームズは本日、バイオテクノロジー企業のVBLセラピューティクス(Nasdaq: VBLT)からイスラエルのモディインにある製造施設と、一定の関連資産を買収したと発表しました。アレフ・ファームズはまた、垂直統合型の製造受託機関エスコ・アスターと、シンガポールで培養肉を生産するための了解覚書(MOU)に署名しました。これらの契約/合意は、アレフ・ファームズが商業化に向けて生産能力と世界的な影響力を高めるものとなります。
アレフ・ファームズ共同創業者のディディエ・トゥビア最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「イスラエルとシンガポールは、当社の培養薄切りステーキ肉を発売する計画の最初の2市場です。設備投資を小幅に維持しながら、これらの場所で迅速に生産能力を増強することは、拡張性への明確なロードマップとなります。当社は、食料システムに安全性と弾力性をもたらす活動の一環として、イスラエルとシンガポールの他にも、追加の戦略的資産を世界各地に構築する計画です。」
VBLの既存資産に対し、イスラエルのレホボトにあるアレフ・ファームズのパイロット生産施設からの技術移転をスムーズに組み合わせることで、高品質のタンパク質に対する需要の高まりに応えて、現地での生産量を増加させます。
VBLのDror Harats最高経営責任者(CEO)(MD)は、次のように述べています。「当社の最先端施設により、アレフ・ファームズは効率的な方法で価値を引き出し、現地での生産を拡大できるようになります。当施設が将来的にアレフ・ファームズの目標達成を支援できるものと期待しています。」
アレフ・ファームズとエスコ・アスターによるMOU締結には、駐シンガポールイスラエル大使のSagi Karni閣下、対イスラエル非居住シンガポール大使兼シンガポール食品庁長官のLim Chuan Poh閣下が立ち合い、両国の強い結びつきを示しました。エスコ・アスターは、政府機関(シンガポール食品庁)から完全な認可を受け、さらにISO 22000およびFSSC 22000の認証を受けた企業として世界初にして唯一の存在であり、最高の安全基準で商業販売・消費用の培養肉生産を手掛けています。
本MOUは、製造に関するエスコ・アスターの専門力を活用して、シンガポールでアレフ・ファームズの培養肉を生産することで、シンガポールが掲げる「30 by 30」、すなわち2030年までに同島国の栄養需要の30%を国内にて持続可能な形で満たせる農業/食品分野の能力を確立するという目標の達成に向けて同国を支援する内容です。また、この条項により、シンガポールはアレフ・ファームズの東南アジア、さらに広くアジア太平洋地域における今後の事業拡大で中心的な存在となります。
エスコ・アスターのCEOでESCOライフサイエンシズ・グループのCEO代理のXiangliang (XL) Lin氏は、次のように述べています。「私たちは、アレフ・ファームズと協力し、同社の培養ステーキ肉をシンガポールに導入できることを誇りに思います。本製造委託MOUの一環として、当社は宗教当局との協力の下で、当社施設のハラル認証を取得し、アレフとの連携をさらに一層広い地域に拡大できるようにします。」
アレフ・ファームズは、最初の製品である培養薄切りステーキ肉の発売に向けて準備する中、世界中の規制当局と緊密に協力しています。当社はまた、専有的な能力の追加により、異なるカットのステーキ肉に加え、培養コラーゲンなど、動物細胞に基づく他の製品の生産も計画しています。アレフ・ファームズは、1個の受精卵から数千トンの培養肉を育てることができ、持続可能で安全な食料システムへの公正で包摂的な移行の一翼を担っています。
アレフ・ファームズについて
アレフ・ファームズでは、生きている牛から分離して不死化していない非遺伝子操作細胞を用いて、培養ステーキを生産することで、屠殺を避け、環境への影響低減を大規模で実現しています。当社は2017年、シュトラウス・グループに属するザ・キッチンハブのディディエ・トゥビアとテクニオン・イスラエル工科大学のシュラミット・レベンバーグ教授が共同で創設しました。当社は、いつでも、どこでも、誰にでも、無条件に栄養を確保するという展望を掲げています。詳細情報については、インスタグラム、ツイッター、フェイスブック、リンクトインでアレフ・ファームズをフォローするか、www.aleph-farms.comをご覧ください。アレフ・ファームズの報道資料は、こちらから入手できます。
エスコ・アスターについて
エスコ・アスターは、ESCOライフサイエンシズ・グループの独立子会社として運営されているcGMP準拠CRDMO(研究開発製造受託機関)です。当社は、プロセス開発(PD)および受託製造(上流から下流、製剤、充填まで)、コンサルテーション、臨床研究のサービスを提供し、研究室から臨床現場への橋渡しにおける不足分を補っています。
VBLセラピューティクスについて
VBLセラピューティクス(Nasdaq: VBLT)として営業しているバスキュラー・バイオジェニックスは、免疫・炎症性疾患に対する標的治療薬の開発に当っています。免疫疾患領域におけるVBLセラピューティクスの有力な製品候補であるVB-601は、免疫・炎症性疾患に適用される標的化抗体で、多発性硬化症、関節リウマチ、炎症性腸疾患など複数の前臨床モデルで疾患修飾活性を示しています。VBLセラピューティクスは、ノータブル・ラブズと正式な合併契約を締結しており、2023年第2四半期に合併を完了する見込みです。VBLセラピューティクスの詳細については、vblrx.comをご覧ください。
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