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この共同研究では、エクセンシアの精密医療プラットフォームを活用し、共同で確認した治療標的に基づき、細胞固有の新しい抗がん性低分子化合物を同定します。有望な候補は、MDアンダーソンの治療薬探索部門のチームがさらなる開発へと進めることになります。共同研究者らは、標的探索プログラムが成功すれば、MDアンダーソンでの概念実証臨床試験に進むことができるものと期待しています。
MDアンダーソンの治療薬探索担当バイスプレジデント兼応用がん科学研究所(IACS)所長のフィリップ・ジョーンズ博士は、次のように述べています。「私たちは、意義ある利益をもたらし、患者さんの生活を改善することができる次世代のがん治療法を開発することに邁進しています。今回の連携は、エクセンシアのAI駆使型の精密医療プラットフォーム、MDアンダーソンの創薬・開発エンジンの強み、そして私たちの臨床研究チームの専門知識を基盤とするものです。私たちの究極の目標は、医薬品開発に費やす時間を短縮し、新規標的療法の臨床の場への導入を加速させることです。」
エクセンシアは、新規低分子治療薬の開発に傾注する創薬エンジンであるIACSのチームと連携していきます。IACSはMDアンダーソンの治療薬探索部門の中核的な要素であり、研究者、医師、医薬品開発専門家が統合されたチームとして、インパクトのある新規治療薬を推進するために活動しています。
エクセンシアの創設者で最高経営責任者(CEO)のアンドリュー・ホプキンス教授(D.Phil.)は、次のように述べています。「私たちは、MDアンダーソンと共に、次世代のがん治療法の発見に向けて、当社のAI駆使型プラットフォームを活用することを大変誇りに思います。人工知能はがん研究に新たな可能性を切り開いており、私たちは当社の精密医療プラットフォームの中で深層学習マルチオミクスを使用し、エクセンシアの患者組織モデルで潜在的な医薬品候補を試験することができます。さらに、当社のプラットフォームは、早期発見段階でも患者さんを層別化できる可能性があり、がん患者さんに影響を与える可能性が最も高い医薬品候補を効率的に設計することができます。」
契約条項に基づき、エクセンシアとMDアンダーソンは、指定された各プログラムの前進に向けて、共同での貢献と支援を行います。
情報開示
MDアンダーソンは、エクセンシアと組織的な利益相反の関係を有しており、この関係はMDアンダーソン組織的利益相反管理・監督計画に従って管理されます。
エクセンシアについて
エクセンシアはAIを駆使した製薬技術企業として、最も迅速かつ効果的な方法で最善の医薬品を発見・設計・開発することに傾倒しています。エクセンシアは、史上初の機能的な精密腫瘍学プラットフォームを開発して、治療法の選択を導き、前向き介入臨床研究で患者の転帰を改善することに成功するとともに、AI設計の低分子を臨床環境に進めました。当社の社内パイプラインは、がん領域における当社の精密医療プラットフォームの活用に重点を置いており、提携パイプラインは、当社のアプローチを他の治療領域に拡大しています。私たちは、医薬品創製の新しい手法を開拓することで、最高の科学アイデアを患者にとって最良の医薬品へと迅速に転換できると信じています。
エクセンシアは、オックスフォード(英国イングランド)に本社を置き、ウィーン(オーストリア)、ダンディー(英国スコットランド)、ボストン(米国マサチューセッツ州)、マイアミ(米国フロリダ州)、ケンブリッジ(英国イングランド)、大阪(日本)にオフィスを構えています。
当社については、https://www.exscientia.aiをご覧になるか、ツイッター(@exscientiaAI)でフォローしてください。
MDアンダーソンについて
ヒューストンにあるテキサス大学MDアンダーソンがんセンターは、がん患者のケア、研究、教育、予防に傾注するセンターとして世界で最も尊敬されているものの1つです。当機関の唯一の使命は、世界中の患者さんとその家族のためにがんを撲滅することです。MDアンダーソンは、米国国立がん研究所(NCI)により指定されたわずか53組織の総合がんセンターの1つです。MDアンダーソンは、USニューズ&ワールド・レポート誌の「最優秀病院」ランキングでがん部門第1位であり、1990年のランキング開始以来、がん分野で全米トップ2の病院の1つに選ばれています。MDアンダーソンは、米国国立衛生研究所のNCIからがんセンター支援助成金を受けています(P30 CA016672)。
エクセンシアの将来見通しに関する記述
本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法で定義された「将来見通しに関する記述」が含まれています。これらの記述には、候補分子の発見と開発の進捗、エクセンシアの製品候補の臨床試験の時期や進捗および報告データ、予測収益とキャッシュランウェイに関するエクセンシアの予想に関するものが含まれます。エクセンシアの目標、計画、期待、財務、その他の予測、意図、見解を説明する記述は、すべて将来見通しに関する記述であり、リスクを伴う記述と見なされるべきものです。こうした記述は、多くのリスク、不確実性、仮定の影響を受けるものであり、これらのリスク、不確実性、仮定にはCOVID-19パンデミックが当社の事業 (エクセンシアの製品開発活動の範囲、進捗、拡大を含む) に及ぼし得る影響、エクセンシアとそのパートナーが計画したか進行中の前臨床試験および臨床試験の開始・範囲・進捗ならびにその費用の影響、臨床/科学/規制/技術上の展開、ヒト治療薬として使用された場合に安全かつ有効である製品候補の発見・開発・商業化の過程、かかる製品候補をめぐる事業構築の取り組みが含まれます。これらのリスクおよび不確実性に加え、2022年3月23日に米国証券取引委員会(SEC)に提出したエクセンシアのフォーム20-F年次報告書(ファイル番号:001-40850)のリスク要因のセクションおよびその他のセクションならびにエクセンシアが随時SECに提出するその他の書類(これらはhttps://www.sec.gov/ で入手可能)に記載されているその他のリスクおよび不確実性に照らすと、かかる将来見通しに関する記述で検討された事象および状況は発生しない可能性があり、エクセンシアの実際の結果は、そこで予測または暗示されたものとは大きくかつ不利に異なる可能性があります。エクセンシアの将来見通しに関する記述は、当社の経営陣の誠実な判断を反映したものですが、これらの記述は当社が現在把握している事実および要因にのみ基づいています。そのため、これらの将来見通しに関する記述に依拠しないようご注意ください。
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