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両社が2015年から実行しているサプライチェーン・ファイナンス・プログラムは今後、ヘンケルのサプライヤーに、サプライヤーのESG評価に応じた優遇金利での柔軟な資金調達の選択肢を提供します。ESG評価を向上させることで、サプライヤーはサプライチェーンにおける資金調達コストをさらに削減できます。このプログラムは、顧客、消費者、サプライヤーと共に2016年から2025年にかけて1億トンのCO2削減を達成するというヘンケルの目標を強調するものです。
このプログラムは、規模拡大を可能にするために、タウリアの技術ソリューションによりサポートされています。タウリアのマルチファンダー・モデルにより、企業は金融機関のエコシステムにアクセスすることができます。これにはウニクレディトやINGが含まれ、資金源を多様化することで、企業に柔軟性と、リスクを抑制する方法を提供しています。さらに、ESG評価の統合により、さらに多くの企業が自社のサプライチェーンの福祉を維持しながらESG目標を実現できるようになります。
タウリアの最高経営責任者(CEO)のセドリック・ブルーは、次のように述べています。「このプロジェクトは、サプライチェーンの持続可能性に関する透明性を確立する上での重要な節目です。タウリアはヘンケルと協力して、サプライチェーン内の適格なサプライヤーが流動性を利用できるようにするプログラムを提供し、サプライヤーが環境に及ぼす影響を最小限に抑えるよう奨励します。」
ヘンケルの最高財務責任者(CFO)のマルコ・スウォボダは、次のように述べています。「ヘンケルは自身を、目的のある成長に向けた戦略的アジェンダの不可欠な一部である持続可能性の分野における先駆者であると考えています。持続可能性は、今日の成功するサプライチェーンの主要な基準となっています。タウリアと共にサプライチェーン・ファイナンス・プログラムを持続可能なものに変えることは、この方向への新たな一歩です。」
ヘンケルのグループ財務責任者のウルリッヒ・ボーグシュテットは、次のように述べています。「現在すでに、私たちはサプライヤーの選択の際にESG評価を使用しています。当社の持続可能なサプライチェーン・ファイナンス・プログラムは、純粋な炭素削減を超える持続可能性への多面的なアプローチを用いて、サプライヤーがESG評価を向上させるよう奨励しています。当社の持続可能なサプライヤー・ファイナンスには、サプライヤーは優遇割引率を受けて参加できます。」
ウニクレディトのドイツ運転資本販売責任者のイネス・リュートケは、次のように述べています。「私たちは、企業顧客が定義されたESG目標を達成し、将来にわたり持続可能な企業であり続けるための変革に成功するようサポートしています。」
INGバンクのサプライチェーン・ファイナンス・グローバル・リードのアドリアン・ベラートは、次のように述べています。「INGでは、持続可能なビジネスはより優れたビジネスだと考えています。だからこそ当行は、より持続可能な事業へと移行するための努力に資金を提供し、見返りをもたらすことにより、お客さまが持続可能性レベルの向上に向けた行動を取るサポートをすることに取り組んでいます。」
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タウリアについて
タウリアは、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く運転資本管理ソリューションのフィンテック・プロバイダーです。タウリアは、買掛金、売掛金、在庫に閉じ込められている価値を企業が活用できるようにします。200万社以上の企業ネットワークが、タウリアのプラットフォームを利用して支払いを行う時期や受け取る時期を判断しています。タウリアは、お客さまの運転資金戦略の実行、サプライヤーの早期支払い支援、持続可能なサプライチェーン構築への貢献を可能にします。タウリアの処理額は毎年5000億ドルを超えており、エアバス、アストラゼネカ、日産を含む世界最大規模の企業から信頼されています。2022年3月に、タウリアはSAPの傘下に入りました。タウリアは、SAPグループの独立した企業として自身のブランド下で事業を行っています。詳細情報については、 www.taulia.comをご覧ください。
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