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レノボは、スマートフォンおよびノートパソコンについて巻き取り式(ローラブル)の概念実証を初めて一般公開するなど、革新成果を披露しました。コンピューティングと巻き取り可能なスクリーンを融合することで、生産性、エンターテインメント、接続機能を、ダイナミックかつ調整可能なより大きなスクリーンでありながらも、より小型なデバイスで提供し、顧客の悩み所に対処して、ハイブリッドワークの生産性を向上させます。
ほかにも、没入型テレプレゼンスによるコミュニケーションおよびチームワーク向けに魅力的でインタラクティブな物理的ホログラフィックソリューションであるCyber Spacesを発表しました。データの増大が続く中、レノボはエッジコンピューティング機能を備えたAIで効力を発揮する当社の革新成果が、より高速なデータ処理をデータの生成元で実現し、街並み、精密医療、ショッピングの市場を変革している様子も紹介しました。
レノボの楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「技術が、私たちの未来の職場と住空間を、仮想世界と物理世界の組み合わせに転換していますが、それは普及し、期待され、需要に対応できる新しいITインフラの力によって、実現しています。革新がもたらす力は、あらゆる産業をデジタル化、スマート化しているだけでなく、人類最大の課題を解決する上でも貢献しています。そのためレノボは、当社の研究開発への投資を倍増し、よりスマートな技術で急変する世界に力を与えていきます。」
レノボはテックワールド2022で、以下について発表しました。
巻き取り式フォームファクターの革新
生産性のための革新
AIソリューション
2050年までにネットゼロを目指すビジョン
エッジ技術とAI技術が次世代のデータ処理を実現
レノボは、複数業界の500人の最高技術責任者(CTO)を対象に実施した世界的調査の結果も明らかにしました。調査では、従来のITがいかにして、クライアント機器、エッジコンピューティング、クラウドコンピューティング、ネットワーク、AIすべてが協調する「新しいIT」アーキテクチャーへと進化を続け、共通の悩み所に対処し、あらゆる業界でグローバルなデジタル化をさらに推進するソリューションを提供するのか、CTOの見解が明らかになっています。
テックワールド2022と時期が重なったのが、レノボの世界的なThink30記念式典です。この式典では、ThinkPadおよびThinkSystemの目的意識のある設計とエンジニアリングの革新をたたえました。この伝統を基に、当社は自社史上最も広範なエンタープライズポートフォリオの強化を発表しましたが、これは新しいLenovo Infrastructure Solutions V3によって世界規模のIT最新化を加速できるように設計したものです。また、ThinkPadデバイスの販売台数が2億台を突破したことを祝いました。レノボは、世界初の折り畳み式PCの次世代モデルである新しいThinkPad X1 Foldを最近発表していますが、これからもデバイス革新のあり方を改革していきます。
レノボの楊元慶会長兼CEOは、テックワールド2022で基調講演を行い、レノボのよりスマートな技術が世界中の人々に力を与え、自分たちの世界を良い方向に変化させている状況について、見解を発表しました。
基調講演には、楊元慶以外のレノボの経営幹部のほか、クアルコムのクリスティアーノ・アモン社長兼CEO、インテルのパット・ゲルシンガーCEO、アクセンチュアのジュリー・スウィート会長兼CEO、AMDのリサ・スーCEO、IBMのアルビンド・クリシュナ会長兼CEOを含め、有力な世界的CEOが登壇しました。また、フォーミュラワンのステファノ・ドメニカリ社長兼CEOや、マイクロソフトのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高製品責任者(CPO)であるパノス・パネイ氏などの顧客やパートナーも、インテリジェントな変革を推進する上でレノボのよりスマートな技術が果たす役割について議論しました。
レノボの最高技術責任者(CTO)であるヨン・ルイ博士も、レノボがメタバースの技術ソリューションを開発し、インテリジェントな変革に力を与えていく方法について述べました。ルイ博士は、デバイス、サーバー、ソフトウエア、ソリューションにまたがるレノボの中核技術と革新が、仮想世界と物理世界をつなぐ方法に光を当てました。
メインの基調セッションでは、レノボのインテリジェント・デバイス・グループのプレジデントであるルカ・ロッシが、新しい未来のコンセプトを発表しました。生活を向上させる消費者向けの革新から、生産性や連携のソリューション、巻き取り可能なノートパソコンやスマートフォンという新しいフォームファクターの概念実証、そして新しいLenovo ThinkReality VRX仮想現実ソリューションなど新登場のAIやメタバースのソリューションまで、進化する世界でデジタル変革の舵取りをする将来世代に力を与えていくことになります。
レノボのインフラストラクチャー・ソリューション・グループのプレジデントであるカーク・スコーゲンは、あらゆる場所でのコンピューティングの進化について紹介しました。スコーゲンは、インテリジェントな変革のために、あらゆる業界で直ちにデータを活用する必要性について語りました。レノボのよりスマートなインフラは、サーバー、ストレージ、サービスを通じて、この変革を実現しています。スコーゲンは、ヴイエムウェアおよびバルセロナ・スーパーコンピューティング・センターのリーダーと共に、レノボがエッジでのAIを先導し、顧客が今日の変化するIT環境で起こっている世界的なデータ増大の力(2025年までに倍増する見通し)を活用できるように支援している状況について紹介しました。
レノボのエグゼクティブバイスプレジデントで、ソリューション&サービス・グループのプレジデントを務めるケン・ウォンは、世界のデジタル化に伴い、最高情報責任者(CIO)が担う役割がいかに拡大しているかについて語りました。またウォンは、産業用メタバースソリューションの価値や、デジタルワークプレイスソリューションの重要性、そしてエンジニアのためにトラック管理を最適化することで、公共交通機関などのインフラをリアルタイムで改善できることを強調しました。レボのグローバル持続可能性サービス担当エグゼクティブディレクターのクローディア・コントレラスも、顧客がそれぞれの持続可能性の目標に向かって取り組む中、一連の取り組みのどの段階にあっても、レノボのサービスが支援できることを浮き彫りにしました。
レノボのシニアバイスプレジデント兼最高法務責任者(CLO)のローラ・クアテラは、レノボが一連のネットゼロの活動で、提供している製品全体の持続可能性を強化すべく取り組んでいる方法を明らかにしました。クアテラは、持続可能な製品革新のほかにも、低排出の製造を先導するためにレノボが行っている持続可能性の改善や、排出削減に向けた信頼できる協業的なアプローチのために、レノボが進捗状況を共有・報告する意図について述べました。これらの持続可能性の取り組みは、2050年までにネットゼロを達成するビジョンをレノボが約束した楊元慶CEOによる閉会の辞によって強化されました。
完全な仕様、画像、詳細情報については、レノボのテックワールド2022のホームページをご覧ください。
レノボについて
レノボ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)は、フォーチュン・グローバル500社の中で171位にランクされる売上高700億米ドルの世界的な大手テクノロジー企業であり、世界で7万5000人を雇用し、180市場で日々、何百万人ものお客さまにサービスを提供しています。すべての人によりスマートな技術を提供するという大胆なビジョンに焦点を合わせ、レノボはサーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービスなど重要な成長分野へとさらに拡大することにより、世界最大のPC企業としての成功を築いてきました。この変革は、レノボの世界を変える革新と共に、すべての人のためにあらゆる場所で、より包摂的で信頼できる持続可能なデジタル社会を構築しています。詳細は、https://www.lenovo.comをご覧ください。また、ストーリーハブで最新のニュースをご覧ください。
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Stuart Gill
sgill@lenovo.com