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ネルのホーコン・ヴォルダル最高経営責任者(CEO)は、「質の高い資産の開発で確かな実績を持つ高品質企業であるウッドサイド・エナジーに、この期待の持てる意義深いプロジェクトで選ばれたことを非常に誇らしく思います」と述べています。
H2OKはウッドサイドにとって米国初の水素プロジェクトであり、この装置は提案されているプロジェクトの第1段階(60tpd)をサポートします。ウッドサイドは、水とエネルギーが豊富で水素製造に適したエリアであるオクラホマ州アードモアに施設を設ける予定です。同社はこれらの資源を活用して、水素燃料電池を搭載した商用車や大型輸送車両用の液体水素を製造します。
ウッドサイド・エナジーは、米国での設置面積の拡大を目指しており、オーストラリアで予定されている2件の水素プロジェクト「H2Perth」と「H2Tas」も進められています。
ウッドサイドとの契約が締結されたのは、ネルが米国の別の大規模プロジェクトで200MWという記録的な規模の注文を受けてからわずか数カ月後のことでした。
ヴォルダルは、次のように述べています。「電解槽市場はネルに有利に発展しています。当社は現在、有利な条件で管理可能なリスク特性を備えた質の高い契約を確保しています。ウッドサイドとの契約は、当社の財務業績にかなりプラスの影響を与えるでしょう。」
ネル・ハイドロジェン米国の地域セールスマネジャーのトム・スコチラスは、次のように述べています。「ウッドサイドのプロフェッショナルなチームと協力してこのようなプロジェクトを実現できることに高い期待を感じています。アードモアのプロジェクトは再生可能エネルギーを輸送や産業の分野で幅広く活用できるようにすることを目指していますので、ネルの電解槽技術を紹介する素晴らしい事例になるはずです。」
この電解槽スタックはヘロヤにあるネルの工場で製造されます。この工場は世界で唯一、完全に自動化された電解槽製造施設です。
これはアルカリ・スタック、バランス・オブ・スタック(BoS)装置、バランス・オブ・プラント(BoP)装置のエンジニアリング(ウッドサイドが提供)の正式発注です。スチールとニッケルの価格上昇に対してはパススルーの仕組みがあります。ウッドサイドは2023年にFIDを進めることを目指しています。電極は2024年の年間を通して生産する予定です。
ネルについて(www.nelhydrogen.com)
ネルは世界的な水素専業企業であり、再生可能エネルギーからの水素を製造・貯蔵・供給するための最適ソリューションを提供しています。当社は産業界やエネルギー・ガス企業に最先端の水素技術を提供しています。当社の起源は1927年に遡り、それ以来、当社は水素技術の開発と継続的改善を行ってきた誇り高い歴史を持っています。現在、当社のソリューションは、水素の製造技術から水素供給ステーションまで、バリューチェーン全体を網羅しており、産業界のグリーン水素への移行を可能にし、燃料電池型電気自動車のために化石燃料車と同じ迅速な燃料補充と長距離走行を、排気ガスを排出することなく実現しています。
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