韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 光半導体専門企業のSeoul Viosys Co., Ltd. (本社:安山市、代表理事:イ・ヨンジュ、以下「ソウルバイオシス」)は、IFA(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)2022で高解像度表示を実現する積層構造に基づくマイクロLEDと当社のマイクロLEDディスプレイ製品を発表します。



ソウルバイオシスが開発した積層型マイクロLEDは独特の革新的な構造を持っており、赤・緑・青(R/G/B)を表す3つのチップを通常の水平型ではなく、垂直型に配置しています。従来のマイクロLEDとの大きな違いは、R/G/Bの積層構造LEDが完全な混色により、あたかも1つの画素を構成しているかのように発色する点にあります。

ソウルバイオシスが製造するマイクロLEDは、積層構造により、深い黒色と鮮明な画像を実現することができます。また、R/G/Bを組み合わせた色を画素の内部から外部に放出するため、どの方向から見ても歪みがなく鮮明な画像を楽しむことが可能です。

ソウルバイオシスが展示会で発表する積層型マイクロLEDは、100~200インチの4Kディスプレイを製造できる革新的な未来技術に基づくものです。当社ブース内には、マイクロLEDを体験できるスペースを来訪者向けに用意します。54インチの高解像度0.625mmピッチ(P0.625)ディスプレイと81.5インチの0.9375mmピッチ(P0.9375)ディスプレイという2つのマイクロLEDディスプレイを展示します。画素の1つひとつが生きているように、臨場感にあふれたクリアな画像をお楽しみいただけます。

また、ソウルバイオシスのマイクロLEDの主要製造工程を示すものとして、公に発表していない各種製品も展示します。マイクロLEDをディスプレイ基板に移動させる高度な転移技術で製造されたエピタキシャルウエハーやキャビネット、その他製品を展示し、独特の価値を示しながら、価格と品質に差別化をもたらしていきます。

さらに、ソウルバイオシスは、モアレ現象を制御し、黒のディテールを際立たせるモールディング技法、光の中で鮮やかな色彩と高いコントラスト比の実現に寄与する低反射技法、マイクロディスプレイの設置や交換、さまざまなサイズへの変更を容易にするカスタマイズ式のフリーフォームファクター設計キャビネットディスプレイなど、当社のマイクロLED技術を支えるディスプレイLED技術も展示します。

マイクロLEDは極めて低い電力で安定的に動作する必要があるため、LEDの成長技術なくして技術革新を実現することは困難です。ソウルバイオシスは、ノーベル賞受賞者の中村修二氏(米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)との共同研究により、1㎛サイズのマイクロLEDの量子効率向上技術を既に保有しています。また当社は、赤緑青発光基板の製造からデバイスとモジュールの製造まで、全行程を手掛けています。注目すべきは、ソウルバイオシスのオリジナル技術であるWICOPが、当社のマイクロLEDに応用されている点です。WICOPは、マイクロLEDの製造に必要な重要なソース技術となります。これにより、ワイヤーなどの追加部品を使用せずにマイクロスケールのチップを製造することができ、プロセスの簡略化によって高い信頼性を持っています。

ソウルバイオシスのプレジデントのファン・ジョンファンは、次のように述べています。「ソウルバイオシスはマイクロLEDとミニLEDのソース技術であるWICOPと量子効率向上技術を確保することで、顧客のあらゆる要求に対応できる準備が整いました。当社のマイクロLEDは見る者が今まで経験したことのない最高の画質を実現し、急速に変化する大型ディスプレイ市場で最高級のソリューションを提供します。」

「ソウルバイオシスは顧客により良いソリューションを提供するためにLED、モールディング、キャビネットの技術で構成された統合製品を紹介し、力量を示します」と続け、「顧客と競争しない」という経営理念を再び強調しました。

ソウルバイオシスは、IFA 2022で発表する当社の「リアル・ワン・ピクセル」(Real One Pixel)製品をユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=kMJUzwxDqxk)などの当社ソーシャルチャンネルで紹介します。

ソウルバイオシスについて

ソウルバイオシスは、UV LEDと次世代3Dセンサー/レーザー光源のVCSEL (Vertical Cavity Surface Emitting Laser)とディスプレイ用の単一画素RGB「リアル・ワン・ピクセル」(Real One Pixel)のフルラインソリューション専門企業である。2002年にソウル半導体の子会社として設立され、UV LED分野で世界1位の市場シェアを獲得しました(LEDinside,2019。世界で唯一の紫外線(UV)から可視光線、赤外線までのすべての波長帯(200nm〜1600nm)のチップを生産してソリューションを提供し、関連技術の特許4000件以上を保有し、世界市場での優位性を先取りしている。代表的な独自技術UV LEDの「バイオレッズ(violeds)」は、有害な化学物質を使用せず、光だけを利用して殺菌・消毒(UVC)、皮膚再生(UVB)、空気・水質浄化、捕虫、植物育成など、幅広い産業分野にソリューションを提供している。同社は2018年にレイカン(RayCan)社を買収して、スマートフォンでの顔認識、自動車自律走行などをサポートする次世代VCSEL技術を確保、製品の量産を本格化した。2020年1月には、既存のディスプレイ市場に取って代わる差別化された「リアル・ワン・ピクセル」を発表した。詳細は、ソウルバイオシスのウェブサイトhttp://www.seoulviosys.com/en/)を参照。

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Contacts

Seoul Semiconductor Co., Ltd.
Jinseop Jung
Tel: +82-70-4391-8555
Email: jjs8732@seoulsemicon.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ソウルバイオシスがIFA 2022でマイクロLEDの比類なき価値を実演で示す