ボストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- トランセンド・エアーは本日、米国空軍研究所の技術部門であるAFWERXから第2フェーズ小企業技術移転研究開発契約を獲得したと発表しました。トランセンド・エアーは、オーバーン大学との提携により、垂直離着陸機(VTOL)Vy 400で高速飛行のための高度な飛行制御則をさらに開発します。トランセンド・エアーの最高執行責任者(COO)で研究責任者のピーター・シュミットは、「高速飛行は、具体的には匍匐(NOE)飛行と呼ばれるもので、航空機が発見されないように地形の輪郭に沿って低空飛行する厳しい飛行形態です」と述べています。



トランセンド・エアーは、イモン・チャクラボルティー教授とその車両システム・ダイナミクス・デザイン研究所(VSDDL.com)との研究を拡大し、新たにエーサン・タヘリ教授とその航空宇宙計算・実験ラボ(ACE Lab)とチームを組んでいます。Vy 400機の自動匍匐飛行を可能にする制御ソフトウエアの実証は、シミュレーションと5分の1縮尺機による実機飛行の両方で行われます。このソフトウエアにより、パイロットの作業負担が減り、ヘリコプターの2~3倍の速度で地形に極めて近い場所で持続的に飛行することが可能になります。この能力により、墜落した航空機乗務員の救出を、従来の4分の1から8分の1の時間で行うことが可能になります。この改善により、従来の2倍近い人数の救助が可能になると予測されています。

AFWERXは、商業および軍事目的の航空機技術開発を支援する米国空軍の機関です。VSDDLとACE Labは、アラバマ州オーバーンにあるオーバーン大学の航空宇宙工学科に属しています。

トランセンド・エアー・コーポレーションについて

トランセンド・エアーは、高速ティルト翼VTOL機の一群を設計しました。Vy 400はヘリコプターの3倍の速さで、運用コストは半分です。Vy 400は、VIP輸送用ヘリコプター分野を独占することになると期待されています。また、都心から都心への新しい航空輸送サービスも可能になり、現在の航空輸送と比べてドアからドアまでのスピードは最大5倍速くなり、低コストになります。トランセンド・エアーは2009年以来、15機のVTOL試作機を製造して飛行させ、特許を取得したVyの長い実用経験を蓄積しています。Vy 400は、ゼネラル・エレクトリックのCT7-8エンジンやBRSエアロスペースの機体パラシュートなど、実績のある技術を採用しているため、新しい規制制度や航空管制システムを必要としません。Vy 400は、誰でも手の届く民間VTOL飛行を約束するものです。

詳細情報については、www.Transcend.aeroをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。 


Contacts

Peter Schmidt, peter@transcend.aero
t. 781-883-4818

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 米国空軍革新部門のAFWERXがトランセンド・エアーに第2フェーズSTTR契約を付与