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米カリフォルニア州パロアルト--(BUSINESS WIRE)--権限付与能力に基づいたデータ・セキュリティー・プラットフォーム企業のベザ(Veza)は、本日ステルスから脱却することを発表します。また、2020年に設立されたベザは、アクセル、ベイン・キャピタル、バリスティック・ベンチャーズ、GV、ノーウェスト・ベンチャー・パートナーズ、トゥルー・ベンチャーズなどのトップクラスのベンチャー企業や、マンディアントの創業者でCEOのケビン・マンディア氏、シマンテックの元CEOでベインキャピタルのパートナーのエンリケ・サレム氏、パロアルト・ネットワークスの元CEOのレーン・ベス氏、ゼットスケーラーの元CSOのマノジ・アプテ氏、リキッド2ベンチャーズのジョー・モンタナ氏、セキュリティー・リーダーのニールス・プロボス、カーティック・ランガラジャン両氏など、多数の著名な業界リーダーからのエンジェル投資による資金調達が、総額1億1000万ドルを超えたことも発表します。
データは急速に、そして不可逆的にクラウドに移行していますが、世界中の企業はデータセキュリティーの重要な要素である「権限付与」をまだ見逃しています。レガシーおよび第一世代のデータセキュリティー・ソリューションは、ハイブリッドなマルチクラウド環境では機能しないため、データおよびセキュリティーのリーダーは、ランサムウェア、デジタル変革、クラウド導入、データ漏洩による顧客の信頼喪失、監査やコンプライアンスの失敗などに関連する大きな課題に直面しています。2020年から2025年にかけてデータ量が3倍になり、サイバー犯罪の発生件数は毎年倍増しているため、組織は、誰がどのデータに対してどのような行動を取ることができ、また取るべきかを理解、管理、制御する力を与えることができるデータセキュリティー・ソリューションを必要としています。
ベザの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のタルン・タッカーは、次のように述べています。「2年前に会社を設立したとき、私たちは今後数十年にわたるデータセキュリティーのあり方を前進させる手助けをしたいという思いに駆られました。データおよびセキュリティー・チームは、これまで多くのツールを利用してきましたが、誰が、どのデータに対してどのような行動を取ることができるか、また、取るべきなのか、という根本的な疑問に答えることはできませんでした。私たちのチームの献身とお客さまからの貴重なフィードバックのおかげで、ベザは、ハイブリッド・マルチクラウド時代に向けたデータセキュリティーの近代化を支援する真実のソースとして、権限付与メタデータの力を実証しています。私たちは、企業が自信を持って信頼してデータの価値を解き放つことができるよう支援することに力を入れています。」
ベザは、権限付与の能力を基盤として構築された最初で唯一のデータセキュリティー・プラットフォームです。このプラットフォームは、オンプレミスおよびクラウド・システムの両方をサポートし、データおよびセキュリティー・チームがデータの機密性を理解し、人間のアイデンティティーを管理し、何百、何千もの異種のデータシステム、アプリケーション、およびクラウド・サービスにわたってアカウントを管理することを可能にします。ベザの差別化の核となるものは、次のような機能を含む権限付与メタデータグラフです。
ベザ特別顧問、元ニューヨークタイムズのサイバーセキュリティー記者、サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁顧問のニコール・ペアロート氏は、次のように述べています。「ついに、サイバーセキュリティーの最大の課題である『私たち自身のデータ環境に対する私たちの集団的無知』に挑むスタートアップ企業が登場しました。自社のデータがどこにあって誰がそれにアクセスできるかを知っていると真顔で言える経営幹部は、これまでいませんでした。ベザは、そのような人たちに言い訳をさせません。このプラットフォームは、サイバーディフェンスにとって大きな前進となるものです。」
ベザは、金融、ヘルスケア、ホスピタリティー、メディアおよびテクノロジー、ハイテクなど、さまざまな業界の数多くのフォーチュン500企業や新興企業に信頼されています。ベザは、ASAPP、ATNインターナショナル、バラクーダネットワークス、チョイスホテルズ、インコム、ノゾミネットワークス、トランスレーショナル・ゲノミクス・リサーチ・インスティチュート(TGen)などを含む多くの顧客を持っています。
「データセキュリティー・ポリシーの作成と実行は、特定のリポジトリや処理手順に対して特定のセキュリティー制御を提供する多種多様なデータセキュリティー製品が存在するため、困難なものとなっています。このことにより、ライフサイクルを通じて、適切なビジネス・アクセス権限でデータを利用したり、パートナーと共有したりすることが可能になるよう、データセキュリティー市場の収束と新たなデータセキュリティー市場の出現の必要性や機会が強まっています。」
2021年度データ・セキュリティーのハイプ・サイクル
ブライアン・ロウアンズ氏、ガートナーのシニアディレクターアナリスト
お客さまの声
「権限付与は、データから価値を創造するすべての企業にとって基本的なセキュリティー要件です。企業が権限付与の先を見越し、マルチクラウドの世界における権限付与に内在する複雑性を克服できるような最新のアプローチが、今こそ必要です。ベザは、誰が何にアクセスできるかを真に理解するために、アイデンティティーをデータに整合させるという複雑な問題を取り上げ、その規模に関係なく、あらゆる組織が利用しやすい方法で単純化します。」(クレイグ・ローゼン氏、ASAPP、最高セキュリティー&トラスト責任者)
「アクソンの使命は、技術を通じて公共の安全を実現し、生命と真実を守ることです。そして、安全性への焦点は、アクソンのエコシステム全体のセキュリティーにも確実に及んでいます。ベザを使用することで、当社のセキュリティー・チームは、アプリ、インフラストラクチャー、データなど、当社のシステム全体で貴重な可視性を獲得し、誰が何にアクセスできるかをよりよく理解し、特権アクセスセキュリティー強化を実践するために役立っています。」(ジェナー・ホールデン氏、アクソン、最高情報セキュリティー責任者)
「どのような規模のクラウドを使用している場合でも、過去に行ったことの中には、おそらく適切なガバナンスが効いていないものがたくさんあるはずです。過去にさかのぼってそれを確認し、修正し、再び広がらないようにするためにガバナンスをかけることができる、それがベザの魅力の1つです。」(ジェイソン・シンプソン氏、チョイスホテルズ、エンジニアリング担当バイスプレジデント)
「私たちは、ユーザーとサービスアカウントが特定のデータに対してどのような権利を有しているかを理解する必要がありました。ベザは、私が見た中で両側面が分かる唯一のツールです。一方は、セキュリティー・グループの一員としてアクセス権を持つはずの人々やアカウントです。そしてもう一方、データ側からは、誰がアクセス権を持ち、どのようにアクセス権が付与されたかを見ることができます。私がこれまで見たデータアクセスに関するビューの中で、ベザが最も明確です。」(スティーブン・ガイ氏、インコム・ペイメンツ、セキュリティー・ソリューションズ担当バイスプレジデント)
ベザの投資家の声
「マルチクラウド環境は非常に広範であるため、CISOやITチームにとって、クラウドの権限付与を安全に管理することは、泥沼になることがあります。ベザは、チームがこの複雑さを容易に管理できるよう支援します。その結果、同社はすでにさまざまな企業顧客の間で目覚ましい採用実績を上げています。」(エリック・ウォルフォード氏、アクセル、パートナー)
「今こそ、今日のハイブリッド・マルチクラウド環境のダイナミックな性質に対応するために構築された、権限付与に対するスケーラブルなアプローチの出番です。企業のアイデンティティー、アプリ、データシステムの間の関係をまとめ、それらの関係を一箇所で可視化および管理することは、単純な発想のように思えますが、解決するには非常に複雑な問題です。ベザは、誰がどのデータにアクセスできるかを理解する作業をシンプルにし、かつ最大規模の組織でも拡張できるようにします。」(エンリケ・サレム氏、元シマンテックCEO、ベインキャピタルのパートナー)
「ゼロトラストを実現するには、多くの信頼が必要であることが分かりました。なぜなら、過去に大手セキュリティー企業を築いたのは、ネットワークとエンドポイントの保護だけで定義された安全な空間を作ることでしたが、ハイブリッドなマルチクラウドの世界ではもはや意味をなさなくなったからです。この新しい世界では権限付与こそが信頼をゼロ・トラストに導くものだということが、ベザのインサイトです。」(ジェイク・セイド氏、バリスティックベンチャーズ、共同創業者、ゼネラルパートナー)
「組織は、オンプレミスとマルチクラウドの両方の世界向けに構築されたデータセキュリティー製品を必要としています。ベザの包括的なアプローチは、異種システムの権限付与メタデータをまとめ、単一のスキーマのメタデータ権限付与グラフに表示します。組織のクラウドエコシステム全体におけるデータの許可(つまり権限付与)の実像を示すことができるのは、ベザだけです。タルン・タッカーおよびベザ・チームと共に、これからの道を歩んでいけることをうれしく思います。」(カリム・ファリス氏、GV、ゼネラル・パートナー)
「ベザ・チームは、私たちが『創業者とマーケットの適合』と呼ぶものの完璧な例です。データに関する深い領域経験を持つリーダーシップ・チームは、世界共通の傾向を目の当たりにしました。クラウドで生まれるデータ量は爆発的に増加しており、そのデータにアクセスできる人、アクセスすべき人を管理するタスクは難題です。ベザは、アイデンティティー、権限、データソースの膨大な複雑性を単一のコントロールパネルに変換することで、この課題に真正面から取り組んでいます。ベザのアプローチは、すでに錚々たる顧客たちの信頼を獲得しており、私たちはベザが世界中の企業のデータ保護を支援し続けることを期待しています。」(ラーマ・セカール氏、ノーウェスト・ベンチャー・パートナーズ、パートナー)
「私たちは、タルンとそのチームに2度目の資金提供をするチャンスに飛びつきました。ベザは、オンプレミスとクラウドの両方にまたがる環境のデータセキュリティーにおける大きなギャップを埋めており、このチームが大規模な新しいカテゴリーを開拓してリードする上で特に適していると、私たちは信じています。」(プニート・アガーワル氏、トゥルー・ベンチャーズ、パートナー)
ベザについて
ベザは、権限付与の能力を基盤として構築されたデータセキュリティー・プラットフォームです。当社のプラットフォームは、ハイブリッド・マルチクラウド環境向けに構築されており、お客さまがデータを安全に使用・共有できるよう支援します。ベザは、誰がどのデータにどのような行動を取れるか、または取るべきかを、簡単に理解、管理、制御できるようにします。当社は、アイデンティティー・プロバイダー、データシステム、クラウド・サービス・プロバイダー、アプリケーションにまたがる権限付与メタデータを整理します。これはすべて、現代の最も困難なデータセキュリティーの課題に対処するためです。2020年に設立され、アクセル、ベイン・キャピタル、バリスティック・ベンチャーズ、GV、ノーウェスト・ベンチャー・パートナーズ、トゥルー・ベンチャーズなどのトップクラスのベンチャーキャピタルから資金提供を受けています。詳細については、veza.comをご覧ください。
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Teju Shyamsundar
tshyamsundar@veza.com