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eスポーツは世界で急成長している産業の一つで、その市場価値は2030年までに47億5,000万ドルに達するとされています。世界第3位のゲーム市場を誇る国内のeスポーツ市場規模は、2024年までに184億円を超えると見込まれています。QTnetは新規事業の一環として、2020年に日本でトップクラスのプロeスポーツチームを運営する株式会社戦国をグループ会社化し、eスポーツ分野に参入しました。
成長が加速している国内のeスポーツ市場の成長と普及発展を目的として、QTnetは2021年8月、西日本最大級のeスポーツ総合施設を開設しました。この施設は、最大5 対5 の対戦が可能なスタジアムに、一般客も楽しめるプレイエリア、動画配信用の配信ブース、eスポーツを学べるスタディルーム、ショップ、カフェなどが併設されています。
eスポーツの世界においてはわずかな遅延が試合結果を左右するため、プロ選手が利用可能なネットワーク環境を構築し、同時に一般客もプレイできる環境にするために、QTnetはジュニパーネットワークと連携しAIを活用したセキュアな有線・無線ネットワークを構築し、信頼性とパフォーマンスに優れた通信環境を実現しました。
施設全体には、ジュニパーネットワークスのMist無線アクセスポイントを導入することにより、広範囲にわたり高速で信頼性の高い接続を提供する高性能な無線LAN環境を構築しました。この接続をサポートするために採用されたのが、ジュニパーネットワークスの「EXシリーズスイッチ」と「SRXシリーズサービスゲートウェイ」です。これによりeスポーツのネットワーク環境におけるセキュリティと低遅延の要件を満たせるようになりました。
また、Mist AIを活用したネットワーク運用(AIOps)は、ネットワークの安定性の向上、統合された管理、運用の簡素化といったメリットをもたらし、将来、施設やサービスを拡張する際にも柔軟な対応を可能にします。
本リリースに対するコメント
ネットワーク構築の検討メンバーであった、株式会社QTnet 経営戦略本部YOKAプロ部eスポーツ事業グループの中野正徳氏は次のように述べています。「ジュニパーネットワークスと協業した目的は、『esports Challenger’s Park』の必須要素となるネットワークをシンプルに構築することでした。さらに、選手が能力を最大限に発揮できるよう、低遅延で高品質なネットワークが必要でした。ジュニパーネットワークスのAIドリブンソリューションを採用したことによって、運用負荷を大幅に軽減できただけでなく、選手や一般のお客様に高品質なユーザー体験を提供できるようになりました。今後もMist AIの機能を活用し、エンドユーザーエクスペリエンスを向上させ、eスポーツの普及に務めていきます。」
ジュニパーネットワークスの代表取締役社長 古屋知弘は次のように述べています。「日本のゲーム市場は以前から活況を呈しており、新規事業参入に際してQTnet様と協業できることを大変光栄に思います。QTnet様は当社のAIドリブンソリューションを採用することにより、ミリ秒で勝敗が左右される環境においてセキュアでパフォーマンスの高いネットワークを構築しました。ジュニパーネットワークスは今後も、当社のエクスペリエンスファーストのアプローチを推進することにより、優れたエンドユーザーエクスペリエンスを実現するための強固な基盤を提供できるものと確信しています。」
参考資料:
ジュニパーネットワークスについて
ジュニパーネットワークスは、ネットワーク運用の大幅な簡素化とエンドユーザーのエクスペリエンス向上に注力しています。当社のソリューションは業界をリードするインサイト、自動化、セキュリティ、AIを提供し、真のビジネス成果をもたらします。人々のつながりを強化することにより、福祉、持続可能性、平等性といった世界的な課題を解決できると確信しています。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下をご覧ください。http://www.juniper.net/jp/、Twitter、Facebook、YouTube、J-Net(最新情報提供サイト)
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