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PCIファーマ・サービシズの最高商務責任者(CCO)であるティム・ロバーツは、次のように述べています。「サンディエゴおよびメルボルンという2つの重要な拠点にこの最先端設備を追加することは、当社の無菌充填・最終製剤能力を高め、無菌医薬品を製造・包装するための世界的な能力不足の緩和に貢献するという、当社の世界戦略の一環を成すものです。幾つかの治療領域で開発が進んでいる新規医薬品の数が増加していることに加え、COVID-19ワクチンの製造に対する需要が高いため、製薬会社はその医薬品製造ニーズを満たす専門知識と能力を持つ信頼できるCDMOと提携することがますます困難になっています。サイティバの技術により、PCIは当社顧客に対し、臨床開発と製造をサポートする無菌充填・最終製剤の追加的な能力を提供し、最終的には重要な治療薬を世界中でより早く上市できるようににします。」
PCIは、サンディエゴの当社施設でマイクロセル・バイアル・フィラーとSA25無菌充填ワークセルに投資し、医薬品の第1相から第3相への移行を確実なものにして、国内外の臨床顧客のニーズを支えます。さらに、メルボルンにマイクロセル・バイアル・フィラーを設置し、同施設における初期段階のサービスを一層強化し、第1相試験の実施環境として世界をリードするオーストラリアにおける能力を増強します。これらの先進的な装置は、自動化によって充填プロセスを迅速化し、無菌環境に人が介在する必要性を排除します。各ユニットはアイソレーターに収納され、医薬品のバッチ生産品の供給に手動充填技術のみを使用しているPCIの同業他社と比べて、患者安全およびコンプライアンスの面で優位性の向上をもたらします。各装置は既にPCIの施設に設置され、2022年9月にフル稼働する見込みです。本投資により、複雑な製剤、高力価製品、無菌充填・最終製剤、凍結乾燥(ワクチンやがん治療薬などの注射剤およびバイオ医薬品で一般的に使用される重要な製造工程)の世界的な製造能力を含め、LSNEが提供するサービスを強化することになります。
PCIファーマ・サービシズのブラッド・ペイン最高執行責任者(COO)は、次のように述べています。「メルボルンおよびサンディエゴの当社施設は、初期段階の臨床試験が多く実施され、主要なバイオ医薬品企業が存在する地域に立地しています。今回の設備拡充は、主要なビジネス拠点で容易さと簡素性をもたらすことができるよう、パッケージングやS&Dなどの臨床試験サービスで当社が提供する統合サービスを補完する能力を追加することで、顧客に対するサービスを向上させるという当社計画の一部です。この最先端の装置を重要な世界的拠点に導入することで、新技術の活用により、PCIとその顧客にとってより一層効率的なバイオ医薬品サプライチェーンが形成され、当社は顧客と協力して必要な医薬品を患者さんにより迅速に届け続けることができるようになります。」
PCIファーマ・サービシズについて
PCIは、世界有数のCDMOとして、医薬品のエンドツーエンドの開発・製造・包装のための統合機能を顧客に提供することで、各社製品の上市を加速し、商業的成功の機会を増やします。PCIは、毎年50種類以上の製品を成功裏に発売し、ヘルスケア分野で50年以上にわたり事業を営んできたことに伴う確かな経験を役立てることができます。現在、7カ国(オーストラリア、カナダ、米国、アイルランド、ウェールズ、ドイツ、スペイン)に30の拠点を持ち、4300人以上の従業員が生活を一変させる治療薬を患者さんに提供するために働いています。当社は一流の技術と継続的な投資により、製造能力から臨床試験サプライチェーン、さらに商業化に至るまで、製品ライフサイクル全体を通じた世界的な医薬品開発の需要に対応することが可能です。当社の顧客は、当社を各社の事業の延長であり、協業パートナーであると見なしており、患者の生活改善という目標を共有しています。詳細情報については、pci.comをご覧ください。
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Ty Guzman-Touchberry, WE Communications
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