韓国 安山--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 光半導体専門企業のソウルバイオシス(KOSDAQ:092190)は世界初のノンワイヤー(No-Wire)、ノーパッケージ(No-Package)ワイカップ(WICOP)技術が適用された‘WICOP mc(WICOP+MicroPixel)'製品を1月5日にラスベガスで開催されるCES2022で初めて披露する。‘WICOP mc’はメタバース(3次元の仮想空間)VR用マイクロディスプレイの形で展示場で特別公開されると16日、明らかにした。



ワイカップ技術は、半導体工程から出たチップ(Chip)のまま一般製造工程で実装(populate)できる半導体における革命的技術である。100㎛(マイクロメーター)以下のミニ(mini)、マイクロLED(Micro LED)を製作するにはワイヤー(Wire)などの付属品があってはいけないが、これらの問題を解決した。一部の大手企業は、ワイカップ技術をコピー(copy)し、CSP(Chip Size Package)やCOB(Chip On Board)と名前だけ変えて偽装販売し、一部のグローバル企業すらその特許侵害品を購入した。しかし、ソウルバイオシスが、技術を侵害した13の自動車部品メーカーブランドとテレビフィリップスに対して起こした特許訴訟で販売差し止め判決が下され、ワイカップの技術力が検証できた。

AR(拡張現実)・VR(仮想現実)は多くの人々の関心を集めているが、まだ日常生活には活用されていない。VR/ARが求める特性に応じた高性能ディスプレイ開発が完成していないためである。すでに量産化に成功したLCD、OLEDの場合、VR/ARで求める高輝度、高解像度、電力効率、設計柔軟性などの特性を満足できず、その代案として注目を集めているのがマイクロLEDである。しかし、マイクロLEDを50㎛(マイクロメータ)以下に小さくした時に発生するLEDの効率低下の問題が解決できなかったため、AR/VRにマイクロLEDを採用するのに時間が遅れている。

しかし、ソウルバイオシスの‘WICOP mc’は効率低下の問題を解決すると同時に、2,000PPI(Pixelper Inch)以上の高解像度の仮想現実を実現でき、マイクロディスプレイ技術が求める要素をすべて備えている。

ソウルバイオシスの開発担当者は「VR用LED技術の開発に成功しており、この技術は事前に予約されたVIP顧客のために別途に展示される」と述べた。

CES2022では‘WICOP mc’620万個のチップが適用されたFHD82インチディスプレイと280万個のチップが適用された40インチディスプレイが実演される予定である。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 CES 2022: ソウルバイオシス、メタバースVRディスプレイ技術「WICOP mc」を初披露