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パリ・ラデファンス--(BUSINESS WIRE)--タレスは本日、CipherTrust Data Security Platformの機能強化ソリューションとして、CipherTrust Intelligent Protection(サイファートラスト インテリジェント プロテクション) をリリースしました。この新しいソリューションは、様々な場所の機密データの検出、保護、コントロールを行う自動化プロセスにより、オペレーションの複雑さを排除し、データ・セキュリティを強化します。データの圧倒的な増加に直面する組織は、CipherTrust Intelligent Protectionを使用することで、従来のデータ保護製品やサービスのような追加のコストや複雑性を負うことなく、機密情報をすべて安全に保護することができます。機密情報が一度検出されて脆弱性とその他のリスク・プロファイルに基づいて分類された後は、暗号と頑強なアクセス・コントロールによってリスクのあるデータを自動的に保護します。
CipherTrust Intelligent Protectionは、タレスのCipherTrust Data Security Platformに含まれるソリューション構成であり、CipherTrust Manager 暗号管理ソリューション、CipherTrust Data Discovery and Classification データ検出と分類ソリューション、CipherTrust Transparent Encryption 透過的暗号化ソリューションと共に動作します。これにより、機密データ保護に統一的なアプローチを提供するオールインワンのソリューションの実現が可能となります。CipherTrust Intelligent Protectionは、自動データ保護コントロールによってコンプライアンス達成までの時間短縮を支援し、変化する規制順守の課題に対応します。事前にプログラミングされたツールも提供され、オンプレミスとクラウドの構造化されていない機密データのセキュリティを迅速かつ効果的に確保できます。
自動化によりデータ保護の複雑さを削減
拡大するデータセット、恒久的な在宅勤務やハイブリッド・オフィス制度、マルチクラウド・サービス利用の増加に組織が取り組む中で、透明性の欠如によって機密データがリスクに曝されるようになっています。タレスの2021年データ脅威レポートでは、組織のデータ・フットプリントが拡大するにつれてクラウド・ベースのインフラストラクチャーの使用によって新たなリスクが発生し、オペレーションの複雑さに対する懸念が生まれています。機密データの保管先を完全に把握していると回答した回答者は、4分の1未満です(24%)。構造化されていない機密データを迅速に発見して分類するためのテンプレートが組み込まれたポリシーを使用することで、オンプレミスとクラウドのデータを保護することができます。
タレスの暗号製品担当バイスプレジデントのTodd Mooreは、次のように述べています。「クラウド・コンピューティングのサービスとデータ・セキュリティの要件は、組織が変化する労働環境に対応する中で、複雑さは高まる一方です。オペレーションの複雑さが高まるとセキュリティ手続きの単純化が必要になります。CipherTrust Intelligent Protectionは、既知の脆弱性とデータ・プライバシー規制に基づいてデータの保護の取り組みを容易なものにし、全体的なビジネスリスクを低下させます。Intelligent Protectionには自動化機能があるため、お客さまはオールインワンのソリューションの中で安心してデータ・セキュリティ対策に取り組むことができます。」
コンプライアンスの所要時間を短縮
現代の企業や組織は、GDPR、CCPA、HIPAA、PCI DSSを含む幅広い規制や要求を順守し続ける必要があります。データ・プライバシーの法律と規制は決して固定的なものではなく、新しいものが日々出現し、既存のものも頻繁に規制強化されるため、即座に対応することは容易ではありません。統合された自動化ソリューションは、盲点や人的過誤を取り除くために役立ち、様々な規制の順守において大きな効果を持ちます。
Ground Labsの共同創立者でチーフエバンジェリストのStephen Caveyは、次のように述べています。「このオールインワンのソリューションは、Ground Labsのデータ検出技術の最高の部分とタレスのCipherTrust Data Security Platformを組み合わせたもので、オンプレミス及びクラウドで、機密データを自動的に検出し、分類し、安全に保護する力を組織に与えます。当社とタレスとのパートナーシップは、データがどこに保管されているかに関わらず顧客を保護するという共通のミッションを強調するものであり、この協業を通じて、私たちは現代と未来の顧客のデータ・セキュリティのニーズをより満たすことができます。」
IDCのセキュリティ&トラスト担当プログラムバイスプレジデントのFrank Dicksonは、次のように述べています。「ITリーダーにとってリスク管理の負荷はますます大きなものになっています。これは、サイバー攻撃の量と高度化が原因となっているだけでなく、バラバラなセキュリティ製品・サービスを管理するオペレーション上の複雑さも原因となっています。機密データの検出、分類、保護を自動化する統合されたプラットフォームにより、組織は、複数ベンダーのソリューションをつなぎ合わせることに伴うハードコストとリスクを減らすことができ、同時にデータ・セキュリティのオペレーションとコンプライアンスを単純化することでソフトコストにも対応して削減することができます。」
セキュリティ・ギャップの発見と対処
データ・コンプライアンスの欠落とセキュリティ・リスクの可能性を迅速に発見する方法を見つけることは、極めて重要です。高性能で正確な発見エンジンを使用することは、組織が認識していないかもしれない規制に従ってデータを発見するための極めて有用性の高い方法です。CipherTrust Data Discovery and Classification機密データ検出と分類ソリューションは、具体的にどのデータを暗号化すべきかのリスクベースのガイダンスを提供します。この発見プロセスをCipherTrust Transparent Encryption透過的暗号化ソリューションと結び付けることで、組織には、セキュリティ・ギャップを自動的に発見して対処する迅速な道筋を手にすることができます。
タレスについて
タレス(Euronext Paris:HO)は、コネクティビティ、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子コンピューティングといったデジタルと「deep tech」のイノベーションに投資する世界的な先進技術のリーダーであり、私たちの社会の発展に不可欠な信頼できる未来を作ることを目指しています。当グループは、防衛、航空、宇宙、輸送、デジタルアイデンティティ、セキュリティの分野でお客さまとなる企業、組織、政府が必須の役割を果たす助けとなるソリューション、サービス、製品を提供し、個人に対する配慮をあらゆる意思決定の背後にある原動力としています。
タレスは、68カ国に8万1000人の従業員を擁しています。2020年には、当グループは170億ユーロの売上高を上げました。
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