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エネベートは、以前にも増して高エネルギー密度の材料と革新的で超薄膜の多層設計を大型EVセルに活用し、要求の厳しいEV仕様に対応しています。エネベートは、そのバッテリー技術により、EVメーカーやバッテリーメーカーが二酸化炭素削減やカーボンニュートラルの要件を満たすことができるよう、効果が目に見えてコスト効率に優れた手段のためのプロセスを提供すべく奮闘しています。エネベートの目標は、この技術の広範な普及を促進し、環境にプラスの影響を与えられるように活動することです。
2020年代中頃までに年間2800万台のEVが販売されると見込まれる中で、自動車業界が電気自動車の温室効果ガス削減に果たす上での役割が重要になってきています。簡単に説明すると、年間100ギガワット時のリチウムイオンEVバッテリーを生産する工場で従来型のバッテリーを生産する場合に比べて温室効果ガスの排出を21パーセント削減すると、約51万1000台のガソリン専用車を運転した場合の年間排出量相当の削減、つまり年間約2億6500万ガロンのガソリンを燃焼しなかった場合の削減に相当します。詳細については、エネベートのCO2排出量削減のウェブページをご覧ください。
エネベートのロバート・A・ランゴ最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「エネベートのコアビジョンは、よりクリーンで持続可能な環境を実現する革新的なバッテリー技術の開発です。当社は世界の自動車メーカーやバッテリーメーカーに当社の技術をライセンスし、EVのカーボンフットプリントを削減するとともに、世界の環境を改善し、より清浄で健康的なものとすることにより、そうしたビジョンを実現したいと思っています。」
ルノーグループの先進的パワートレインエンジニアリング担当バイスプレジデントのフィリップ・シュルツ氏は、次のように語っています。「エネベートのバッテリー技術によるCO2排出量の削減は、ルノーの目標、すなわち欧州で2040年まで、世界で2050年までのカーボンニュートラル達成に、非常に望ましい形で貢献します。また、このバッテリー技術を持続可能なEV生産のために2025年までに採用することは、もう1つの重要な節目となります。」
世界の自動車業界がEV導入を加速し、内燃機関エンジン車から移行している中で、また持続可能性や地球温暖化への懸念の高まりに伴い、自動車メーカーやバッテリーメーカー、消費者、環境団体、各国政府にとって環境への影響が最大の焦点となっています。
そうした目的で、エネベートを含む多くの企業はライフサイクル分析(LCA)ツールを使用することにより、自動車が環境に与える影響を自動車の設計サイクル全体、つまり原材料の採取、部品の生産・組み立て、市場への輸送、製品寿命までの使用、保守、リサイクルを含めて定量化しています。エネベートは第三者機関で検証され国際的に標準化された複数基準のLCAツールを使用し、当社のバッテリー技術が二酸化炭素排出の点で地球温暖化に及ぼす影響を計算するとともに、当社パートナーによるカーボンニュートラル達成を支援しています。
エネベートは昨年、当社第4世代のXFC-EnergyTM技術を発表しました。この技術はEV業界の様相を一変する立場のものであり、超高速充電EVバッテリーを低価格で大量生産するための道を開きます。エネベートは現在、2024-2025年モデルのEVに当社の技術を商用化すべく、何社かの自動車OEMやEVバッテリーメーカーと協力していますが、当社の開発における中核目標として、既存の生産インフラを活用することで必要な投資を最小限にとどめています。
エネベートについて(www.enevate.com)
エネベートは、高度なバッテリー技術を電気自動車(EV)向けに開発してライセンス供与を行っており、EV充電をガソリン車と同じくらい高速化し、誰でも利用できる安価なものにし、EVの大量導入を加速させることをビジョンとしています。取得済みと出願中の特許を400件以上持つエネベートは、(迅速バッテリー試験と機械学習を活用して)シリコン主体のアノードとセルで先駆的な進歩を遂げ、5分の超高速充電、高エネルギー密度、寒冷地の低温環境での作動性、従来のバッテリーを凌ぐ低コストと安全性を実現したバッテリー技術を生み出しました。
エネベートのビジョンは、クリーンで持続可能な環境に貢献するEV電池技術を開発して、広めることです。カリフォルニア州アーバインに本社を構えるエネベートの投資家には、ルノー・日産自動車・三菱自動車(アライアンス・ベンチャーズ)、 LG化学、サムスンベンチャー投資、フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ、Mission Ventures、Draper Fisher Jurvetson、Tsing Capital、Infinite Potential Technologies、Presidio Ventures(住友商事グループ会社)、レノボ、CEC Capital、Bangchakが含まれます。Enevate®、Enevateのロゴ、HD-Energy®およびeBoost®はEnevate Corporationの登録商標です。
1 国際規格 ISO 14044:2006セクション6.1クリティカル・レビューに基づくエネベートのCO2排出量情報。詳細情報は、エネベート(101 Theory # 200, Irvine, CA 92617)が提供可能。
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Bill Blanning
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