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極端な場合には、気温が50℃(122℉)に達することもあるアジア太平洋の国々では、暑さと人間の有病率および死亡率に明らかな関連があることが研究によって分かっています1,2。ゾールのアジア太平洋事業担当バイスプレジデントのクリストファー・バルナバは、次のように述べています。「一般環境や軍事的環境で、激しい運動中に起こる相当数の突然死は、労作性熱中症(EHS)によって引き起こされていることが証明されています3,4。革新的なCarbonCool技術がEHSの予防と治療に役立つ可能性と、グローバル・ヘルスケアSGとの販売契約により、この地域の生存率向上という当社使命をさらに推進できることをうれしく思います5,6。」
CarbonCool Full Body Suitは、迅速かつ容易に導入して熱中症を治療できます。ほぼすべての体型とサイズに合わせて調節可能です。さらにComfort Suitは、熱損傷のリスクが高い環境向けに予防ソリューションを提供し、消防士、爆発物処理班、HAZMAT要員の個人冷却システムとして、配備できます。
グローバル・ヘルスケアSGのマネジングディレクターのKL Cheng氏は、次のように語っています。「グローバル・ヘルスケアSGは、身体の深部体温を下げる際に、氷水浸漬を準備するよりも効果的かつ便利で実用的なHypoCarbon®ベースのポータブル治療用冷却技術7で、新境地を切り拓きました。ゾールとの独占契約により、アジア太平洋地域における広範な販売ネットワークを活用できます。CarbonCoolの革新的な性能で、熱ストレスに関連した緊急事態における治療提供の改善を目指します。」
CarbonCool Full Body SuitとComfort Suitの詳細については、ゾールの現地代理店にお問い合わせください。
グローバル・ヘルスケアSGとCarbonCool Full Body Suitについて
CarbonCool Full Body Suitは、ネオプレンと熱可塑性ポリウレタンを素材とするアウターウェアで、マジックテープで固定します。冷却パッドMPad™用のポケットがついており、MPadには氷よりも15倍の速さで熱を逃すことができる、専有的な特許取得済みのグラファイト・ソリューションであるHypoCarbonが充填されています。シンガポール総合病院で行われた試験では、患者の深部体温を目標温度の34℃(93.2℉)まで下げるのに、アイスパックや冷たい生理食塩水を静脈注射した場合の142分と比べて、73分ですみました7。
ゾールと軍隊
ゾールは25年以上にわたり、軍隊に救急救命技術を提供してきた信頼できるパートナーです。ゾールの製品は、軍隊の医療システム全体で広範に活用され、移動中治療システム(En Route Care System)における兵士や負傷者の治療を支えています。ゾールの優れた蘇生・救命技術は、航空患者後送・搬送、野戦病院、駐屯地での根本治療など、戦場のあらゆる作戦医療ケアの任務で使用されています。詳細情報については、www.zoll.com/medical-markets/military/をご覧ください。
ゾール・メディカル・コーポレーションについて
旭化成傘下のゾール・メディカル・コーポレーションは、臨床効率と運用効率を向上させながら、救急救命の前進と人命救助に貢献する医療機器とソフトウエアソリューションを開発・市販しています。除細動と心臓モニタリング、循環増強とCPRフィードバック、過飽和酸素治療、データ管理、人工呼吸、体温管理療法のための製品を持つゾールは、医師、EMS専門家、消防専門家に加え、非専門家救助者が救急心肺疾患における患者転帰を改善する上で役立つ包括的な技術を提供しています。詳細情報についてはwww.zoll.comをご覧ください。
旭化成について
旭化成グループは、世界中の人々の命と暮らしに貢献しています。1922年にアンモニアとセルロース繊維の事業で創業して以来、旭化成はあらゆる時代の進化するニーズに合わせて、当社の事業ポートフォリオを積極的に変革し、一貫して成長を続けています。当社は世界各地に4万人以上の従業員を抱え、マテリアル・住宅・ヘルスケアの3つの事業分野を通じて、世界の課題に対応するソリューションを提供し、持続可能な社会に貢献しています。ヘルスケア事業では、救急救命処置、透析、アフェレーシス療法、輸血に加え、バイオ医薬品・医薬品・診断用試薬の製造のための装置とシステムを手掛けています。詳細情報についてはwww.asahi-kasei.comをご覧ください。
* シンガポールとインドネシアを除く。
1Green H, et al. Environ Res. 2019 Apr;171:80–91.
2Bi P, et al. Asia Pac J Public Health. 2011 Mar;23(2 Suppl):27S–36.
3Liu SY, et al. Military Med Res. 2020;7:1.
4Yankelson L, et al. J Am Coll Cardiol. 2014 Aug 5;64:5:463–469.
5Lee J, et al. Journal of Athletic Training. 2017;52(1):000-000.
6Leong M, et al. Prehosp Disaster Med. 2020 Jun;00(00):1-5.
7LG Yap, et al. J Emerg Crit Care Med. 2020 Apr;4:13.
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