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タレスは、2000年代前半から米国海軍に300式を超えるALFSソナーを納入しており、今回のロッキード マーティンとの新たな契約は、海軍の即応戦略を継続的に支援するものとなります。インド、デンマーク、ギリシャの海軍は、MH-60Rの米国有償対外軍事援助を通じてALFSソナー・システムの最初の提供を直接受けます。
海域の支配力を維持して世界各地の安全保障上の利益を保護するため、対潜水艦戦闘、海洋捜索・救出、海洋進出の防衛、派遣海軍の艦隊防衛を含む任務において、海軍は最適な有効性を発揮する信頼できる高性能のシステムを必要としています。
艦隊に比類のない防御を提供するALFS対潜水艦戦闘システムは、潜水艦の検知、分類、破壊、嫌がらせ、攻撃の能力を持ち、タレスは世界の主要海軍の基準になっています。米国海軍に加え、タレスの吊下式ソナー・ソリューションを選択した他国の海軍には、オーストラリア、英国、フランス、ノルウェー、スウェーデン、アラブ首長国連邦、ポーランド、韓国、フィリピンの海軍が挙げられます。
低周波アクティブ・ソナーとして、ALFSは敵潜水艦の初期検知と追跡を目的に設計されています。外洋でも沿岸でも、長い検知距離と広いカバレッジ・レートを持ち、誤検知レベルは低くなっています。自律的に特定のエリアを掃海するために使用することも、艦載ソナーを補完する対潜水艦戦闘資産として目標再捕捉や攻撃のために使用することもできます。
「米国海軍やその世界各地の同盟国やパートナーの信頼を得たことは、当社チームの誇りの源となっています。この契約は、ロッキード マーティンの戦略的サプライヤーとしての当社の立場を強化し、対潜水艦戦闘システムの世界的リーダーとしての当グループの立場をさらに強固にするものです。当社は、当社の航空機搭載ソナーの性能と競争力の改善を継続し、対潜水艦戦闘作戦における当社顧客の新たな課題に対応できるようにしていきます。」Alexis Morel、水中システム担当VP、タレス
編集者への注記
* タレスのALFSシステムは、FLASHやCompact FLASHといった航空機搭載対潜水艦吊下式ソナーと同一の製品ファミリーのものですが、システム供給先や米国のITARを含む現地の法令や各国の技術要件を満たす必要性から、それぞれに異なる面が存在します。
タレスについて
タレス(Euronext Paris:HO)は、接続、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子コンピューティングといったデジタルと「ディープテック」のイノベーションに投資する世界的な先進技術のリーダーであり、私たちの社会の発展に不可欠な信頼できる未来を作ることを目指しています。当グループは、防衛、航空、宇宙、輸送、デジタルアイデンティティ、セキュリティの分野でお客さまとなる企業、組織、政府が必須の役割を果たす助けとなるソリューション、サービス、製品を提供し、個人に対する配慮をあらゆる意思決定の背後にある原動力としています。
タレスは、68カ国に8万1000人の従業員を擁しています。2020年には、当グループは170億ユーロの売上高を上げました。
米国でのタレスについて
米国では、タレスは、大規模な研究・開発、製造、サービスの能力を100年以上にわたって発揮してきました。現在タレスは22州にプレゼンスを持ち、46カ所の施設を運営し、5000人近い人々を雇用しています。米国の顧客や現地パートナーと密接に協力することで、タレスは、あらゆる作戦環境の最も複雑な要件を満たすことが可能です。
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