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公共交通機関体験の改善と単純化に向けた州全体のイニシアチブの一環として、タッチ決済をする乗客に最も安価な運賃を保証
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、ビザ、カルトランス、サイバーソース、リトルペイ、SCソフトとの協力の下、モントレー・サリナス・トランジット(MST)は、バスの乗客に非接触決済の選択肢を提供するカリフォルニア州で最初の交通機関になりました。都市が再開し始める中で、公共交通機関は回復に極めて重要な役割を果たすことが見込まれ、非接触決済は、身体的な接点ややりとりを制限しようとする乗客と交通事業者に安全で容易な体験を提供するために役立ちます。MSTの乗客は、非接触のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、または決済対応デバイスをMSTバスのリーダーにタッチするだけで、簡単かつ安全に移動することができ、別の乗車カードを購入・チャージしたり、乗車中に現金を触ったりする必要はありません。
ビザの調査によると、このような交通システムでタッチ決済を可能にすることは、周辺地域の商店の取引を15%以上増加させ、経済回復にプラスとなり得ます1。MSTは、シカゴ、マイアミ、ニューヨーク、オレゴン州ポートランドに続き、運賃支払いにタッチ決済を受け入れる米国で5番目の交通機関です。MSTはまた、大都市圏外に位置する公共交通システムとして運賃のタッチ決済を導入する米国で初めての交通機関であり、非接触決済が、カスタマー・エクスペリエンスの向上を目指すあらゆる規模の交通機関に適していることを証明しています。
ビザのシニアバイスプレジデント兼北米製品責任者のブライアン・コールは、次のように述べています。「ビザは、さまざまな交通機関の乗客のニーズに応える運賃支払いの選択肢への適格性とアクセスを拡大することの重要性を認識しています。MSTとカルトランスとのこの取組みは、開かれた非接触決済がいかに州全体の乗客と公共交通事業者に利益をもたらす革新的で公正な運賃ポリシーをサポートできるかを示しています。」
タッチ決済をするMST乗客は「運賃上限」の恩恵を受け、1日を通して同じカードまたはモバイル・ウォレットで支払いをする限り、1日当たり10ドル以上を支払うことがないようになっています。MSTのバスフリート全体でのタッチ決済方式は、カリフォルニア統合交通プロジェクト(Cal-ITP)の最初の非接触決済の実証となります。これは、全体で年間約13億件の乗客の移動を担う300社以上の交通機関2のサービス提供を受ける4000万人のカリフォルニア州住民のために、移動をさらに簡単で費用対効果の高いものにすることを目的とするカルトランス主導のイニシアチブです。
モントレー・サリナス・トランジットのゼネラルマネジャー兼最高経営責任者(CEO)のカール・セドリックは、次のように述べています。「私たちは、すべての乗客にサービスを提供し、使いやすく便利な新しい方法をもたらすことに取り組んでいます。非接触の運賃支払いシステムを利用できることは、柔軟性の向上を意味しており、ビザとカルトランスと協力して、私たちのコミュニティーにタッチ決済の一層の利便性と安全性のメリットをもたらせることをうれしく思っています。」
MSTの実証を実現
ビザ・ソリューションの1つであるサイバーソースと、公共交通機関に焦点を当てた決済プラットフォームのリトルペイ、そして交通切符発券と自動料金収受のスペシャリストであるSCソフトは、MSTの実証を実現する上で極めて重要な役割を果たしてきました。サイバーソースのプラットフォームは、大量輸送分野における非接触ソリューションの迅速な市場展開を促進し、充実した一連の支払いおよび不正管理ツールと、パートナーおよびアクワイアラーの広範なネットワークを提供しています。サイバーソースは、ブランドに依存しない公共交通に適合した処理ソリューションを提供し、事業者に向けてデジタル決済の円滑な実施を可能にすると同時に、不正からの保護をサポートしています。リトルペイは、運賃の上限を設定し、頻繁に乗車する人々に最もお得な料金を保証する機能を含む、大量輸送の取引処理を提供しています。SCソフトは、世界中の交通機関に向けた切符発券および自動料金収受ソリューションを専門とするシステム・インテグレーターです。
サイバーソースのバイスプレジデントのフェルナンド・ソウザは、次のように述べています。「サイバーソースは、Cal-ITPのパートナーが州全体でコミュニティー内の公共交通アクセスを向上させるサポートをすることを楽しみにしています。公共交通事業者の間には、これらのソリューションの採用への強い切迫感があります。私たちは、接触のないタッチレスの体験が普及している世界で、安全でシームレスな非接触ソリューションを強化することに注力しています。」
カルトランスのトックス・オミシャキン局長は、次のように述べています。「公共交通利用への障壁を取り除くことは、Cal-ITPの意義を明確に示しており、この非接触決済の実証開始は、カリフォルニア州全体での今以上に簡単で公平な公共交通システムに向けた重要な一歩を表しています。」
簡単で安全なタッチで必要な物の支払いができることを認識する消費者が増える中、非接触決済の採用は米国で拡大を続けています。米国では、対面のビザ取引の10件に1件がタッチで行われており、パンデミックの開始当初から2倍以上に増加しています。これは、迅速な非接触決済体験に対する消費者の選好が高まっていることを示しています。
ビザについて
ビザ(NYSE:V)は、デジタル決済で世界をリードしています。その使命は、安全で信頼のおける革新的な決済ネットワークで世界を結び、消費者、企業、経済全体に利便性をもたらすことです。当社の高度な世界的処理ネットワークのVisaNetは、安全で信頼性の高い決済手段を世界で提供し、毎秒6万5000件を超える取引を処理する能力を備えています。当社の技術革新に対する献身は、端末を問わず利用できるコネクテッド・コマースの急速な成長を推進し、あらゆる人、あらゆる場所のためのキャッシュレスの未来という夢の実現を後押しています。世界規模でアナログからデジタルへの移行が進む今、ビザは当社のブランド、商品、人材、ネットワーク、スケールを活用して、商取引の新たな未来を切り開きます。詳細情報については、About Visa、VisaのBlog、@VisaNewsをご覧ください。
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2カルトランス、2018-2019年度
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