フロリダ州サラソタ郡でのエバーブリッジ緊急事態管理(CEM)ソフトウエアの迅速な導入の直後、全ウェストバージニア州規模の契約を受注。サラソタ郡ではCOVID-19ワクチン接種の受け付けを開始して最初の1時間で5万人の住民の登録を実現し、「大きな飛躍的前進」として報告される



米マサチューセッツ州バーリントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 緊急事態管理(CEM)の世界的リーダー企業のエバーブリッジ(NASDAQ:EVBG)は本日、当社のCEMプラットフォームを拡張したCOVID-19 Shield™:ワクチン・ディストリビューション(COVID-19 Shield™: Vaccine Distribution)を発表しました。これはコロナウイルスワクチンを開発、製造、輸送、配布、規制、管理する組織を網羅的に支えることができるよう、リスクの洞察的知見、物流の把握、ワクチン予約管理の機能を提供するものです。またこの製品は、各国政府が特殊なニーズを抱える脆弱な人々を含む全住民を対象として、ワクチンの調整、連絡、配布を促進できるよう、単一の統一プラットフォームを提供します。エバーブリッジは、当社のの大型採用として、ウェストバージニア州の全住民フロリダ州サラソタ郡など、さまざまな自治体や組織のデジタルワクチン配布システムを強化すべく、当社のCEMプラットフォームの導入を発表しました。


ウェストバージニア州のジム・ジャスティス知事は、州民向けの最近の記者会見で次のように述べています。「当州はエバーブリッジと提携しました。エバーブリッジは各州が火災、洪水、ハリケーンが発生したときに市民に連絡できるよう支援していますが、今回は連邦政府からワクチンを入手できるようにするための調整を支えてくれています。当州は、この新しいワクチンスケジューリングシステムを稼働させる最初の州となります。エバーブリッジは1週間でこれを起動できるよう支援してくれました。」


米国では、医療専門家によれば、「1日当たり100万件の投与ペースでは、このウイルスを2022年のどこかの時点までには押さえ込めないでしょう」。最近の調査では、米国人の10人に6人がワクチンを接種できる日時と場所を知らないことも明らかになっています。さらに、この種のワクチンを短期間に国中で移動させる物流は、特にコールドチェーンモニタリングの決定的重要性を考えると、大きな課題をもたらします。


ジャスティス知事は次のように付け加えました。「本システムは住民の情報を直接的に取り込む機能を[住民に]提供し、ワクチンを接種できるようになる日時と場所を住民に連絡できるよう、ワクチンを入手できる時期の調整に役立ちます。住民は登録後に本システムに登録されたことを確認するメッセージを受け取り、当州は定期的に更新情報を住民に送信します。本システムは、電子メール、テキストメッセージ、電話による通信が可能です。どの方法でワクチンの入手可能性について連絡してもらいたいかに関係なく、[エバーブリッジは]住民がまさにそれを確認できるようにします。」


米国疾病予防管理センター(CDC)は最近の指針で、「世界的流行病の間は、承認済みワクチンの効率的で迅速・公平な配布と投与が極めて重要である」と指摘しています。エバーブリッジの新しいCOVID-19 Shield™:ワクチン・ディストリビューション・ソフトウエアが連邦政府、州政府、地方自治体、さらには企業や医療システムに提供する新機能は、他の同時発生している緊急事態の中でワクチンサプライチェーンの管理を向上させ、ウイルス拡散のリスクを分析し、運用上の混乱を回避することに加え、導入が容易なソフトウエア統合機能によって従業員と市民への円滑なワクチン配布を保証するものです。


政府にとって、エバーブリッジの製品により、州・市・郡の指導者は迅速な対応で、住民全体の連絡を調整し、予約の登録と登録の確認を自動化して、ワクチンの入手可能性を追跡しながら、適切な施設へのワクチン出荷を確実に行って使用不能になることを防ぎ、市民が長い待ち時間とコールセンターでの問題を回避できるように予定してもらうことが可能です。


フロリダ州サラソタ郡は、極端な累積需要に加え、ワクチンについての連絡、スケジューリング、配布を支えるための技術の必要性を示す形で、エバーブリッジのワクチン配布ソフトウエアを活用して、接種の受け付けを開始して最初の1時間で5万人の住民がCOVID-19ワクチンの登録ができるようにしました。これは「大きな飛躍的前進」として報告されました。サラソタ郡の緊急サービス担当ディレクターを務めるリッチ・コリンズ氏は、「私たちはエバーブリッジを利用して、地域でのワクチン配布を調整しています。このシステムはこのプロセスの追跡と優先順位付けを支援するものですが、これにより私たちは脆弱な住民や第一線の従事者に貢献できます」と述べています。


エバーブリッジのデビッド・メレディス最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちは、ジャスティス州知事とウェストバージニア州が効果的なワクチン配布を通じ、市民の一層の安全と市民への正確な情報提供を維持するための最優良事例を適用することにリーダーシップを発揮したことを称賛します。この公衆衛生上の危機を一層早く解決することで、経済を完全に再開してすべての州、人々、企業にとっての改善をもたらす政府の能力が引き出されます。エバーブリッジの緊急事態管理ソフトウエアプラットフォームの対象を拡張してワクチン配布を含めることで、政府、医療、あらゆる種類の企業がこの決定的に重要なワクチンの大規模配布の最中に、物流を自動化し、必須の連絡を維持するとともに、人々の安全を保つための新しい方法が生まれます。」


エバーブリッジのCOVID-19 Shield™:ワクチン・ディストリビューションにより、企業のお客さまは予防接種を受けた従業員の数を調整し、予防接種の状況に基づいて人の密集度とオフィスビルへのアクセスを管理するとともに、従業員が疾患の兆候を報告したときにタイムリーなアラートを受け取ることで従業員と訪問者を保護するための迅速な対応を取ることができます。


ガーネット・ヘルスケアの最高経営責任者(CEO)で共同創設者のライアン・フェリス氏は、次のように述べています。「ガーネット・ヘルスケアは、広くバーモント州、ニューヨーク州、マサチューセッツ州で移動式のCOVID検査と治療サービスを提供しています。当社は、ニューイングランド地方で患者さん向け物流、治療の調整、臨床診断のサービスを医療機関、企業顧客、政府機関に提供しています。エバーブリッジのCEMプラットフォームによって、当社の臨床物流に対する脅威の状況認識が可能となりますが、こうした脅威はこれらの極めて重要なサービスを妨害ないし遅延させる可能性があるものです。さらに、このプラットフォームは、当社が検査プロセスと患者さんのフォローアップを管理することに役立つ調整サポートを提供するため、エンドツーエンドの臨床サービスを支えることができます。」


エバーブリッジの新しいCOVID-19 Shield™:ワクチン・ディストリビューション・ソフトウエアソリューションには、本スイートの多様なCEM機能の一部として、次の機能が含まれています。



  • 機能強化したCOVID-19リスクフィード:新しいウイルス株の出現やワクチン関連のインテリジェンスなど、リアルタイムの必須情報を提供。


  • 危機管理モジュール:ワクチンの輸送、取り扱い、投与を追跡、記録、監査


  • ワクチン配布物流サービス:状況認識機能を提供することでワクチンのサプライチェーン管理を改善


  • カスタマイズ式従業員調査:従業員がワクチンを接種したかどうかの確認に役立つ


  • 予約管理ツール:ワクチン投与のスケジューリング、追跡、連絡の管理に役立つ


  • スマート・オーケストレーション中の即使用可能なワークフロー:ワクチン接種予約のフォローアップなど、配布管理の改善に役立つ


ジャクソン・ヘルス・システムの公安担当シニアディレクターであるマーク・アプリリアーノ氏は、次のように述べています。「エバーブリッジは、公共部門と民間部門の間の足りないところを補うことに貢献しています。ワクチンのサプライチェーンに対する脅威は配布を妨害ないし遅延させる可能性があるものですが、同社のCEMプラットフォームはこうした脅威に対する状況認識の機能を提供します。また、このサプライチェーンの全関係者に共通の運用状況を知らせることで、製造からワクチン接種時までを把握して、調整の取れた活動ができるようにします。」


ワクチンの大規模接種における配布と管理の最優良事例については、エバーブリッジと元米国食品医薬品局長官のスコット・ゴットリーブ医師によるディスカッション「世界的流行病の終焉:ワクチン配布の成功」にご参加ください。このディスカッションは2021年1月27日(水曜日)午前11時30分(東部標準時)に開始します。


エバーブリッジについて


世界的ソフトウエア企業のエバーブリッジ(NASDAQ:EVBG)は、緊急事態に対する組織の業務応答を自動化・加速化する企業向けソフトウエア・アプリケーションを提供して、人々の安全を守り、事業を継続できるようにしています。例えば、銃乱射、テロ攻撃、深刻な悪天候といった公共安全に対する脅威のほか、IT障害やサイバー攻撃、そして製品リコールやサプライチェーンの中断といったビジネス上の危機的な事象が発生した場合、世界中の5400社以上の顧客が当社のCritical Event Management Platformを頼りにしています。このプラットフォームにより、素早く信頼できる方法で脅威データを集約・評価し、危険にさらされている人々や支援できる初期対応要員の位置を特定し、セキュリティーが確保された配信方法を通じて、100種類以上のさまざまな通信デバイス向けに既定の通信プロセスを自動的に実行し、対応計画の進捗具合を追跡できます。エバーブリッジは米国最大10都市のうち8都市、米国に拠点を置く最大の投資銀行10社のうち9社、北米で最も発着便数が多い空港50カ所のうち47カ所、世界最大のコンサルティング企業10社のうち9社、世界最大の自動車メーカー10社のうち8社、米国最大の医療機関10組織のうち9組織、世界最大のテクノロジー企業10社のうち7社にサービスを提供しています。エバーブリッジはボストンを拠点とし、世界の20都市にオフィスを構えています。詳しい情報については、www.everbridge.comをご覧ください。


将来見通しに関する記述についての注意事項


本プレスリリースには、1995年民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の意味における「将来見通しに関する記述」が含まれており、そうした記述には緊急通信アプリケーションおよびエンタープライズ安全アプリケーションと当社の事業全般について予想される機会や成長傾向、当社の市場機会、当社製品の販売についての予想、市場リーダーシップを維持し、当社が顧客獲得を競う市場を拡大するという目標、財務業績に対して予想される影響が含まれますが、これらに限定されません。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの発表時点でなされたもので、現在の期待、見通し、予想、予測のほか、経営陣の考えや想定に基づいています。「期待する」、「予想する」、「すべきである」、「考える」、「目指す」、「予測する」、「目標」、「推定」、「可能性」、「予見」、「かもしれない」、「するだろう」、「できるだろう」、「意図する」といった言葉やその変化形、否定形、類似の表現は、将来見通しに関する記述であることを示すために使用されています。将来見通しに関する記述は多数のリスクや不確定要素の影響を受けますが、その多くは当社が制御不能な要因や状況が関連しています。当社の実際の結果は、多数の要因により、将来見通しに関する記述で表明・示唆された内容と大きく異なる可能性があります。そうした要因には、当社の製品およびサービスが意図した通りに機能して顧客の期待を満たす能力、買収する事業や資産を首尾よく統合する当社の能力、新規顧客を引き付けて既存顧客への売上高を維持および増加させる当社の能力、Mass Notificationアプリケーションや当社のその他のアプリケーションの売上高を増やす当社の能力、ターゲットを絞った関連性の高い緊急通信アプリケーションの市場および関連した規制環境の動き、当社の市場機会に関する見通しと市場成長に関する予測が不正確である可能性、当社がこれまで一貫して利益を上げておらず、将来に利益を達成できなかったり維持できなかったりする可能性、新規顧客の長く予測不能な販売サイクル、当社事業の性質によってさらされる本質的な責任リスク、優秀な人材を引き付け、統合、維持する当社の能力、当社のチャネル・パートナーや技術パートナーと良好な関係を維持する当社の能力、当社の成長を効果的に管理する当社の能力、競争的圧力に対応する当社の能力、個人を特定できる情報のプライバシーおよびセキュリティーに関連した責任を負う可能性、知的財産権を保護する当社の能力、そして米証券取引委員会(SEC)に提出した書類に詳しく記載されているその他のリスクなどがあり、SECへの提出書類には、2020年2月28日に提出した2019年12月31日終了年度のフォーム10-Kの年次報告書が含まれますが、それに限定されません。このプレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点の当社の見解です。当社は、新たな情報や将来の出来事、その他のどのような理由であれ、いかなる将来見通しに関する記述を更新または改訂する意図もなく義務も負いません。これらの将来見通しに関する記述は、プレスリリース発表後の当社の見解を表しているものとして依存すべきではありません。


エバーブリッジのすべての製品は、米国およびその他の国々におけるエバーブリッジの商標です。言及されているその他すべての製品名と社名は、それぞれの所有者の財産です。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 エバーブリッジがウェストバージニア州全体でのワクチン配布に向けた導入事業を受注、エバーブリッジ製ソフトウエアによって政府・病院・企業はCOVID-19ワクチンの迅速な配布と連絡を調整可能に