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南アフリカの全国民が利用できるように銀行サービスの拡大に傾倒するTymeBankは、250万人以上の顧客に安全でスムーズな銀行体験を提供すべく、革新的なデジタル技術を積極的に活用しています。アイデミアとの緊密な協力の下、TymeBankは一貫して月当たり約12万人のカスタマーオンボーディングをこなしており、一連のセキュアな銀行サービスが継続的に顧客に提供されるよう絶えず尽力しています。
アイデミアは拡張された本人確認技術の世界的リーダー企業として、消費者が日常的な銀行サービスを利用できるよう、信頼のおける環境を提供してきた実績を誇ります。生体認証などの革新的な技術ソリューションを活用し、世界中の人々のために本人確認の検証とセキュアな取引を実現し続けています。
それぞれの分野のリーダー企業であるTymeBankとアイデミアの両社は今回、セキュアで利便性の高い形でデュアルインターフェースチップカード(EMVi)を顧客に提供すべく、協力します。今年行われた調査によると、南アフリカの回答者の75%が衛生上の理由を挙げて非接触決済に移行しています1。販売時点(POS)でのセキュアな取引を促進するEMVカードは、消費者にとって安全で非接触の決済体験を支えるものでもあります。非接触決済を選択する消費者の増加を背景に、ホリデーシーズンが間近に迫った今、この取引手段の重要性がますます高まることになります。Covid-19という世界的流行病の発生を受け、前述の調査では南アフリカの回答者の89%が非接触決済の選択肢を利用する方が望ましいと答えています2。
TymeBankのデビットカードは、国内各所にあるピックンペイiiおよびボクサーiiiの店舗に設置されたセルフサービス方式のキオスク端末で発行されます。TymeBankの顧客は、各自の都合の良いときに、有効な南アフリカ国民ID番号による本人確認が無事に完了すると、口座を開設し、銀行カードを受け取ることができます。本人確認手続きは、なりすまし詐欺防止のために重要な手順であり、今回の世界的流行病の発生以来、なりすまし詐欺により、南アフリカの経済に10億ランド以上3の損害が発生していると推定されています。
TymeBankの営業・サービス責任者のチェスリン・ジェイコブスは、次のように述べています。「TymeBankは、2019年2月の設立以来、250万人のカスタマーオンボーディングを完了し、また重要な節目を達成しました。TymeBankは当行の銀行サービスをシンプルでセキュアなものにしており、お客さまはこうしたサービスに価値を見いだしています。アイデミアとの提携はお客様にとってのメリットにつながるもので、セキュアで利便性の高い形で安全な決済を実現する非接触EMV銀行カードをお客さまに提供できるようになります。このことは南アフリカのすべての人々が銀行サービスを確実に利用できるようにするという当行の企業精神を忠実に実践するものです。」
アイデミアは、本人確認技術のリーダー企業であるだけでなく、金融機関に信頼されるパートナーでもあり、各国の銀行と協力して、同国初の横長金属製カードなど、革新的な決済向け商品を投入しています。アイデミアは最先端のフルサービスのカード個別化センターとして南アフリカ最大のセンターをヨハネスブルクに置いており、銀行カードが安全かつ迅速に消費者に届け、消費者の日常の取引ニーズを満たすことができるよう、南アフリカの諸銀行と10年以上にわたり緊密に協力してきました。
アイデミアの金融機関担当シニアバイスプレジデント(MEA)のJulia Schoonenbergは、次のように述べています。「私たちはTymeBankが当社と当社のソリューションに信頼を置いてくださり光栄に思います。セキュアな決済技術の世界的リーダー企業であるアイデミアには、物理的分野とデジタル分野の両方で銀行業界のお客さまと協力してきた確かな実績があります。TymeBankは南アフリカのさらに多くの人々のために利便性と決済セキュリティーを向上させるという使命を持っていますが、その支援ができることを誇りに思います。」
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アイデミアについて
拡張された本人確認技術の世界的リーダー企業であるアイデミアは、市民や消費者が日常の重要行為(支払い、つながり、旅行など)を物理的な世界でもデジタル空間でも行えるよう、信頼のおける環境を提供しています。
私たちが暮らす現代の社会において、アイデンティティの保護は、今や欠くことのできない重要な事柄となっています。拡張された本人確認(個人情報保護と信頼を確保してセキュアで真性で検証可能なトランザクションを保証する本人確認)を支持する立場に立ちながら、当社は個人が対象かモノが対象かを問わず、セキュリティーが重要となる場合は時間と場所に関係なく、私たちの最大の資産の1つである本人確認情報を思考、生産、使用、保護する方法のあり方を塗り替えます。当社は、金融、通信、本人確認、公共セキュリティー、IoT分野の国際的顧客に対して拡張本人確認を提供しています。世界で1万5000人近い従業員を擁するアイデミアは、180カ国の顧客にサービスを提供しています。
詳細については、www.idemia.com /をご覧ください。ツイッターで@IDEMIAGroup をフォローしてください。
TymeBankについて
TymeBankは、南アフリカ初のデジタル銀行です。当行の株式の過半数を、パトリス・モツェペ氏のUbuntu-Botho Investments系列のARCファイナンシャル・サービシズ・ホールディングスが保有しています。TymeBankは支店を持たず、当行のコアバンキングシステムはクラウド内にセキュアにホスティングしています。これにより、諸経費を削減して、大幅なコスト削減をお客さまに還元しています。TymeBankはピックンペイおよびボクサーとの販売提携を通じて、国内各地の店舗にキオスク端末を設置しています。お客さまはこうしたキオスク端末で5分もかからずにFICA準拠の銀行口座を開設できます。書類の記入も必要ありません。口座を開設すると自動的にスマート・ショッパー(ピックンペイのポイントプログラム)のメンバーとして登録され、TymeBankカードを使ってピックンペイ店舗で買い物をすると2倍のスマート・ショッパー・ポイントを獲得できます。TymeBank独自のGoalSaveツールを利用すると、お客さまは最大で年8%と高い預金金利の適用を受けることができます。詳細については、www.tymebank.co.zaをご覧ください。
1https://www.bizcommunity.com/Article/196/706/203659.html
2https://www.bizcommunity.com/Article/196/706/203659.html
3https://www.cbn.co.za/featured/identity-fraud-costs-sa-over-r1-billion-during-covid-19/
i EMV — ユーロペイ(Europay)・マスターカード(Mastercard)・ビザ(Visa)のこと。コンピューターチップ搭載カードの世界規格で、チップカード取引の認証に使用される技術。多数の大規模なデータ侵害事例や偽造カード詐欺の急増を受け、米国のカード発行会社はこの新技術に移行して、消費者を保護し、詐欺による被害を削減している。https://www.creditcards.com/credit-card-news/emv-faq-chip-cards-answers-1264/
ii ピックンペイ – 1967年創業の南アフリカの小売事業者で、現時点で国内各所に1500店舗を所有。https://www.pnp.co.za/about-us/history
iii ボクサー – 1977年創業の南アフリカのディスカウントストアチェーンで、現時点で国内各所に300店舗以上を運営。https://www.boxer.co.za/company-history/
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