台湾・台北--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 馬祖島の芹壁村とCOVID-19の風景をとらえた写真がそれぞれ、写真コンテストの「愛古蹟」(歴史的建造物への愛)カテゴリーと「集記憶」(記憶の収集)カテゴリーの最優秀賞として、文化部(MOC)により選ばれました。




このコンテストは、文化部の国家文化記憶庫計画とウィキ・ラブ・モニュメント(史跡への意識向上を図る国際写真コンテスト)の共催で開催され、今年は2000件を超える応募がありました。


「集記憶」カテゴリーの最優秀作品はマスク姿で街ゆく人々の写真となりました。今年の公衆衛生のテーマを反映し、COVID-19危機をとらえたものです。「愛古蹟」カテゴリーで審査員を魅了した写真は、台湾の離島、馬祖列島にある芹壁村の建築物の美しさと文化、歴史、生活様式を示しています。


第2位と第3位を獲得したのは、歴史ある十三層遺跡と金瓜石の水圳橋の写真です。2点の写真は、産業の価値と民俗文化を物語り、台湾の自然の風景を映し出しています。


受賞作品に加えて、永成戯院、北埔の姜氏家廟、新港奉天宮、阿根納造船廠、花蓮の吉野神社鎮座紀念碑、蘭嶼の野銀村、台北機廠を被写体とした7点の写真が、台湾を代表してウィキ・ラブ・モニュメント国際写真コンテストに参加します。


「愛古跡」カテゴリーの受賞作品はウィキペディアにアップロードされ、国家文化記憶庫に収蔵されます。また、これらの写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスにより、オンラインで誰もがアクセスできるようになります。


台湾の公衆衛生のテーマの下、「集記憶」カテゴリーの受賞作品は台湾の伝統医療、現代医療、民俗信仰を表すものとなりました。第2位のポリオに苦しむ子どもたちの療養施設で撮影された集合写真は、この病気に冒された子どもたちの姿を通じて、台湾でのポリオ流行の記憶を伝えるものです。


第3位の宗教儀式に参加する人々の姿を見事にとらえた写真は、台湾の伝統医療への信仰と価値を物語っています。


文化部はこの写真コンテストを通じて、台湾の日常の暮らしを記録することに対して、世間の人々の関心が集まることを願っています。10月17日に開設された国家文化記憶庫ウェブサイトは、台湾の文化知識を確立する役割を果たしていきます。


「国家文化記憶庫」公式ウェブサイト:http://memory.culture.tw/


「台湾文化記憶写真コンテスト」公式ウェブサイト:https://memorybank.culture.tw/event/zh-tw


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Name: 陳彥碩 Jens Chen

Email: starletgazer@moc.gov.tw
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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 台湾文化記憶写真コンテストの受賞作品を公表